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Amazonのストリーミング・ファッション番組を開始を『ビジネスモデル思考』的に考える

time 2016/03/12

Amazonのストリーミング・ファッション番組を開始を『ビジネスモデル思考』的に考える

Amazonが『Style Code Live』というサービスを開始する。(参照:『Amazon.comがライブ通販番組開始 その場で紹介製品をポチれる』)

このサービスは、Amazonにとって初めての生放送番組。

Amazonの説明では「ファッションと美容に特化し、ファッションの専門家からの便利なTipsを紹介し、視聴者が簡単にショッピングでき、ライブチャットで交流もできる」番組となっている。

ファッション通販生番組ということで、Amazonで取り扱っている商品を紹介したり、ファッション情報を発信していくようです。

このサービスの面白い点が、番組を視聴しながら、購入できるという点だ。

商品を紹介している間に、画面の下に商品の購入ページのリンクが並び、インタラクティブなサービスを展開させていく。

 

前回『イノベーションを生み出すためには、ビジネス自体を俯瞰して捉えることが大切である』から、『ビジネスモデル』を考えるためには、外部環境やビジネス主体の考え方などを理解する必要性について学んだ。

今回は、ビジネスを俯瞰する問いを意識しながら、このストリーミング・ファッション通販番組について考えていきたいと思います。

 

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①今日のビジネスモデルができた理由は?

なぜ、Amazonがファッション通販番組というサービスを立ち上げたのか。

ビジネスモデルを理解する上で必要な3W1Hの要素「誰が」「誰に」「何を」「どのくらいで」を考えると、この通販番組の仕組みは、一般的な小売モデルと言える。

Amazonは、自社のブランドも抱えているので、ファッション業界でも名を上げたいということなのでしょうか。

その中で、このサービスが誕生した理由は、外部環境の変化が大きく関係していると思います。

 

まずは、スマートフォンの利用者の拡大です。

アメリカにおける、スマートフォン利用者数は、約1億6000万人であり、その普及率は64%にまで上昇しているようです。

2011年のスマートフォン普及率は35%なので、その増加率が高いことが伺えます。

 

次に、EC業界の市場規模が拡大しているということ。

世界全体のEC業界の市場規模は、191兆400億円(2015年)。今後も、増加傾向にあります。

  • 2013年:129兆2400億円
  • 2014年:157兆9200億円
  • 2015年:191兆400億円
  • 2016年:226兆5600億円
  • 2017年:263兆6400億円
  • 2018年:298兆6800億円

世界全体のEC業界の市場規模(経済産業省 120円/ドル換算)

その中で、2015年におけるアメリカのEC業界の市場規模は、3470億ドル(約41兆6000億円)

アメリカのEC業界の市場規模推移

アメリカのEC業界の市場規模

それに伴い、Amazon利用者も増加していると思います。

アメリカには、約1億人のAmazon利用者がいて、そのうち45%の利用者がAmazon Primeの会員という。

 

Amazon Primeはというと、年会費を支払い、お急ぎ便や時間指定を追加料金なしで、無制限に利用できたり、Prime Music、Prime ビデオなどのストリーミングサービスを利用することもできる。

プライム会員が増加している背景を考えても、働き方が変わってきたりしていることも影響しているのかもしれません。

働き方によっては、日中に買い物ができなかったりするでしょう。

そういったニーズに応じたサービスがAmazonなどのネットショッピングであり、通販番組を視聴しながら、Amazonで購入できるという仕組みは、ユーザー側にとっても便利と言える。

 

②新しい現実とは何か?(偶然の成功から、想定外の見落としている現実に気づく)

インターネットやスマートフォンの普及によって、現在では当たり前かもしれないが、テレビよりもインターネットなどから発信されるコンテンツの影響力が大きくなっているということです。

Facebook、TwitterやインスタグラムなどのSNSが人気になり、個人が発信する情報が持つ影響力も大きくなりました。

それに伴い、コンテンツ発信側もインターネットシフトした結果ではないでしょうか。

 

もう一つは、スマートフォンの登場によって、動画コンテンツを「いつでも」「どこでも」観れるようになったことです。

屋外にいても、番組自体は視聴可能で、欲しい商品があったらその場で購入できる点は、テレビではなかなか見出せない要素ではないでしょうか。

 

③未来の兆候はどこにあるのか?

個人が発信する影響力が増したことで、インフルエンサーの価値も高くなっている。

Youtubeに動画コンテンツをアップし、収入を得るYoutuberという存在も確立されました。

今後は、そういったYoutuberみたいな存在が通販番組を作成することで、今までになかった通販番組を配信することも可能なのではないでしょうか。

のちには、商品が購入されたら、収入を得られるような仕組みもできるのではないでしょうか。

 

まとめ

ビジネスモデルを読み解くためには、その時代の外部環境を理解することが重要です。

そして、その外部環境を踏まえたサービスを作り出していく。

ビジネスモデル思考を鍛えるためには、既存ビジネスモデルの事例を分析することは、有効だと思うので、引き続きアウトプットしていきたいです。

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