『さよならインターネット-まもなく消えるその輪郭について-』を読んで:そんな時代で僕たちは何を考えて何をするべきなのか?

「さよならインターネット」

このワードだけを捉えると、インターネットの寵児である家入さんがインターネット業界を去るのではないかという思ってしまうだろう。

しかし、読んでみると、そのような内容ではなく、「昔のインターネット」と「今のインターネット」の定義が変わってきているという内容を伝えている。

sayonara-internet-ieirikazuma

今回は、『さよならインターネット-まもなく消えるその輪郭について-』を読んだ感想と、インターネット時代において、何を考えて、何をする必要があるのかを考えたい。

 

『今のインターネット』は輪郭が曖昧になった

『昔のインターネット』と『今のインターネット』を比較してみる。

『昔のインターネット』は、インターネットに接続することで、様々な情報にアクセスができるし、そして人とも繋がることができる。

この点に関しては、『今のインターネット』と類似している、むしろ以前よりも情報量は圧倒的に多く、それにアクセスするスピードも速い。

様々なサービスが誕生したことで、快適な生活ができることは事実でしょう。

 

では、何が違うのかというと。

昔のインターネット

  • 接続における「ON」「OFF」がはっきりとしていた
  • 知りたい情報がたくさん詰まった世界
  • 個性を活かしながら、いろいろな繋がりを持つことができる空間

 

今のインターネット

  • 常時接続、無線接続、IoTによってインターネットと日常生活の境目がなくなった
  • 情報量が過多のため、ニュースキュレーションなどのアプリによって最適化(=取捨選択)されている
  • 偶然性がなくなった

現在の方が、情報量が豊富であり、たくさんの情報を入手することができる。

しかし、それはアプリなどで最適化(=取捨選択)されていて、言い換えれば、自分の好きな情報しか入ってこない状態なのだ。

 

例えば、FacebookやTwitterなどのSNSを考えてみても分かる。

自分がフォローしている人が投稿した内容がタイムラインに流れるが、フォローしている人が自分と似ている人ならば、投稿する内容や気になる情報なども似ているということになる。

 

したがって、社会全体的にみてポピュラーなニュースが、自分は知らないという状態が起きる。

つまり、個人が触れる世界だけを見れば、欲しい情報が手に入りやすくなったが、ムダが排除され、インターネットがどんどん縮小されているということ。

家入さんは、この現象について「輪郭」を失いつつあると考えていて、その「輪郭」を取り戻すための行動を意識することを勧めている。

 

「輪郭」を取り戻すためにすべき行動とは?

「輪郭」を取り戻すために、家入さんは以下の方法を紹介している。

  1. 外に出る、いろんな人に会ってみる
  2. 本屋に行ってみる

エクスターネット的な世界に飛び込むということで、外の世界との繋がりを意識的に持つことの重要性を述べている。

いつもと違った行動、いつもと違った人に逢ったり、様々な経験をすることで「偶然性」を求めていくということ。

 

これからのインターネット時代はどうなっていくのか?

  • 大量生産・大量消費経済からシェアリング・エコノミーへ
  • 評価経済の到来

Airbnbなどのシェアサービスが登場することで、「所有」から「共有」の時代へと移行している。

今までは、高級品などの高付加価値商品に対する需要は高かったが、「モノ」から「コト」消費への移行することで、違ったニーズが生まれるのは必然ではないでしょうか。

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
0

ビッグデータ時代の到来によって、蓄積するデータの活用がマーケティング戦略の成功に左右するだろう

スマホ経由でのWebサイト訪問率60%になったことで何が必要になるのか?』では、日本企業サイトに訪問する全体の60%がスマホ経由であることを紹介しました。

スマホ経由でのインターネット利用というものは、世界的にも加速していて、今回は各国のスマホ経由でのインターネット利用率の紹介。

そして、全てがインターネットにつながっている時代において、これからどんなことが重要になってくるのかということを考えたいと思います。

 

スマホ経由でのインターネット利用率は68%に!!

