ソーシャルメディア

中国でネットインフルエンサー『網紅(ワンホン)』の影響力が拡大。越境ECに活用できるのか?

中国EC市場で、ネットインフルエンサーの『網紅(ワンホン)』の影響力が大きくなってきているとのこと。

日本企業による、越境EC市場規模は、約1兆円です。

今後4年間で、2兆4000億円規模にまで成長することが予想される中で、『ワンホン』をプロモーション戦略として活用するこで販売促進につながるでしょう。

 

『網紅(ワンホン)』とは何か?

そもそも、『網紅(ワンホン)』とは何か?

「ワンホン」とは「Internet Celebrity」の意味で、中国におけるインターネット・インフルエンサーを表す通称。ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で数万〜100万人以上のフォロワーを抱える「ワンホン」は、中国の消費のトレンドを生み出す存在として急速に影響力を強めています。

引用:『中国越境ECへの「網紅(ワンホン)」活用の可能性とは?Weiboの王高飛CEOなど日中のマーケティングのキーマンが講演【Internet Celebrity Summit2016 第1部】

『ワンホン』が活用するプラットフォームは、『微博(weibo)』。日本でいうTwitterのようなサービスであり、微博を使うユーザー層は、10〜30歳のミレニアル世代と呼ばれる層だ。

この世代は、新商品や流行り物への感度が高く、彼が発信する情報の影響力というものは絶大だ。

中国で強い影響力を持つ「ワンホン」である「Papi醤」のSNSの広告枠が、約3億7000万円で落札されたことや、化粧品メーカーのメイベリンが「ワンホン」を動画に起用し、口紅を2時間で1万本以上販売した事例も紹介。

「ワンホン」の活用が進んでいる韓国では、現代百貨店が「ワンホン」を毎月店頭に招いて中国人観光客の売り上げを倍増させたり、シャンプーブランド「呂」が「ワンホン」をモニターに起用して売り上げを飛躍的に伸ばしたりと、いくつもの成功事例が出てきていることも説明しました。

なんと、「ワンホン」市場規模は約9000億円規模にまで成長しています。

中国EC市場規模と越境EC比率

中国EC市場規模は、現状でも100兆円あり、さらに大きくなることが予想。

インターネットの普及に比例して、「ワンホン」市場も大きくなるだろう。

 

『網紅(ワンホン)』が拡大する中で、起きるリスクとは?

拡大するネットインフルエンサーの「ワンホン」。

日本でも、YouTuberやSNSを活用したインフルエンサーはたくさん登場してきたし、なりたいと思っている人も少なくないでしょう。

その中で、懸念される点がネットインフルエンサーの質の低下です。

日本でも起きているネットを活用した悪行などを発信し、社会的にも問題視されている部分があります。

何が言いたいかというと、個人の発信する情報の影響力が大きくなったため、商品PRなどをする際にマイナスに働いてしまうこともあるということ。

如何にして「誰が」「何を」「どのように」「誰に向けて」伝えたいのかを明確にし、どのような「ワンホン」を起用するのかを吟味しなければならないでしょう。

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リオ五輪から見る、マーケティング戦略の進化と課題とこれから

オリンピックは、地球上で最も規模の大きいスポーツイベントであり、各企業にとってはマーケティングを行う上でこの上ないチャンスであることは間違いない。

その中で、今まではテレビ中継などを通して、オリンピック関連の情報を受け取ることが普通であったが、スマホ・インターネットなどのテクノロジーが普及することで、世界中の人々によりリアルな体験を発信することができている。

アメリカで、リオ五輪の独占放送をするNBCはFacebook、Twitter、InstagramやSnapchatとのパートナーシップ契約によって、デジタルプラットフォーム上で、競技のハイライトや舞台裏コンテンツなどをライブ配信しているという。

Facebookのライブ動画やTwitterのPerixcopeなどを活用することで、タイムリーな情報を、より感情的に伝えることを可能にしたのだ。

 

