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インターネットの普及によって変わりつつあるメディアに対する考え方とは

time 2015/04/22

インターネットの普及によって変わりつつあるメディアに対する考え方とは

インターネットが普及したら、ぼくたちが原始人に戻っちゃったわけ』という本を読みました。企業のデジタルマーケティング全般から、Webメディアの立ち上げ、運営を行うインフォバーンCo-CEOの小林弘人さんと日経ビジネスのチーフプロデューサーを務める柳瀬博一さんの共著です。

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誰もが同じことを思うかもしれない。

「なぜ、原始人?」だと。

それもそのはず、僕たちは、インターネットとスマホやタブレットなどの電子デバイスの普及によって、より快適でオープンな生活を送っているからです。そこで、『インターネットが普及したら、ぼくたちが原始人に戻っちゃったわけ』を読んで、どう感じたのかをまとめたいと思います。

 

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個人が発信する情報の影響力が大きくなった

僕たちの生活があるのは、先代が社会を作り上げてくれたからです。ということは、昔では考えられなかったような社会が現在繰り広げられているということになる。

原始時代では、人々は数十人単位で『コミュニティ』を形成し、動物を狩ったり、木の実を採集したり、魚を捕ったりして移動生活していました。農業革命が起って、移動をせずにたくさんの人々のお腹を、計画的に満たすような食料の確保方法を確立しました。

そして、産業革命。

産業革命によって、機械を導入した大規模な産業が発達しました。人々の移動手段などにも影響を与えます。次に情報革命が生じ、コンピュータやIT技術が向上したことをきっかけに、「いつでも」「どこでも」世界中の人々と繋がることができる社会が誕生しました。

特に、インターネット、スマホやタブレットなどが爆発的に普及したことで、より「オープン」な社会を実現させました。

世界中の人々と繋がれるフラット化した世界が実現したにも関わらず、僕たちは、インターネット上に自分たちで形成した『コミュニティ』に所属して、小さな集団を作って、生活をしているのです。

本書によると

原始時代に立ち返ったかのような「小さな村」をいくつも作り始めたのである。それもひとつやふたつではない。いくつもの村に属しているはずだ。インターネットを介して。SNSを介して。スマホを片手に。

今までとは違う点は、発信する情報が多角的になり、『個人』が発信する情報が持つ影響力が強いということです。今までは、新聞やラジオ、テレビと言った『マスメディア』が情報を発信していました。

これらから発信される情報は、いわゆる『一方的な』情報であり、マスメディアが発信する情報の影響力が高かったのです。一方で、インターネット、スマホの普及によって、人々がする噂話や、電話での会話や落書き的な情報がメディア化、コンテンツ化してしまうほど凄まじい影響力を持っているのです。

 

スマホ時代における影響力を持つコンテンツとは?

SNSとスマホの普及によって、人々の個人的なコミュニケーションが『メディア的なコンテンツ』に結果としてなってしまいます。

「◯◯◯店の焼き肉がめっちゃうまい!!」とスマホを介して、インターネット上に発信されると、「◯◯◯くんが勧める焼き肉屋さんに行ってみるか!」と言ったように、焼き肉評論家の発言よりも、影響力を持つのです。

したがって、露出量が大きい情報よりも、価値が高いと思われる情報が影響力を持つと感じています。価値が高いとは、影響力を持った人が発信した情報であったり、周りからの評価が高かい情報であったりします。

スマホ時代において、情報は受動的なものではなく、自分で欲しい情報は自分で取りにいくもの。裏を返せば、欲しい情報は自分で取らなけばならない時代なのです。

 

自分がコンテンツクリエイターになれる時代

ラーメン屋さんに行った時に、注文したラーメンの写真をスマホで撮り、それをFacebook、Twitterやインスタグラム(Instagram)にアップする。そして、その写真を見たユーザーが、「いいね!」などの動作によって、そのラーメンの写真が共有・拡散されることで多くの人に情報を発信することができます。

しかし、情報伝達者が多くなるということは、情報の流動性も高くなるということです。その中でも、多くの人に情報を届けるためには、そのカテゴリーについて専門的であるべきであり、情報をコンテンツ化できる能力が大切になってくると書かれていました。

自分が撮った写真などが『コンテンツ』となり、メディアとしての機能をあわせ持つのです。誰でもオープンな場所で、情報を発信することが可能となり、受け取る情報も取捨選択できます。

インターネットが普及して起こった現状とその中で大切な考え方というものを短な事例で例えながら分かりやすく説明してくれる本でした。

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