10代のスマホによる動画視聴が「毎日みる」が40%を超えたとのこと:今後のテレビの行く末は?

スイッチ・メディア・ラボの調査によると、10代におけるスマホ経由で「ほぼ毎日」動画を視聴する割合が40%を超えたとのこと。

デバイス別の視聴頻度を性・年代で集計したところ、オンライン動画をスマホで「ほぼ毎日」視聴していると回答した割合は、男性10代では46%、女性10代で42%。

男女ともに10代(15歳以上)では4割を超えていることがわかった。

japan-onlinetv-rate

スマホの普及によって、テレビ視聴の様式も様変わりしましたね。

YouTubeやニコニコ動画などのプラットフォームを活用した一般ユーザーによる動画コンテンツも増えましたし、AbemaTVのようなインターネットテレビの登場。そして、NetflixやHuluなどのサブスクリプションサービスが登場しました。

今回の記事で気になった点は、

  1. 今後はテレビ視聴は減少するよね?
  2. 若いうちからスマホを所有する人が増えている

この2点が気になりました。

 

 2016年の動画広告市場、前年比157%の842億円規模!!2022年には3000億円規模に?!

まずは、今後テレビを視聴する人は少なくなるよね?という話ですが、今もテレビ視聴率は減少の一途を辿っています。

昔は、20%台をバンバン叩き出していたテレビ番組はたくさんありましたが、今では10%を超えるかどうかの世界です。

新垣結衣さん主演の「逃げるは恥だが役に立つ」の視聴率は13.6%を記録し、話題になりましたが、それでも昔の視聴率と比べてらかなり低くなったことがわかる。

 

テレビ視聴が減少したことに一番大きく関わっている要素が、スマホの登場であり、スマホの登場とテクノロジーの進化によって、サブスクリプションサービスが登場したことでしょう。

10代の方々含めて、リアルタイムでテレビを見る人は少なくなっていて、テレビは録画して見るなどにシフトしています。

 

こういった大きな流れに対応するために、企業側も動画広告やスマホに対応したマーケティング活動に注力しています。

サイバーエージェントの調査によると、2016年の動画広告の市場規模は前年比157%増加の842億円。

douga-ad-market

2022年には、市場規模が3000億円に達していると予測していて、今後もスマホに対応したマーケティング戦略をたてることの重要性と、マーケットの成長が分かります。

 

僕が挙げた2つ目の疑問「若いうちからスマホを所有する人が増えている」という点を踏まえて、企業側の意向とは対照的に、世間的には「若いうちからスマホを持たせて良いのか?」とか「スマホを持たせるとバカになる」といったような議論が飛び交っている。

 

しかし、この話っていうのは、「マンガを読んでいる子供はバカになる」「ゲームばかりしているとダメだ」と同じ論理で言っていて、必ずしもスマホを使うことが悪いことではないと考えています。

 

その中で、スマホが登場したことで、情報を簡単に発信できるし、その発信した情報が持つ影響力も大きくなりました。

だから、スマホの使用を禁止するのではなく、ITリテラシーを教え込んで、インターネットを使う危険性を知った上で、使わせることが大切でしょう。

 

まとめ

冒頭でも述べたように、「好きなものを好きな時に見る」というニーズが高まった結果、Netflixなどのサブスクリプションサービスなどを利用する人も増えています。

また、AbemaTVのようなインターネットテレビが登場したので、ますますテレビの存在は希薄化しているかと。

 

スマホの登場によって、ライフスタイルが変わり、隙間時間で動画コンテンツを見る機会が多くなる中で、コンテンツ自体が短くなる傾向があります。

そう言った流れの中で、テレビ側の今後の動きは気になるところです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
0

個人が発信する情報が持つ影響力が大きくなったということを示している

ソーシャルメディア運営側がソーシャルメディアを巻き込んだヘイトスピーチや、嘘のニュースの流通量が増加傾向にあって、それらへの対処を考えなければならなくなってきた。

じゃあ、どうするのか?ということで、具体的な対策をザッカーバーグ氏が発表したとのこと。

  1. ユーザーが不正確と判断したストーリーに警告ラベルを追加
  2. より多くの外部ファクトチェック機関と協力する
  3. ユーザーにおすすめする「関連記事」の精度を向上させる
  4. 偽ニュース配信者を宣伝するようなコンテンツへの支払いをブロックする(Facebookは今週そのプロセスを開始している)
  5. 偽ニュースを自動的に検出するためのより良いアルゴリズムを構築する。

ザッカーバーグ氏は「人々が自分でこれは偽りであるとフラグ立てをする前に、その偽物を検出する優れた技術システムのこと」と書いている。

ソーシャルメディアの中でも、Facebookは世界に約16億人のユーザーを抱える大きなサービスだ。

1日にやり取りされる情報量は莫大であるし、それらを「事実」か「嘘」かを見分けることは技術的にも難しいだろう。

プラットフォーマーとしての責任役割として、情報を発信する前の段階で解決するような対策を考えているわけだが、スマホ・インターネットが爆発的に普及した中で、情報の発信は統制ではないし、それら自由を奪うことにもなってしまう。