テレビ以外に、直接視聴者にエモーショナルな体験を結びつけることができるようになったことで、マーケティング活動にもかなりの影響を与えている。

 

今までは「テレビ見た?」のような会話が飛び交っていたが、

「〇〇選手の動画見た?」のように、コンテンツ自体にスポットライトが当たっている。

より自由なコンテンツ配信が可能になる中、権利問題など諸問題が発生しているが、「個人」の影響力がもたらすインパクトが大きくなっていることが実感出来る。

 

国内だけなく、世界中のユーザーへの発信という考え方で物事を考えていくことが大切だと思う。

以下の図は、各サービスの利用者数だ。

  1. Facebook:約15億人(ユーザー数)
  2. Twitter:約3億人(月間アクティブユーザー数)
  3. Instagram:約5億人(月間アクティブユーザー数)
  4. Snapchat:約1億5000万人(日間アクティブユーザー数)

Facebookのユーザー数推移

facebook-users

Twitterの月間アクティブユーザー数

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Instagramのユーザー数推移

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Snapchatの日間アクティブユーザー数推移

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2020年は東京オリンピック。

これらのデジタルマーケティングもそうだが、「VR」「自動運転」など、これからの社会を創りあげる技術が進歩していく中で、また新しい価値を与えてくれて、また新しいマーケティング戦略が誕生すると思うとワクワクしてくる。

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ライオンのソーシャルメディアマーケティングの成功事例から考えるTwitter活用の重要なポイント2つ

大手日用品メーカーであるライオンのTwitterを活用したマーケティングがすごく勉強になる。

日用品における購買動機だが、消費者側が商品に対して、十分な知識を持って、それを理解し購入するというよりも、店頭に並んでいる「価格帯」「ブランド」などによって購入する傾向が強い。

ソーシャルメディアとの親和性が低いように思われる業態だが、ライオンのTwitterを活用したマーケティングが成功したポイントは何だったのかをまとめたい。

 

消費者側がどのような情報を求めているのかを理解し、それをコンテンツ化して投稿する

商品がコモディティ化している中で、まずは「消費者側が何を求めているのか」を顧客側の視点から考える必要がある。

「モノ軸」でなく「コト軸」での展開だ。

「バストロジー」という商品名ではなく「バスタイム キレイ プロジェクト」という名称でアカウントを開設した。

バストロジーに興味関心を持つ人より、お風呂で過ごす時間でキレイになりたい人の方が圧倒的に多い。

そうして集まった人に、バストロジーが提案する体の手洗いや入浴中のボディーケアを勧めるのだ。

つまり、対象の商品の使用方法や、使用することでどんなメリットがあるのかということを消費者側に発信していく。

また、ボディーケアなどの基礎的な知識などを発信することで、潜在顧客へのアプローチにもなるだろう。

そのためには、「メインターゲット」は誰なのかをしっかりと見極めなければならない。

 

エンゲージメントの深さからファンをレベル分けし、投稿内容を変えていく

2つ目が、商品に対するエンゲージメントから、ファンをレベル分けし、それぞれに適したコンテンツを発信していくということ。

marketing-engagement

図より、下層に行けば行くほど「ヘビーユーザー」ということで、ポイントはセグメント別に、印象に残るようなコンテンツを作成し発信していく。

A~Dの分類を基に、商品情報に偏りすぎず、その一方で一般的な情報に終始しないようにする。

情報過多といわれる昨今、「コミュニケーションの量を増やしても嫌がられるだけ。

それなりの質の情報をコンスタントに出すことが大切」

思ったのが、セグメント別に投稿内容を変えて発信していくことで、分析の効率化も図ることができると思った。

例えば、Twitterのアナリティクス機能を活用して、Tweet内容の分析をした時に、コンテンツごとにターゲットを分けているわけだから、そのTweetのリツイート数やLikeの数などを分析することで、PDCAが回しやすいだろう。

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ソーシャルメディアマーケティング:ハッシュタグを活用したPR戦略とそのメリットとは?