Zenithの調査によると、世界60カ国での2016年のスマホ経由でのインターネット率は68%だったとのこと。

ちなみに、

  • 2012年:40%
  • 2017年:75%
  • 2018年:79%

2018年には79%までに拡大するという予測を打ち出している。

単純に考えると、2016年の数値はというと、2012年の数値と比べて70%という成長率なのだから、成長率の大きさが分かります。

それでは、各国のスマホ経由でのインターネット利用率はというと。

internet-user-rate

2018年における、インターネット利用率を成長率を考えてみると、以下のようになるとのこと。

2018-internet-user-rate

 

2018年のスマホ普及率は63%に!!

あらゆることがスマホでできる社会になっている中で、さらにスマホの普及率は上昇していくでしょう。

2012年における、スマホの普及率は23%に過ぎなかった。

しかし、2016年においては56%と4年間で2.4倍に増えています。さらに、2018年には63%にまで高まると予想されている。

 

次に、各国のスマホ普及率を見てみる。

smartphone-rate

アイルランドでは90%を超えた結果となった。

先進国ではスマホの利用者数は着実に増えているが、それ以上に新興国での利用率の上昇は凄まじいものがあると思います。

その背景には、中国製品の格安スマホが世界中に流通しているからです。

まだまだ社会インフラが十分に整備されていない地域でも、スマホやインターネットを利用するための基地局などが次々と建てられて、世界中と繋がっている。

2016年のスマホ普及率が63%だから、およそ40億人がスマホを持っているということになる。

 

『スマホ革命』が起きる中で、既存産業への影響なども出始めている。

日本では、新聞朝刊とネットニュースの閲覧率が同水準になったとのこと。

 

まとめ

あらゆるモノがインターネット経由になるのだから、ビッグデータを取り扱ったマーケティング戦略が重要になるのは必然。

IDCの調査によると、2016年の世界におけるビッグデータ市場規模は、約13兆円。

そして、日本は1200億円規模だが、2020年には3000億円規模になると予想されている。

bigdata-market

「誰が」「いつ」「何を」「どのようにして」という要素がデータによって汲み取ることができる時代。

潜在的需要も見える化されていくだろうし、ビッグデータによってそれを見える化して、企業活動をする重要性を再確認しました。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
0

スマホ経由でのWebサイト訪問率60%になったことで何が必要になるのか?

アドビの調査によると、日本の上位20%のスマホ経由でのWebサイト訪問率は、60%に達したとのこと。

今や、あらゆる場面でスマホを使っている事実を踏まえると当然の結果なのかもしれない。

smartphone-analytics

他の国の分析結果を考えても、スマホ経由でのWebサイト訪問率が高いことがわかる。

今後は、中国製の安価なスマホが世界中に流通することで、新興国でもこの数値は上昇していくだろう。

 

この数字を踏まえて、スマホ経由でのコンバージョン率を考えてみる。

日本における、スマホ経由でのコンバージョン率は3%という結果だったという。

 

例えば、100人いる中で、スマホ経由でWebサイトに訪問したのが60人。

そして、その60人のうちの2人がサービスに興味を持って購入したり、次の行動に移ったということになる。

 

この数字が高いのか、低いのかは主観になってしまうが、このことから2つことが言えるのではないかと思った。

  1. マーケティングにおいて、(膨大な)データを扱うことは必須
  2. マーケティング=新規顧客獲得ではなく、マーケティング=顧客体験の向上という考え方を持つ

今後、あらゆるモノがインターネット化し、何らかの販促活動などが目的であるなら、必ずデータを集計し、その集計したデータから「何が言えるのか」「だから何なのか」「それに対する行動はどうするのか」という点について考える必要がある。

 

また、僕は、Webの役割は3つの側面があると考えている。

  1. 集客させる
  2. コンバージョンさせる
  3. リピートさせる

だから、大前提にあるのが「集客」というポイントであるから、それに対するPDCAを回すことになる。

しかし、新規顧客の獲得だけでなく、インターネットを活用した顧客体験の向上(カスタマーエクスペリエンスの向上)を考えることも重要になるのではと考えた。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
0