 

嘘の情報は発信されるものであるという前提条件のもと対策を考えるべきであり、本質的な課題というのが情報の受け手側がそれらの受け取った情報を鵜呑みにせずに、自分の頭で考えて、解を見つけることが課題であると思う。

 

ソーシャルメディア上で発信される情報は双方向のやり取りではなく、一方的に発信している意味合いが強いようにも思える。

ソーシャルメディアの特性として、「シェア」をすることで双方向のコミュニケーションが発生していると思いがちだが、あくまでもそれは、感情的な要素による「いいね」など。

 

受け取った情報を自分の頭で考えること。そして、ディスカッションのようなやり取りができる環境整備というものが必要になってくるのではと思った。

また、「自分が発信する情報には大きな影響力を持っていること」「情報には事実と嘘があること」のようなリテラシーを向上させることが求められてきたとこのニュースを見て感じた。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
0

中国の越境EC市場が2018年に8兆6790億円に:拡大するEC市場と販売を促進させるために気をつけたいポイントは?

インプレスの調査によると、2018年における中国の越境EC市場は8兆6790億円になるという予測を立てた。

中国の消費者が海外企業のECサイトから商品を購入する動きが増えている。

ekkyou-ec-china

また、日本企業による中国向け越境ECの市場規模は7956億円で4年後には2兆3559億円に拡大するという。

上のグラフから分かるように、中国の越境EC化率は全体の4%(2016年)。ということは、中国のEC市場規模は約100兆円であり、その市場規模の大きさが分かる。

 

B to C市場は、「天猫」と「京東商城」が全体の80%を占める

中国のB to C市場の約80%を占めているのが2大モールである「天猫」「京東商城」だ。

それぞれ、アリババと京東集団が運営しているECサイトだが、天猫の年間商流金額は20兆円。京東商城の年間商流金額は7兆円。

さらに、C to C市場のタオバオは約30兆円の売上を誇るのだから、アリババだけで50兆円規模なのだ。

中国、アメリカ、日本の EC市場を見てみると。

2016-ec-market

それぞれのEC化率を考えると

  • 中国:19.6%
  • アメリカ:7.8%
  • 日本:7.5%

2019年における各国のEC市場規模はどうなるかというと。

2017-ec-market

中国のEC市場に関しては、現規模の2倍になると予想されている。

 

まとめ

  1. スマホの普及によるあらゆる行動がスマホで完結できる社会が整備されている
  2. ライフスタイルの変化
  3. 消費者側の購買動機の変化

以上のようなポイントによって、ますます伸びてくるでしょう。

EC市場が大きくなるにつれて、供給量も増えていくだろう。それに伴い、コモディティ化がより一層進んでいくと思うし、消費者側も「品質」「価格」「流通」と言った要素で何を買うかを決定していくだろう。

そうなると、供給側もそれらの要素で優位性を確立していかなくてはならないが、そうなってしまったらレッドオーシャンに飛び込むのと同じ。

だから

  1. CTAは不足していないか
  2. ページデザインは見やすいか
  3. メッセージ(商品情報など)は正確に伝わっているか
  4. コンバージョンプロセスはシンプルか
  5. ページは最適化されているか

上記のようなポイントをしっかりと見極めて、消費者側に「ここで買いたい」と思わせるための「ストーリーマーケティング戦略」を確立していくことが重要になると思う。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
0

【書評】物を売るバカを読んで:ストーリーブランディングでファンを獲得するためには?

川上徹也氏著の『物を売るバカ』を読みました。

タイトルを見ると、挑発的な要素を含んだ本なのかなと思ってしまう方も多いかと思いますが、本格的なマーケティング本の1つであると思います。

今回は、『物を売るバカ』の内容を簡単にまとめられればと思います。

 

顧客には『ストーリー』を売れ

世の中には2つのお店がある。

  1. 商品(モノ)を売るお店
  2. 商品(モノ)以外を売るお店

文字通り、商品を売るお店が多い中、商品以外を売るお店とは一体どんなお店なのか?

それは、商品自体が持つ『価値』をお客さんに売っているお店。

例えば、建設資材を販売している企業であるならば、建設現場で使用される資材を売る行為が行われるわけだが、サービスの本質を突き詰めていくと、その資材を通して『安全』を提供しているということにつながると思う。

では、その『安全』を担保した資材を生産して、現場に届けるまでにどのような『プロセス』があったのか。

その『プロセス』をお客さん側に伝えることがこそが、商品以外を売るお店なのである。

 

物が溢れる時代において、たくさんの類似したサービスが流通している。

今までは、「製品」「品質」「価格」「流通」などで差別化を図ってきたが、そういうわけにもいかない。

この『プロセス』つまり『ストーリー』によって差別化を図っていき、さらにお客さんをファン化させることが重要であることを伝えている。

 

お客さんが感動する『ストーリー」とはどんなものなのか?