日本でもスマホとインターネットが普及・拡大したことで、Facebook、Twitter、InstagramなどのSNSを利用する人が多くなった。

企業側もSNSをマーケティングツールとして活用することが多くなった中で、「ハッシュタグキャンペーン」という言葉を耳にすることも多くなった。

ハッシュタグとは、『#〇〇』のようにハッシュタグをつけ、関連キーワードと一緒に投稿すると、同じハッシュタグワードで発信された投稿を集約してくれる仕組みだ。

socilmediamarketing-hairrecipe

ハッシュタグを活用したPR戦略のメリットと実施する上でポイントになる上で重要なポイントを考えてみる。

 

ハッシュタグを活用したPR戦略の4つのメリットとは?

ソーシャルメディアマーケティングラボによると、ハッシュタグを活用したPR戦略の4つのメリットは次の通りである。

ハッシュタグを活用したキャンペーンを実施する4つのメリット【成功するSNSマーケティングのハッシュタグ活用術】 | ソーシャルメディアマーケティングラボ#ソーシャルメディアマーケティング https://t.co/wwyrVl1WVP

— Ryota (@chanryo22) 2016年7月31日

  1. ブランドに対して高い熱量を持つユーザーを巻き込み、インタラクティブな体験を提供することができる
  2. ハッシュタグが口コミの集積場所として機能する
  3. 関連ハッシュタグにより、親和性の高いユーザーへのアプローチを可能にする
  4. 投稿の二次利用ができる

ブラウザを活用して物事を検索することも多いと思うが、SNSが登場したことにより、SNS上のコンテンツ・情報をハッシュタグで抽出して欲しい情報を検索することも多くなっているだろう。

 

したがって、同じカテゴリー内でコンテンツを集約し、情報をピックアップしやすい環境を整えるという意味でも、2つ目の要素は大きい。

 

3つ目の「関連ハッシュタグにより、親和性の高いユーザーへのアプローチを可能にする」ということだが。

例えば、「#ラーメン、#とんこつラーメン」のようになハッシュタグをつけて、SNS上に投稿したとしよう。

すると、当然「#ラーメン」「#とんこつラーメン」というカテゴリー内にコンテンツが集約される。

次に他のユーザーが、その対象のコンテンツを「#うまい店、#東京」のように、違うハッシュタグを使って、投稿する。

それによって、「#ラーメン」「#とんこつラーメン」では拾いきれなかったユーザーへのアプローチを可能にするということだ。

つまり、潜在的需要にアプローチすることができる。

 

まとめ:ハッシュタグを活用したPR戦略を実施する上で大切なこととは?

ハッシュタグを活用したマーケティングが重要であることが分かったと思う。

では、実際に実施する上で重要なポイントとは何かを考えていく。

僕は、「①インフルエンサーの活用、既存顧客の行動分析」

「②分析した結果から、共通項(趣味・趣向、ライフスタイルなど)を洗い出す」

「③独自性のあるハッシュタグと王道のハッシュタグを活用して投稿していく」

 

潜在的需要にもアプローチしていくためには、まずユーザーが「どのようなことに興味があって」「どんなライフスタイルなのか」を理解することが重要。

そのためには、既存顧客の行動分析は不可欠であり、それを基にオリジナリティー溢れるワードを作り上げ、同時にブランディング化を進めていくことが重要であると考えた。

 

今後も、国内を問わず、海外でのマーケティング活動をする上で、SNSを活用したマーケティングは重要。

Instagramなど視覚的に情報を与えてくれるサービスも多くのユーザーに活用されていることもあり、食べ物やファッション関連、ヘルスケア・健康関連との親和性は高いと言えるだろう。

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ライブ動画が38万回再生された!!朝食チェーン「アイホップ」のソーシャル戦略から学ぶ、「インタラクティブな仕組みづくり」について

朝食チェーン「アイホップ」は、Facebookのライブ動画を活用し、新作のパンケーキのプロモーションを実施した。

このライブ動画のコンテンツは、ビーチに置かれたパンケーキがただただた流れているだけというシュールな動画になっている。

にもかかわらず、合計38万回再生された動画になった理由は何なのかを考えていく。

 

ソーシャル戦略には、インタラクティブな仕組みづくりが必要不可欠?!

