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電子書籍市場規模、2019年には2900億円へ。取り巻く環境への影響は?

time 2015/07/02

電子書籍市場規模、2019年には2900億円へ。取り巻く環境への影響は?

2014年の電子書籍市場の市場規模は、1,266億円であった。この数字は、2013年時の市場規模が936億円から比べると、35.3%増加とすごい勢いで伸びています。(参照:『電子書籍市場規模、19年度は14年度の倍以上の2,900億円規模へ』)

また、電子雑誌においても、2014年時の市場規模は145億円であり、前年比88.3%の伸びだ。

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(引用:インプレス総合研究所)

2019年には、2900億円規模にまで大きなると予想される電子書籍ですが、市場規模を伸ばしている要因は何なのか。そして、電子書籍を売るときのポイントは何なのかをまとめていきます。

 

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スマートフォンの普及率の上昇とともに、電子書籍市場が拡大している

やはり、スマートフォンの普及率の上昇が、電子書籍市場の拡大への直接的な要因となっていると考えられます。

日本において、スマートフォンの普及率は60%を超えています。

mobilephone

また、日本国内に4000万台以上のスマートフォンが流通しています。スマートフォンを介して、ショッピング、ゲーム、音楽鑑賞など、日常的な生活において行うであろうことをインターネットを経由することが多くなりました。

その結果、紙媒体で本を読むという、今までの文化をもインターネットを経由した形になろうとしていて、電子書籍に取って代わろうとしています。

 

電子書籍が普及することでどう変わるのか?

電子書籍が普及することで僕たちの生活はどのように変わるのか。

以下のポイントが重要であると思います。

  1. 紙媒体の本の売上が減少していく
  2. インターネット広告が増加する
  3. 電子決済が増える
  4. コミュニティに所属したいニーズが強まる
  5. 『所有』から『共有』という流れが強まる

1.紙媒体の本の売上が減少していく

図を見てみると、年々書籍の販売は減少傾向にあることが分かります。

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書籍の販売が減るということは、書店などの店舗数も減少していくということです。こちらの図を見ていただけると、顕著に減少していことが分かります。

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今後も電子書籍市場が大きくなるにつれ、この傾向は大きくなる一方でしょう。

 

2.インターネット広告が増加する

インターネットを経由して本などのコンテンツも読んだりするようになれば、当然広告の出し方も変わってきます。

アメリカでは、オンライン広告が紙広告の売上を抜いています。

 

3.電子決済が増える

インターネットを介して、様々なサービスを利用することが多くなる中、キャッシュレス化が進み、電子決済によってサービスを購入する頻度が高くなってくるでしょう。

2020年には、電子決済業界の市場規模は、82兆円規模になると予想されています。

 

4.コミュニティに所属したいニーズが強まる

インターネットやソーシャルメディアが普及していくことで社会全体でみると、より便利な生活環境が整えられていると思います。

その一方で、僕たちはインターネット内に『村』を作って、生活するようになると言われています。

つまり、個人間のコミュニケーションや情報のやりとりなどを行う比率が高くなり、それらが持つ情報に影響されることが増えていくでしょう。

その事例が「HONZ」や「NewsPicks」ではないかと思います。

本やニュース記事に対して、『誰が見た記事なのか』『どんな人が読んでいるのか』ということを知りたい、コミュニティに所属したいというニーズが強まってくると思います。

 

5.『所有』から『共有』という流れが強まる

音楽業界を例にすると、AWA、Apple Music、LINE Music、Spotifyなどの音楽ストリーミングサービスの登場によって、音楽が『所有』→『共有』へとシフトしています。

また、カーシェアリングや空き部屋などを宿泊施設として貸し出すAirbnbなど『共有』ビジネスが拡大してきています。

本に関しても、所有して読むというスタイルから、月額料金を払って、いろいろな本を読めるような環境が整っていくかもしれません。

 

電子書籍を売っていくために必要なポイントは何か

様変わりする環境の中で、如何に電子書籍を販売していけば良いのかを考えてみます。

  • 章ごとにコンテンツ化するなど、ページ数の少ない書籍として販売する
  • ソーシャルメディアを活用した、コンテンツの発信とコミュニティの作成

章ごとにコンテンツ化するなど、ページ数の少ない書籍として販売する

スマートフォンの普及によって、時間の概念も変わってくると思います。

僕たちは日頃のやりとりなどもスマートフォンを活用して行っています。例えば、LINEやFacebookのメッセンジャーなどを使って、メールのやりとりとかをしますよね。

スマートフォンは、今後も僕たちの生活には無くてはならない存在になっていくでしょう。一方で、それによって、まとまった時間が取りづらくなるという環境を踏まえたコンテンツを作成する必要性が増してくると思います。

 

ソーシャルメディアを活用した、コンテンツの発信とコミュニティの作成

ソーシャルメディア上に、専用のページを作成し、そこで情報を発信していきます。

例えば、出版する書籍に関連するカテゴリーの内容をコンテンツ化して、ソーシャルメディア上に投稿するのです。

そういった行動から、顧客ロイヤリティを高めると同時に、潜在的なお客さんの囲い込みを行っていくことが重要であると思います。

 

まとめ

電子書籍業界というと、ニッチな産業かと思いがちですが、実際には様々な業界へ影響を与えていきます。

正直、楽天がブックシェアリング業者を買収していたり、シェアリングエコノミーに力を入れていることなど、知りませんでした。

僕たちの知らない間に世界は急速に進んでいて、勝手に便利になっている。

いろんな知識をインプットすることの重要性を再認識しました。

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