クラウドファンディング

今後はクラウドファンディング発のアーティストが増えることで与えるプロモーション媒体もシフトするだろう

クラウドファンディングを活用して、プロジェクト単位で資金を調達することができるようになった。

アイデアを実際に形にしやすい環境が整ってきたのだ。

そして、今後は、このクラウドファンディングを活用し、クラウドファンディング発のアーティストが続々と現れるかもしれない。

クラウドファンディングのCAMPFIREが音楽プロジェクト特化型の新サービスを立ち上げる予定とのこと。

これまでにも、音楽系プロジェクト350件ほどが支援され、ますますクラウドファンディングを活用した音楽系プロジェクトが増えているようだ。

 

クラウドファンディング発のアーティストも誕生してくる?!

となると、クラウドファンディングからアーティストが誕生してくることもあるだろう。

クラウドファンディングのサービスの特徴を考えると、出資側は希望の出資額を出資し、それに対して企画側は、それに対するサービスなどを出資側に提供する。

今までは、レコード会社が音楽CDなどを作成し、販売するという供給側から需要側へという一方的な流れであった。

しかし、クラウドファンディングを通すことで、『共創』という概念が生まれる。

そういった要素へのニーズが高まっているということは、消費者側の『コト消費』のウェイトも高まっている証拠だろう。

 

テレビからインターネットへ。広告媒体もインターネットへシフトする

クリエイター側は、テレビに露出しなくても良くなってきた。

今では、YouTubeやニコニコ動画、ツイキャス、LINE LIVEなどコンテンツを配信できる媒体はたくさんある。

テレビ業界でプロモーションするメリットは、多くの視聴者に対して発信するコトができること。

しかし、近年ではリアルタイムでテレビを視聴する人も減り、スマホの登場によって、ネットメディアを利用する比率も増えている。

テレビでのプロモーションのメリットが薄れてきたため、このようなスポンサーがテレビから離れていくのは加速していくだろう。

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テレビメディアへの広告費用は、ほぼ横ばい。

対して、インターネット関連の広告費用は1兆円を超えて、今後も伸びていくだろう。

 

新聞・雑誌・テレビ・ラジオの広告費の伸び率

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電通の調査によると、マスコミ4媒体の広告費の伸び率は悪いという結果。

マスメディアの影響力は弱まる中で、インターネットなどを活用したプロモーションというものが、いかに重要なのかを再確認できた。

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2015年度の国内クラウドファンディング市場規模は363億円規模に!けど、世界と比較したらまだまだ出遅れている感じ

矢野経済研究所によると、2015年度の国内のクラウドファンディング市場規模は、363億3400万円になったという。

これは、前年比68.1%の増加ということで、急拡大している。

内訳を見てみると、

  • 購入型:約32億円
  • 寄付型:約1億円
  • 投資型:約6億円
  • 貸付型:約322億円

今では、地方創生やボランティア活動など地方での利用も増えている。

また、企業のテストマーケティングや販促活動としても活用され、今後も市場が大きくなることは間違い無いだろう。

 

クラウドファンディングとは?

簡単に『クラウドファンディング』について説明する。

クラウドファンディングとは、アメリカ発祥のサービスであり、「Crowd(群衆)」「Funding(資金調達)」を掛け合わせた造語。

資金を必要とするプロジェクトなどがインターネットを介して、不特定多数の人から資金を調達できる仕組みのことである。

クラウドファンディングには、大きく分けて、「寄付型」「購入型」「貸付型」に分類される。

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  1. 寄付型:インターネット通じて、幅広く寄付金を募る仕組み。
  2. 購入型:プロジェクトごとにパトロンという形で、出資者を募る仕組み。出資者側は金額い応じた「サービス」などを受け取ることができる。
  3. 貸付型:企業や個人に小額の資金を貸し付ける仕組み。

2016年度の国内のクラウドファンディング市場規模は、477億8700万円(前年比31.5%)となる見通し。

 

2015年のアジア圏のクラウドファンディングの取引額は4兆円を超える。世界的視野で見ると、まだまだ遅れている

一方で、アジア圏のクラウドファンディング市場規模は、4兆1280億円とのこと(2015年)。

前年比で210%の伸びだという。スマホ利用者が増えたりなどで利用者が増えたことが要因だが、日本ではまだまだ浸透していないようにも感じる。

これは、日本人の仕事観などと少し関係しているのではないだろう。

スマホ、インターネットの普及・拡大によって、ワークスタイルをも変わってきた。

そして、クラウドファンディングというサービスの登場によって、起業しやすい環境も整いつつある。

日本でも起業、スタートアップ企業数は増加しているが、まだまだその動きはごく一部。

日本人の国民性などを考えると、アイデアなどをシェアするのが恥ずかしかったりなど、自己主張などが薄いことも影響しているのではと感じた。

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