ここまで再生回数を上げることができた要因は「コンテンツを通して、ユーザー側に何らかのアクションを起こさせた」ことなのか。

ビーチに置かれたパンケーキの動画が、「この後は何が起きるのだろう?」といったように、ユーザー同士のコミュニケーションを促進させるようなエネルギーがあったと仮説を立てると、ソーシャル戦略で大切な要素は「インタラクティブなやり取り」を促すということだ。

 

HISが実践した数億円の露出効果があったと言われたSNSの戦略事例を見てみる。

これは、ユーザー側と一緒に旅に関するランキングを作っていくというものだ。

  1. ランキングへの投稿を募集
  2. ユーザーに投票してもらう
  3. ニュースリリースやSNSでランキングを発表する

ポイントは

①自分ゴトに捉えてもらえる内容

②人の帰属欲求に訴えるような内容

だ。

 

そもそもシェア(共鳴)は、「自分ゴト」→「みんなゴト」→「シェア」というプロセスのもと起こる。

まずは、旅行好きの人に対して

「お、これは僕に関係する内容だ!」と思わせることが大切。

 

次に、「みんなにも教えてあげようかな」

などのように、対象のコンテンツを通して、コミュニケーションを起こさせること。

このプロセスのもと、周りへと波及していくのだ。

 

世界のソーシャルメディア利用者は23億人を超える

この記事によると、インターネット利用者は、全人口の約70%が利用しており、ソーシャルメディアの利用率は、32%の23億人が利用している。

このデータから考えても、まだソーシャルメディアが及ぼすマーケティングへの影響力は高い。

インターネットの時代だからこそ、ユーザーとの「共創」という考え方が大切なのかもしれない。

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ソーシャルメディア上で拡散されるため6つの要素とは?

日本の『ハロウィン』が観光地化するほど、人気なコンテンツになっていることを知っていましたか?

今年のハロウィン市場は、1200億円規模の市場になる見通し。(参照:『ハロウィン目当てに訪日客…SNSが魅力を拡散、バレンタインと並ぶ1200億円市場』)

わずか20年足らずで、バレンタイン市場と同じ規模にまで成長しました。

成長を後押しした理由として、スマートフォンとFacebookやTwitter、Instagram(インスタグラム)などのソーシャルメディアの普及が挙げられます。

今回の記事を通して、「何故、ハロウィンは流行ったのか」「ソーシャルメディアを通して、コンテンツを拡散するためのポイントとは何か」を考えていきたいと思います。

 

ファンにどんな価値を提供しているのかを明確にすることで、それが独自性を見出す

そもそも『ファンに』『何を』『どのように』

価値を提供しているのかを考えることで、それが他のサービスとの差別化になり、サービス自体の独自性になります。

例えば、矢沢永吉はアーティストの1人ですが、彼は『歌』を売っているのでしょうか。

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矢沢永吉が売っているのは『生き様』だと僕は思いました。

確かに最初は、「矢沢永吉のこういう歌い方が良い」とか「こういうメロディーが最高」といったように、『技術的な要素』に価値を見出して、ファンが出来上がった部分はあります。

そして、行き着く先が『生き様』

「生き方に憧れる」といったように、モノには見出せない『価値』を提供し、それは、値段に変えられないと強く思いました。

 

次に考えるのは、『ハロウィン』

ハロウィンは、どんな価値を提供しているのか。

それは、普段の自分とは違った自分を演じられる『場所』『きっかけ』の提供。

そして、それを(あまり知らない人を含め)みんなで騒いで盛り上がれる。

みんなで写真を撮ったりして、Instagram(インスタグラム)などのソーシャルメディア上に投稿して、「今の僕は仮装している」とか「こんなことしたね」など話の話題にしたりします。