メディアドゥが本の要約サービスであるフライヤーを子会社化:スマホ時代だからこそ「テキストコンテンツ」の重要性が上がると思う

今日気になったニュースを取り上げたいと思います。

デジタルコンテンツなどの配信を手掛けるメディアドゥが本の要約サービスを提供するフライヤーを子会社化することを発表した。

メディアドゥは、マンガの電子書籍流通を推進するとともに、ビジネス書などの電子書籍の流通事業を行なってきた。

一方で、フライヤーは「本の内容を10分で」というコンセプトのもと、本の要約サービスを提供してきた。

2013年にサービスを開始してから、現在のサービス利用者数は7万人に上る。

メディアドゥが今まで培ってきた、流通としてのネットワークとフライヤーのコンテンツ力によって、相乗効果が期待できると考えました。

 

2015年度の電子書籍市場規模は1584億円。2020年度には3000億円規模に

インプレス総合研究所の調査によると、2015年度における電子書籍市場規模は1584億円(前年比25.1%増)。

2020年度には3000億円規模になると予想され、その規模は2015年度の1.9倍になるということです。

e-book

 

スマホの登場で時間の「細切れ化」が発生する

それと合わせて、スマホとインターネットの普及に伴い、時間の「細切れ化」が起きていると感じます。

例えば、LINEやFacebookのメッセンジャーなどから連絡がきて、返信しなければならない。ましては、グループメッセージであるならば、流れる情報量も格段に増えることで、こまめにスマホを覗き込んで、状況を確認しなければならないでしょう。

そうすることで、「まとまった時間」というものが取りづらくなると予想されます。

 

そこで重要になってくるのが、フライヤーのようなテキストコンテンツです。

テキストコンテンツの利点は、自分のペースで情報をインプットできること。

好きな時間に情報をインプットできるし、重要な箇所だけを切り取って、インプットすることも可能。

今の時代にマッチしたコンテンツになっていくと考えられます。

 

フライヤーの利用者数はまだ7万人ということですが、原因は本や数百ページ読まなければ本ではないといういったような固定観念があるためだと思います。

重要なのは読むことではなく、インプットした要素のアウトプット。

固定観念が崩れる時、爆発的に伸びて、本の概念すら変えるのではと思いました。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
0

売れるECサイトを作るために必要なマーケティング3つのポイントとは?

集客がうまくいかない

コンバージョン率が低い

などサイトを運用している方々は、多くの課題・問題を抱えていると思います。

そこで、売れるネット広告社の加藤公一レオ氏「売れるECサイトにするためのマーケティング戦略」を紹介したいと思います。

これは、かなりシンプルで、分かりやすい。

インプットしてから、行動に移しやすいと思います。

 

売れるECサイトを作るために必要な3つのマーケティングポイントとは?

加藤氏は、多くのナショナルクライアント向けに、広告運用コンサルティングなどを行なってきたデジタルマーケティングのスペシャリストだ。

加藤氏は、売れるECサイトを作るためには、3つのルールがあるという。

ec-marketing-howto

1つ目は、広告などを通じて、潜在顧客を効率良く獲得するということです。

つまり、レスポンスを高めるということ。

「レスポンス」を高める最大のポイントは、リスティングなどの広告の遷移先を、ECサイトのトップページではなく、商品専用のLP(ランディングページ)にすることです。

購入前に、ユーザー側に多くの選択肢を与えることで、ユーザーを困らせてしまう。

そうすることで、離脱率が上がってり、コンバージョン率が下がる原因になるということ。

商品専用のLPを作ることで

  1. 選択肢を1つに絞ってあげる
  2. 問題提起型のページにし、「現状」「課題」「商品(解決策)」「申し込みフォーム」という導線を作り出す
  3. ファーストビューは、「キャッチコピー」「商品写真」「申し込みフォーム」の3つ
  4. 初回の購入ハードルを下げるために、購入までの段階を極限にまで引き下げること

 

2つ目は、「引上」の効率をあげるということ。つまり、潜在顧客を既存顧客へと変える仕組みを作ることです。

まずは、本商品を購入させるのではなく、「お試し品」を購入させる導線を作り、ハードルを下げる。

次に本商品を購入させるという「ツーステップマーケティング」で考えるべき。

 