では、お客さんが感動する『ストーリー』とはどんな要素を含んだものなのかを考えていく。

マーケティングで活用できるストーリーとは

お客さん、社員、取引先などに対して語る、本当にあった(フィクションでない)「個人」「会社」「お店」「商品」などにまつわるエピソードやビジョンのこと。

あくまでもマーケティングのためのストーリーは、お客さんに感動してもらって、サービスを買ってもらうための手段であるのだが、そういったストーリーはどんなところから見つかるのかというと

  • 「志」「大義」「理念」「ビジョン」などビジネスにかける思いや考え方
  • 「体験」「つながり」「コミュニティ」など会社、お店、商品を通じて得られるもの
  • 「創業者の思い」「経営者の生い立ち」などトップの人間性
  • 「接客」「陳列」「商品の編集」「店員のキャラクター」など店頭まわり
  • 「社会貢献」「地域貢献」「社員を大切にする」など世の中の役に立つこと
  • 「サプライズ」「期待値超え」「エンターテイメント」など心が動くサービス

ストーリーは、作るのではなく、既存の要素から発見するもの。

 

ストーリーの黄金律と、『モテる会社』に必要なブランディングのポイント

2つのリンゴがあるとする。

  1. 真っ赤なリンゴ
  2. 絶対に無理と言われていた無農薬栽培を8年間かけて成功させてできたリンゴ

ほとんどの人が後者を選ぶだろう。

つまり、選ばれるための要素、つまりストーリーに含まれている黄金律がある。

その黄金律とは

  1. 何かが欠落しているまたは欠落させられた主人公が
  2. 何としてもやり遂げようとする遠く険しい目標やゴールに向かって
  3. 数多くの葛藤、障害、敵対するものを乗り越えていく

この3つの要素が含まれている物語を聞くと、人は感動を覚え、その感情が行動へと変わっていくのだ。

 

また、『モテる会社』になるためのポイントも存在していて、

  1. 『志』があること
  2. 独自化ポイントがあること(ファーストワン、オンリーワン、ナンバーワン)
  3. 魅力的な物語があること

 

SNSなどが普及したことによって、情報発信のしやすい環境が整ったことで、自分から情報を発信することの重要性も上がっていると思います。

逆に考えると、発信した情報が持つ影響力も大きくなっていて、それを活用したマーケティング戦略を立てることはマスト項目でしょう。

『物を売るバカ』で紹介されているストーリーブランディングを使った戦略を構築するのも1つの手だと思います。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
0

分散型メディアへのシフトが続く中で、メディアに求められる要素とかについて

ニュースメディアを取り巻く環境が激変しています。

スマホ・インターネットの普及に伴う、FacebookやInstagramなどのSNSが誕生し、ニュースメディアに関してもSNS上にコンテンツを配信し拡散してく方式である『分散型メディア』が登場しています。

テクノロジー系のニュースサイトであるThe Vergeが配信するコンテンツをユーザーがどう読んでいるのか、1年間の変化を見てみると以下のようになっています。

vergecontentviews201610a-thumbnail2

まずは、1年間でビュー数が非常に伸びているということ。

1年間で、40%の伸び率を達成したが、その要因は、FacebookなどのSNS経由でのユーザーを増やすことに成功したということです。

例えば、SNSの代表格であるFacebookのユーザー数は、約18億人。

これだけのプラットフォーム上にコンテンツを配信できる点と、シェアという行動によって瞬く間にそのコンテンツは広がっていく。

バイラルメディアなどではBuzzFeedが有名だが、分散型メディアとは一体なんなのかを考えてみる。

 

分散型メディアとは?

分散型メディアとは何なのか。従来メディアと比較して考えると分かりやすいと思います。

juuraigatamedia

今までのメディアは、自社サイトにコンテンツなどを配信、ユーザー側に自社サイトに来てもらう(誘導する)必要があった。

つまり、自社サイトに来てもらわなければ、その配信されたコンテンツはユーザー側に届かない仕組み。

 

bunsangatamedia

一方で、分散型メディアでは、FacebookなどのSNS上にコンテンツを配信する。

『シェア』という行動を通して、多くのユーザーにコンテンツを拡散し、それぞれのSNSユーザーにコンテンツを見てもらえる仕組み。

 

まとめ

FacebookなどのSNSが登場したことで、メディアの取り巻く環境が変わったし、メディアの存在意義も変わりつつあります。

SNSの登場で、Googleが至高の集客手段ではなくなりつつあるが、まだまだ分散型メディアは集客方法の1つでしかない。

プラットフォーマーであるか、コンテンツクリエイターであるか。

どちらかに徹するべきであると思うし、そうなった中で、メディアはどのようにマネタイズしていくべきなのかを考える必要も出てきている。

何れにしても、コンテンツをたくさんのユーザーに拡散するためには、SNSの力を活用することが必須で。

  • インフルエンサーの活用
  • コンテンツ力の向上
  • 如何にシェアされる仕組みづくりができるか

が今後のキーポイントになるのではないでしょうか。

また今後は、分散型メディアならぬ「分散型EC」が登場する予感もありそうです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
0