バレンタインは、1対1の関係性にスポットを当てたイベントですが、

ハロウィンは、複数人を巻き込んで、自己実現欲を満たせるような『体験』を提供しているのでしょう。

以上のように、『モノ』には代替できない価値を作り上げることで、それがそのサービスの独自性になり、人を惹きつけるポイントになります。

 

ソーシャルメディアの普及によって『自分』を発信する場が増えたこと

ソーシャルメディアを通して、『自分』を発信する機会が増えました。

Kiev, Ukraine - August 26, 2013 - A collection of well-known social media brands printed on paper and placed on plastic signs. Include Facebook, YouTube, Twitter, Google Plus, Instagram and Tumblr logos.

Facebookは、1日の利用者数が10億人を超えました。

また、Instagram(インスタグラム)を利用するユーザーは、4億人を超え、日本でも倍増の810万人のユーザーが利用しています。(参照:『Instagram、MAUが4億人突破 日本は倍増の810万人超』)

ソーシャルメディアを通して、以下のような内容が主に投稿されるでしょう。

  • 日常生活の一部
  • 興味・関心事
  • ニュース

それを踏まえて、ハロウィンは

普段と違った自分を演じる、非日常という観点から、ソーシャルメディア上に投稿されやすい要素ということが言えるのではないでしょうか。

 

拡散させるために必要な6つの原則とは?

ソーシャルメディア上に投稿されても、他のユーザーが見てくれなければ、拡散は促せません。

拡散させるためには、以下のフェーズが必要になります。

  1. 『自分ゴト』化すること
  2. 『みんなゴト』化すること

つまり、『共有』できる要素になってから、『共感』してもらい、『共鳴』することで『みんなゴト』になると考えます。

したがって、

  • 話せる要素であること
  • 話題になる要素であること
  • 共有したくなるような要素であること

以上の、3つのポイントを作り出すことが大切です。

そのポイントを作り出すためには以下の6つの原則を踏まえる必要があります。

  1. ソーシャルカーレンシー
  2. トリガー
  3. 感情
  4. 人の目に触れる
  5. 実用的な価値
  6. 物語

1.ソーシャルカーレンシー

話題に取り上げてもらうためには、
話し手が聞き手に対して『好ましい印象』を与えられるメッセージを打ちださなくてはいけない。

人が話して、『ドヤ顏』できるような話題性を持たせること。

 

2.トリガー

人々が、関連するモノを思い浮かべるきっかけとなる要素です。

頭の中によぎるものは、話題に繋がります。つまり、人が思い出しやすい要素を含めることが大切です。

 

3.感情

伝染するコンテンツは、なんらかの感情を呼び起こします。

感情を掻き立てられるコンテンツは、共有されやすい。

そういった意味で、ハロウィンは、「あ、楽しそう」「やってみたい」「え、渋谷にこんな仮装している人いるの」など、日常生活とのギャップを作り出すことで、感情を掻き立てていると言えます。

 

4.人の目に触れる

商品やアイデアを広めたければ、まずは人の目に触れられるような環境を作り上げること。

『仮装』は、ヴィジュアル的な要素を含んでいる。

 

5.実用的な価値

人は、他の人に役立つ情報やニュースを伝えたいと思います。

 

6.物語

人は、物語を伝えたがる。

商品やアイデアの中に『物語性』を入れること。

 

まとめ

Ultra Japan 2015というEDMフェスが行われたが、3日間で動員数が9万人に達し、95億円の経済波及効果をもたらした。

このフェスや、ハロウィンなどを考えると、今後も『体験型』のコンテンツは増えていき、需要も伸びてくると考えられます。

スマートフォンや、インターネットが普及している時代だからこそ、「如何にして遊ぶか」といったような娯楽を『リアル』で楽しむキッカケ作りが注目されていくでしょう。

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ソーシャルメディア時代のおける、『共創』マーケティングの重要性