3つ目は、リピート率の向上。

SNSなどを利用することで、一人一人のユーザーに対して、アプローチ・フォローをかけることができる。

ここで重要なのは、「個人宛の手紙」という要素を出すということ。

LINE、Facebookなどが登場したことで、個人情報とアカウントを紐付けできる環境が整っているし、こういったSNSを利用することで、データが溜まっていき、次のマーケティング戦略を考える上でも役立つでしょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
0

Webでのブランディングの秘訣はユーザーに「良い体験」を提供できるかどうか

ブランド力を高めたい

Webを使ったブランディングを実践したい

そもそもブランド力を高めるためにはどうすれば良いのか。人はどのようにしてそのサービスに行き着くのか

そんな疑問・課題に答えてくれる記事がこちらだと思ったので、紹介します。

 

ブランディングの極意は、「良い体験」を与えること。顧客をそのサービスに結び付けるためするべきこととは?

こちらは、スターバックスジャパンの長見氏とオイスックスの奥谷氏による対談。

ブランディングをする上で、覚えて置きたいポイントはこちら

  • 果物を売る例えより、お客さんに食べさせる(良い体験)ことがブランドを結び付ける近道
  • 顧客体験が、論理・機能・情緒をすっ飛ばして一気にブランドに結び付ける可能性がある
  • ブランドでの体験の積み重ねが、信用力に結びつく

では、Webを活用したブランディング戦略を立てるポイントは何なのか?

それは、ブランドを信用してくれているエバンジェリストの活用です。

あるストック型のコンテンツを用意しておいて、実際にそれを使ってもらい、その体験談や感想を他の人に伝えていくという方法。

Webでのブランディング戦略において、サービス(コンテンツ)を使ってもらう、つまりwith Customerという点が重要であるということ。

デジタルでは如何にして『きっかけ』を作るかが、ブランディング戦略を成功に導くかの鍵を握っているということです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
0

Spotifyが日本に上陸。Apple Musicとのマーケティング戦略の違いとSpotifyはマーケットの勝者になれるのか

音楽ストリーミングサービスでSpotifyが9月29日に、日本でのサービスを開始させた。

Spotifyというと

  • ユーザー数:1億人を超え、有料会員数が4000万人
  • コンテンツ数:4000万曲以上
  • プラン:無料プランと有料プランがある

世界で一番使われているサービスであるが、日本でもたくさんのプレイヤーがサービスを展開していて、すでにレッドオーシャン化しているマーケットだが、後発サービスであるSpotifyに勝機はあるのだろうか。

日本での利用比率が高いのは、Apple Musicである。

この両者を比べてみると、マーケティング戦略が全く違うと思う。

 

日本のApple Musicの利用比率は4割。iPhoneの利用率が高いことが要因か

定額制音楽配信サービス、利用率1位は「Apple Music」、利用頻度・聴取時間1位は「AWA」』によると、日本でストリーミングサービスのシェアは、Apple Musicが1番高くて40%という結果になったということ。

  1. 日本のスマホ利用者は約5,500万人
  2. iOSのシェアは50%を超えている

この2つを踏まえると、iOSの既存サービスとなっているApple Musicの利用者が高いことが言える。

日本でも、音楽ストリーミングサービスの認知度は上昇しているが、実際にサービスを利用しているのは、8%ということだ。

ということは、日本のApple Musicの利用者は、約200万人ほどではないかという仮説が立てられる。

Apple Musicの強みは、先ほども述べたが、iOSの既存サービスになっているということ(iTunes含め)。

つまり、iPhoneユーザーにとっては、このサービスの認知度が高く、iTunesも使っている。そう言った背景のもと、サービスを利用するまでが、他のサービスと比べても圧倒的にハードルが低いだろう。

 

Spotifyはライト層とミレニアル世代の取り組みによって利用者数を伸ばしてきた

Spotifyが登場するまでは、ダウンロードがメインストリームだった。

サービスの認知形成も含めて、まずは多くの人に使ってもらう必要がある。

広告付きの無料プランを提供し、ターゲットをライト層、新しいサービスへの対応も柔軟なミレニアル世代に絞り込んで行った。

結果、iTunesユーザーの800万人がSpotifyに流れ込むという結果になった。

また、Facebookなどの他サービスとの連携を強め、そのサービスのユーザーを取り囲んでいく戦略をとっている。

日本に関しても、音楽ストリーミングサービス利用率は8%ということで、月額課金制のサービスを利用する抵抗感があるところを考えると、無料プランによって一気にSpotify利用者が増える可能性もあるのかもしれない。

