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オンライン決済サービスの仕組みと今後の動向について考えました

time 2015/07/13

オンライン決済サービスの仕組みと今後の動向について考えました

先日、WeChatのオンライン決済サービスが日本に上陸することを紹介しました。(参照:『決済システム『WeChat Payment』が日本に導入される』)

今後も、スマートデバイスを介したオンライン決済サービスの市場規模は大きくなるだろう。

そこで、今回は

  • そもそもオンライン決済サービスとはどういうものか?
  • オンライン決済の市場規模は?
  • 各種サービスについて
  • 今後どのようになっていくのか?

上記の内容を押さえるいきたいと思います。

 

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オンライン決済サービスとは?

そもそも『オンライン決済』とはどういうサービスなのか。

オンライン決済サービスとは、何らかのサービスを購入するときに、その代価としてお金を支払う場合、現金で支払うのではなくて、電子データをやり取りすることでお金を支払うことのできるサービスのことです。

各種クレジットカード決済、EdyやBitCashなどの電子マネー、LINE Payなど、現在たくさんのサービスが展開されています。

 

オンライン決済サービスの仕組みとは?

ここで、クレジットカード業界のビジネスモデルについて学んでいきます。

card_business_model

上の図は、基本的なクレジットカード業界の構造です。それぞれの用語について解説すると

  • 利用者:モノ(サービス)を購入して、クレジットカード決済を行う人
  • 加盟店:モノ(サービス)を提供する店舗。カード決済を受け付ける店舗
  • アクワイアラー(加盟店業務):加盟店がクレジットカード決済を利用できるようにする。例)三井住友カード株式会社、株式会社ジェーシービー、楽天カード株式会社など
  • イシュアー(カード発行業務):利用者にカードを発行する。例)セゾンカード、楽天カード、アメリカン・エクスプレスなど
  • 国際ブランド:VISAやMaster Cardなどのカードブランド

決済プロセスを見てみると

①利用者は、カードを提示することで、加盟店からモノ(サービス)を受け取る

②加盟店は、アクワイアラーに代金を請求する

③アクワイアラーは、イシュアーに対して、代金を請求する

④イシュアーが、利用者の代わりに代金を立て替える。イシュアーは、立て替え分の手数料を引いた代金をアクワイアラーに支払う

⑤アクワイアラーは、決済処理を行った手数料分を引いた代金を加盟店に支払う

⑥イシュアーは、利用者から立て替えた代金分を回収する

つまり、加盟店が『④の手数料+⑤の手数料』分を支払っているという仕組みです。

インターネット、スマートフォンなどの普及によって、ECサイトの運営者は増えたでしょう。そういった個人でビジネスを行っている場合などでは、この手数料は大きなコストになるということも言えるのではないでしょうか。

 

オンライン決済サービスの市場規模は?

ミック経済研究所の調査によると、2014年度の国内における、ネット決済サービス市場規模は、1518億円であるとのこと。

2015年度で、前年度比116.7%増の1772億円になるとの見通しを立てています。年平均成長率は114%であることは、脅威的です。

4年後の2019年には、3045億円にまで市場規模が大きなると推測し、今現金での決済ではなく、オンラインによる決済へと移行する日も遅くはないのではないでしょうか。

 

どのようなオンライン決済サービスがあるのか?

現在、どのようなオンライン決済サービスが登場しているのか。

  • PayPal
  • Apple Pay
  • SPIKE
  • Web Pay
  • Yahoo!ウォレット Fast Pay

日本で、急速に拡大しているのは、国内発のメタップスという会社が運営するSPIKEです。

このサービスは、フリーミアム方式を採用しています。月間決済額が100万円以下ならば、決済手数料が無料のプラン。

そして、月額3000円で、月間1000万円まで決済手数料が無料になるプレミアムプランがあります。

また、Appleが提供しているApple Payは、イシュアーからのみ手数料を取るという今までにないビジネスモデルを確立しています。

加盟店や利用者からは手数料を取らないということ。

これを可能にする要素は、

  • iPhoneユーザーが多いことから、ある程度のシェアを獲得できること
  • 圧倒的なセキュリティシステム
  • カードの不正利用件数を減らすというソリューションを提供できること

以上のようなポイントが挙げられるでしょう。

 

オンライン決済サービスの台頭によって、どんなことが起こるのか?

LINEやWeChatなど、既存プラットフォームを軸に繰り広げるオンライン決済サービスも台頭してきています。

オンライン決済サービスが拡大することで考えられるポイント

  • EC事業、インターネット事業を立ち上げるコストの低下
  • EC業界の市場規模が増加していくだろう
  • ビッグデータの活用が重要になる
  • ソーシャルメディアを駆使して、お客さんを囲い込み、顧客化するアクションが大切になる
  • IT業界が金融業界の競合となっていくだろう

2020年に東京オリンピックが開かれることで、今後も訪日観光客数は増加していくでしょう。

それと同時に、オンライン決済サービスも拡大していくだろうと考えました。

 

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