LIDDELL株式会社は2015年5月13日に『ソーシャルタレント』のネットワークを構築するサービス『SPIRIT-スピリット-』を開始しました。

渋谷ギャル、ゲイ、ストリートダンサー、ハーフ、地下アイドル、オタク、サロンモデル、スタイリスト、ヘアメイク、学生団体などソーシャルメディア上で影響力のある人材を活用し、お客さんに伝えたい情報を発信するサービスです。

 

サービスを開始して、3週間しか経っていないのにも関わらず、すでに3万人のネットワークを構築している中、勢い付く一人ひとりの『メディア化』とサービスをソーシャルメディアを活用して、広めるためにまずやるべきことについて考えてみます。

 

個人の発信力が強くなった

まさに、個人が『メディア化』している時代。

インターネット、ソーシャルメディアやスマートフォンの普及に伴い、この傾向は大きいです。

昔と比較してみましょう。

テレビがまだブラウン管だった時代、ラジオを使っていた時代。

情報を発信する側は、新聞、テレビ、ラジオ、雑誌などの『マスメディア』でした。

これらから得られる情報は一方的に発信されるものであり、受動的な要素が大きく含まれるものです。

 

一方で、現在はスマートフォンを片手に、ソーシャルメディア上にいつでも、どこでも、誰もが情報を発信することができる個人の時代。

 

そして、その情報が非常に大きな影響力を持ちます。

グノシーなどのニュースキュレーションサービスでも個人のブログ記事などをピックアップしてくれます。

 

また、NewsPicksでは、著名人から一般人のアカウントまでをフォローすることで、ある記事に対するフォローした人のコメントを見ることができ、そして自分自身もコメントを書くことができます。

 

たくさんの人がNewsPicks上に投稿されたコメントの閲覧も可能です。

誰もが情報を発信することができる環境が整っています。

 

LIDDELL株式会社の『SPIRIT-スピリット-』は、そういった環境から誕生したサービス。

以前までは、影響力のある媒体は限られていましたが、現在は『個人』レベルが発信する情報が影響力を持つし、それが著名人とは限らないということが言えます。

 

そもそも影響力を持つとは

個人が発信する情報が影響力を持ち始めましたと言いましたが、そもそも『影響力』とは何か。

Twitterなどのソーシャルメディアで、たくさんのフォロワーを抱えていれば、影響力があると言えるのでしょうか。

 

人を動かすことができることが本質的な要素であると思います。

そして、人を動かすためには、以下のポイントが重要です。

 

1.返報性

人は、何かを相手にしてもらったときに、無意識に相手にお返しをしてしまうものです。

そして、何かをしてくれる人に対して、好意的になり、その人が言っていることを信じ込みやすくなります。

 

2.コミットメントと一貫性

自分の言葉、信念、態度、行為を一貫したものにしたい、という欲求があるという性質を示しています。

僕らはブレない人に魅力を感じ、逆に意見がコロコロ変わる人なんかは信用できないわけですが、この原理が働いているからだと思われます。

 

3.社会的証明

他の人たち、事実、データ、世間一般によって、「Aが正しい」という情報があった場合に、自分も同じように認識してしまいます。

例えば、友達のみんなが同じ商品を使っていると、自分も欲しくなったりします。

また、旅行などをしているときに行列のできているお店を発見すると、そこに入りたくなったりする心理です。

 

4.権威

  • 肩書きがある
  • 専門知識がある
  • 経験がある
  • 実績がある
  • 社会的地位を築いている

上記のような要素から、相手に何らかの権威があると判断すると、その人の言うことに従いやすくなります。

 

5.好意

友人、家族、恋人など、好意を持っている相手の言動は、信じられやすい傾向があります。

 

6.希少性

希少である≒需要がある≒良いものに違いない、という思い込みにより、希少であるというだけでその商品を買ってしまったりします。

  • タイムセール残り5分
  • 100名様限定
  • 金曜日までの限定販売
  • 残りわずか10セット

特に、量の希少性と時間の希少性は効果が大きいとされています。

以上のように、人を動かす(人に影響力を与える)ために必要な要素を紹介しました。

とは言っても、影響力があるかどうかということを判断するのはユーザーです。

 