 

まとめ

日本の音楽市場は、約3000億円と大きな市場である。

そのうち、80%以上がCD購入によるものだ。

ようやく音楽配信の市場規模も450億円を超えてきたが、音楽ストリーミングサービスの市場規模は、100億円に達していない。

各サービス、いかにしてCDからデジタルへという流れを作れるかがポイントであり、今後どのサービスが伸びるのか楽しみだ。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
0

戦略BASiCSとは?成果が出るマーケティング戦略の立て方について:「白いネコは何をくれた?」書評

マーケティング戦略の立て方が分からない。

そんな方にうってつけの本がこちら。

shiroinekohananiwokureta

佐藤義典氏著『白いネコは何をくれた?』を読みました。

マーケティング戦略の立て方を小説形式で学ぶことができます。

ここで紹介しているマーケティング戦略の立て方のフレームワークが『戦略BASiCS』という方法です。

広告代理店で働く社会人4年目の実直は、仕事に行きづまり、不完全燃焼状態で日々を過ごしていたが、白ネコのボロと出会って、戦略思考を学んで成長していくストーリーとなっている。

 

戦略BASiCSとは?

そもそも戦略BASiCSとは何なのか?

  • Battle Field(戦場・競合):儲かるマーケットで戦えば儲かる
  • Asset(独自資源):自社に独自な資源を蓄積すれば儲かる
  • Strength(強み・差別化):他社と差別化できれば儲かる
  • Customer(顧客志向):顧客志向で考えれば儲かる
  • Message(売り文句):顧客に良いメッセージを送れば儲かる

以上の5つの要素は、一貫していて、これらの要素を含んだマーケティング戦略を立てることで成果を出すことができるということ。

 

①Battle Field(戦場・競合)

「どこで」「誰と」戦うのかを考えるということ・

競争するマーケットによって、競合他社も変わるし、戦い方も変わる。

勝てるマーケットを探し、そこはどんなマーケットなのかを考えるのだ。

戦うマーケットを考える際には、「強み」「独自性」を踏まえて考えることで、「勝てるマーケット」を明確化することができる。

 

②Asset(独自資源)

他社にはない「独自性」は何なのかを考える。

独自性になりうる要素は2つあり、「ソフト資源」「ハード資源」が存在する。

 

③Strength(強み・差別化)

同じマーケットでも、競合よりも優れている要素・技術があれば、そのマーケットで勝つことができる。

差別化ポイントは大きく3つに分けることができる。

  1. 手軽軸:簡単に購入できる。価格が安い。便利など
  2. 商品軸:高機能である。技術力が高いなど
  3. 密着軸:顧客ニーズに徹底的に答えている。プロダクト以外のサービスの充実化など

他社はどう言った領域に強みがあるのか。それに対して、自社はどうあるべきか。

ポートフォリオを組んで考えることで、効果的な戦略を立てることができる。

 

④Customer(顧客志向)

どんな顧客に買ってもらいたいか。

顧客志向で徹底的に考えることで、顧客ニーズを汲み取ったサービスを開発することができるし、プロモーションの方法も変わってくるだろう。

 

⑤Message(売り文句)

「戦場・競合」「独自資源」「強み・差別化」「顧客志向」を明確にしたら、それを対象のターゲットに訴求しなければならない。

行動という意味で、効果的な手法は何なのかを考えるフェーズ。

 

まとめ

いろんなサービスがすぐに立ち上がる時代において、「勝てる戦場」で戦うということは非常に重要なこと。

そのためにいろいろな戦略を立てるのだが、考えられた戦略には一貫性がなくて、失敗するケースも多いはず。

著者も上記に挙げた5つの要素は、それぞれ一貫性がなければならないということも言っており、それを踏まえたマーケティング戦略を立てるためには非常に有効な思考法ではないかと思う。

戦略BASiCSのマーケティング戦略の立て方をこの本から学ぶことをお勧めする。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
0