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キュレーションメディア業界についてとPVよりも大切なポイントについて

time 2015/06/14

キュレーションメディア業界についてとPVよりも大切なポイントについて

2015年の4月に東証マザーズに上場したGunosy(グノシー)だが、6月に入り、業績を上方修正しました。(参照:ニュースキュレーションのGunosyが上方修正、純利益は1億3600万円に

  • 売上高は31億6500万円
  • 営業利益1億9100万円
  • 経常利益1億5300万円
  • 純利益1億3600万円

となっています。経常利益は当初予想の約31倍、純利益も当初予想の約27倍としました。

『キュレーション戦国時代」と呼ばれるほど、たくさんのサービスが登場している中、今後業績を伸ばすためのポイントの1つとして、『マネタイズ方法』の存在は大きいと思います。

 

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キュレーション業界の市場規模と主な進出メディアは?

2012年度の市場規模は61億円ほどでしたが、2013年度は92億円となり、前年度比150%の成長を遂げています。

2014年度は約179億円となり、前年度比194%の急成長を遂げています。

キュレーションサービスはスマートフォンやタブレットなどの「スマートデバイス」と親和性が高く、これらの普及にともなって市場も拡大してきた。今後もスマートデバイスの普及率にあわせて成長し、17年度には395億3000万円に達すると予想される。

引用:矢野経済研究所

スマートフォンの普及率が伸びるとともに、スマートフォンを経由してニュースを見る機会が伸びていることが分かります。

急成長を遂げる業界ということも、取り巻く環境も熾烈です。たくさんのキュレーションメディアが軒を連ねています。

data-app

SmartNewsに関しては、世界150ヵ国にサービスを展開しており、グローバル展開を加速させています。また、ユーザベース株式会社が率いるNewsPicksは経済専門紙のキュレーションサービスを展開しています。

リリースして1年間で30万ダウンロードを達成。自分の選んだ著名人、ユーザーが読んだ記事などを読むことができ、一種のコミュニティを形成している点が面白い点です。

NewsPicksは拡散力にも優れ、『ピックボタン』というのがあるんですが、これを押すと平均で大体500人ぐらいの人に、そのニュースが伝わっていきます。

フェイスブック、ツイッターなんかを連動させると合計で3000人以上に伝わっていくということです。

 

紙広告からオンライン広告への流れが進んでいく

今後、紙媒体の情報誌ではなく、スマートフォンからニュース・記事を見る傾向は強まっていくでしょう。

それに伴って、広告業界の動向も変わってくると思われ、紙広告からオンライン広告へとシフトしていくことが予想されます。

dentsu-data作成:電通データを基に作成

2014年、インターネット媒体広告は初めて1兆円を超えました。すでに紙広告を抜きました。

アメリカでも、すでにオンライン広告の比率が上回っています。2014年の比率は、紙広告:オンライン広告=300億ドル:600億ドルにまで差が開いています。

 

オンラインメディアの今後のマネタイズは?

現在のオンラインメディアのマネタイズ方法は、『広告収入』がメインです。しかし、業界自体が熾烈な争いを繰り広げる中、広告単価も下がり、業績に響いてくることも考えられます。

したがって、新しいマネタイズ方法の確立が今後業界で生き残るために必要なポイントになるでしょう。

僕が考えるマネタイズ方法は次の通りです。

 

  1. 課金制
  2. コミュニティ形成からメルマガの発行やイベント・セミナーの開催
  3. ネイティブ広告・インフィード広告への注力

課金制はすでに導入している企業もあります。日本経済新聞のオンライン版もその一つであると考えられます。日本経済新聞は無料版と有料版が存在しています。

無料版では月に限られた本数の記事しか見ることができず、それ以上の購読を希望するならば、有料会員に登録する仕組みです。

導入部分では、無料にすることで、敷居を低くして、サービスの利用機会を作り出し、有料版へとユーザーを移動させる仕組みがあります。

それによって、熱狂的なファンを作り上げていき、広告収入以外の収入を生み出すことができる『フリーミアム方式』への移行が必須です。

それに伴って、記事(コンテンツ)の充実化、オリジナルコンテンツの作成が求められてきます。

NewsPicksのようにオリジナルな記事を作成するように、そのメディアでなければならない要素を作り上げることがユーザーを囲い込むためには必要なのではないでしょうか。

 

次にオンライン上にコミュニティを形成することが新しいマネタイズ方法には必要になってくるとでしょう。ビジネスSNSとしてLinkedInは世界基準になっています。

最近の流行りとして、著名人のコラム投稿が同SNS内であります。それは、メディアに寄稿するよりも、LinkedInの『コミュニティ』に投稿した方が、発信力があるからです。

それを踏まえて、コミュニティ生成を実施し、メルマガの発行やイベント・セミナーの開催などの仕組み作りが重要です。

 

まとめ

業界で生き残るためには、新しいマネタイズ方法の確立が必須です。

  1. 課金制
  2. コミュニティ形成からメルマガの発行やイベント・セミナーの開催
  3. ネイティブ広告・インフィード広告への注力

その中で、以上の3つのポイントの方法が重要でしょう。

そして、新しいマネタイズ方法を作り上げていくためにはメディア側の取り組みも変えていく必要があり、

  • オリジナルコンテンツの作成
  • ユーザーエクスペリエンスの向上
  • ビッグデータ活用による一人一人にあったコンテンツを結びつけていくパーソナルマーケティング

への取り組みが他メディアとの差別化になる要因となるでしょう。

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