発信者とコンテンツ自体に影響力を与えるような要素を含めたとしても、必ずしもそれが、「響く」かどうかは分かりません。大切なのは、そのコンテンツがユーザーに対して価値のあるものであるということ。

 

価値のあるコンテンツという認知を得るために、コンテンツ自体を充実させなければならないし、発信者側のパーソナルブランディングが必要不可欠なのです。

 

『共創』がビジネスの流れを変えていく

手元にある利用可能な手段を出発点として、ボトムアップ方式でサービスを(潜在的な)お客さんと共に創り上げていく『共創』という考え方がビジネスの流れを変えるのではないかと思います。

ネスレ日本は、オフィスコーヒー需要の獲得のために、『ネスカフェ アンバサダー』というコアなファンを作り上げて、流通チャネルを広めています。

『ネスカフェ アンバサダー』とは、アンバサダーに応募して選考を通過すると、バリスタがオフィスに無料で提供されるという仕組み。

1杯20円程度でおいしいコーヒーをオフィスで味わえるとあって爆発的な人気を集め、すでに10万人以上のアンバサダー登録者がいるという。

引用:『日経ビジネス オンライン 徳力基彦』

 

また、自動車メーカーのフォードは、2010年に『フォード・フィエスタ』を発売した時のマーケティング方法もユニークです。

フォードは、真新しい「フォード・フィエスタ」を100人に提供し、コメント、動画、写真をネットに投稿するよう呼びかけた。

フォード・フィエスタのアンバサダーが投稿したユーチューブの動画、フリッカーの写真、ツイートなどは数百人の消費者の目に留まり、盛んにシェアされた。

このプロモーションは数千台のフィエスタの販売につながったとみられる。

今まで軽視されてきた『ファンの影響力』が変化を遂げています。

ソーシャルメディアの登場によってその影響力はより大きくなってきています。

 

サービスのプロモーション、ブランディング戦略、(潜在的な)お客さんへのアプローチなどをするときに、まずやるべきことは『コアなファンを作り上げる』ということが大切であると思います。

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10ヶ月で月間ユニークユーザーを5000万人集めた事例から学ぶソーシャルメディア活用術

ペットフードの宅配サービスを展開するPetFlow社のWebマーケティング戦略がすごいです。

わずか2000ドル(約2000万円)の広告費で1000万ドル(約10億円)の売り上げを達成しました。

 

ウェブサイトのアクセス数を調査・統計するアレクサ社(Alexa Internet, Inc.)によると、PetFlow.comは月平均5000万のユニークビジターという驚異的な数を叩き出している。

そして何とその98%は、PetFlow.comのブログサイトからアクセスしてきているのだ。

また、ブログ訪問者の90%はソーシャルメディアから流れてきている。

なぜ、PetFlow社はこれほどまでWebからの訪問客を増やすことができたのかを分析して、ソーシャルメディアマーケティングを実践するにあたって、効果的な考え方・戦略を考えていきたいと思います。

 

ペット関連以外のコンテンツを取り入れている

PetFlow.comのブログサイトでは、ペットに関するコンテンツばかりではないことが特長です。

エンゲージメントを高める面白い動画や写真などがユーザーの注目を引くことを熟知した上で、様々なカテゴリーのコンテンツを用意しています。

 

ユーザーが求める嗜好を踏まえたコンテンツを投稿をしていると同時に、投稿数の多さも結果的にエンゲージメントを高めています。なんと、1日に投稿するコンテンツの数は約40個にも上ります。

 

これだけのコンテンツを作成できるということは、たくさんのキュレーターがいるということ。

 

彼らがYouTubeなどからユーザーを引き付けるような動画などを探し出し、それらのバックストーリーをリサーチし、動画とストーリーを1つの記事にして、クリックしたくなるような見出しを付けてコンテンツを作成しているということです。

 

シェアラブルなコンテンツであること

Facebook上では、1日に45億個のコンテンツがシェアされていて、多くの人が商品を購入する際に、ソーシャルメディアでの評価を購買決定基準に置くほど、重要な存在になっています。

その中で、シェアされやすいコンテンツにはどんな特徴があるのかを考えていきます。

 

1.社会的な共感を得られる

人は、自分の意見や行動を他人に認めてもらいたいという願望を持っています。

批判はされたくない。そこで、直接的ではなく間接的に自分自身の考えを伝えることで、共感を得ようと考えるのです。

 

例えば、高級時計が欲しいと思ったとしましょう。

 

しかし、それを他人に伝えると「なんでそんな高い時計買うの」「もったいない」「趣味が悪い」など批判的な意見を言われるのではないかというリスクを考えます。

それを回避するために自分が欲しい時計のコンテンツをシェアし、共感を得ようとするのです。

 

2.ポジティブになれる要素がある

ポジティブで前向きな要素が最もシェアされます。

偉人の名言・子供の画像・元気づけられる一言などがそうです。

人は潜在的に他人を元気づけたいと思っているので、前向きになれるコンテンツを考えましょう。

 

3.実用的な情報である

面白くて、エンターテイメント性の高いコンテンツは、共感を得やすいのはもちろんのことですが、相手にとって、何らかのメリットとなる情報やノウハウが含まれていることも重要です。

 

4.存在を示す

68%の人が、自分自身の存在を示し、他人に認めてもらいたいという想いからシェアなどをするようです。

私はどんな人物なのか、今している事、趣味などのコンテンツがそうです。

 

5.ソーシャル上で繋がれるか

ソーシャルメディアの強みとして『同じ趣味を持っている人・考えが同じ人と繋がることができる』という点があると思います。

コンテンツが他人と繋がるキッカケになっているのです。

多くの人が、シェアすることで他人との関係性を良くするためにシェアを行います。

 

6.インセンティブを含んでいる

シェアなどをすることでユーザー側に何らかのメリットがある場合があります。

例えば、ブログ記事などです。

よく、「シェアをすれば続きをみることができる」というコンテンツがありますが、これはユーザー側の『見たい』という欲求を上手く利用した考えだと思います。

 

7.料理・集合写真・本人が映っている写真

ビジュアルに訴えるコンテンツは、脳の処理をスムーズにしてくれて、理解されやすいというメリットがあります。

個人の影響力が増すことで、個人の生活を「見たい」という感情があるわけです。

 

「あの人はどんな生活をしているのか?」

生活状況を共有することで、自分でも実現できるという感情を抱くからなのでしょうか?

PetFlow社のコンテンツには、ハッと目の止まるコンテンツであって、「いいね!」を思わず押したくなるような魅力があるということ。

 

一貫したルールのもと、コンテンツを作成している

PetFlow社が作成するコンテンツは、共感されやすい要素が含んでいると同時に、それを含んだコンテンツをコンスタントに作成することができています。

では、一貫したルールとは何か。僕は以下の3つであると思います。

① 画像

画像投稿は常に高い反応を得ることができる。

②文字+リンク

非常に短い文字を使って、リンク先の記事へと誘導することで高い反応を得ることができる。(例;1分で感動Facebookページはファンからの共感を得る素晴らしい投稿をしている。)

③質問形式の投稿

Facebookページの投稿の中に質問を交えると、ファンからのレスポンスが倍になる。

Facebookに投稿されているコンテンツを見ると、ショートセンテンスにユーザーからの次なる行動(いいね!、シェア)を促す仕掛けがされていることが明確です。

 

そして、そんなコンテンツをコンスタントに作ることができる理由が、ターゲットが明確になっているということ。

ターゲットが不明確な状態で記事を投稿しても、誰からも関心を持たれなければ意味のないものとなってしまいます。

 

しかしターゲットが明確になれば、あとは必要とされるコンテンツを提供すれば自然とファンも関心を持ってもらうことができるのです。

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