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クックパッドの強みと、今後の展開について考えてみました

time 2015/07/19

クックパッドの強みと、今後の展開について考えてみました

鹿児島県はレシピサービス『クックパッド』に公式ページを開設しました。(参照:『鹿児島県、クックパッドに公式ページ まず豚骨や鶏飯 』)

クックパッドという影響力のあるプラットフォームを利用して、県産の農林水産物や特産品の認知度の拡大や消費拡大に繋げていくとのこと。

また、それらの食材などを使用したレシピを募集し、紹介していくようです。

今後のクックパッドの動向が気になる中で、今回は以下の内容を押さえていきたいと思います。

  • クックパッドとは?
  • クックパッドの強みとは?
  • クックパッドの今後の展開は?

 

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クックパッドとは?

そもそもクックパッドとはどんなサービスなのか。

クックパッドとは、1998年に誕生した日本最大の料理レシピサービスです。ユーザーが自分の料理レシピを写真などと合わせて投稿することができます。現在は、210万レシピが投稿されています。

また、クックパッドが展開している事業は大きく分けて4つあると考えます。

  1. 有料会員事業
  2. 通販事業
  3. 広告事業
  4. マーケティング事業

 

1.有料会員事業

まずは、有料会員事業です。月額280円で有料会員になることができ、専門家が選んだレシピを見ることができるようになったり、レシピを保存できるようになったり、各料理におけるカロリー算出をしてくれるなどを行ってくれます。

もちろん、無料でも利用できる『フリーミアム方式』を導入しており、月間5200万人のユーザーが利用しています。そして、現在の有料会員数は160万人であり、年々増加しています。

 

2.通販事業

2014年からインテリア雑貨屋キッチン用品などを取り扱う通販サイト『アンジェ』を運営しています。

一部の商品については色や素材などをカスタマイズするなどして販売しており、自社の通販サイトに加えて『楽天市場』『Yahoo!ショッピング』『Amazon.co.jp』など各種モールにも出店しています。

2001年から9年連続で『楽天市場 Shop of the year』のインテリア部門で1位を受賞するなどしているサイトです。

クックパッドの利用者層と客層が重なっていると考えれ、相乗効果が見込まれる事業です。

 

3.広告事業

プラットフォーム上に、バナー広告などによって収益を上げています。

 

4.マーケティング事業

食品・飲料メーカーと提携し、サービスの販売促進などを行っています。

2015年には、結婚式場選び口コミサイト『みんなのウェディング』を子会社化しました。これよって、『生活のインフラ』という価値を提供していくということもあり、多くの事業を展開していくでしょう。

 

クックパッドの強みとは?

多くの事業を展開しているクックパッドですが、クックパッドの強みはなんなのか。

僕は以下の4つがあると考えています。

  1. 集客力が高い
  2. 有料会員制というビジネスモデルの確立
  3. 顧客満足度が高いサービスを展開している
  4. レシピサイトの運用ノウハウを所持している

1.集客力が高い

月間の利用者が5200万人と驚異的な数字を達成してます。また、80%以上の20代〜30代の女性が利用しているサービスであり、母親が利用するネットサービスで2位を受賞するほどの人気サイトということです。

 

2.有料会員制というビジネスモデルの確立

有料会員制というビジネスモデルモデルを確立していることが大きな強みと言え、食のインフラという基盤を作っています。

競合他社を考えると、『楽天レシピ』というサービスがありますが、月間の利用者数が350万人ほどとクックパッドとは比較にならないほど乖離していて、クックパッドが一人勝ちしている状態です。

 

3.顧客満足度が高いサービスを展開している

使いやすいインターフェースは、顧客満足度を高める要因の1つと言えます。

有料会員の退会率は5%以下ということも満足度が高いことを証明しているのではないでしょうか。

 

4.レシピサイトの運用ノウハウを所持している

月間5200万人が利用するサービスを運用するノウハウを所持していることは最大の強みになるかと思います。

クックパッドは、日本を含めて、アメリカ、スペイン、インドネシアの4カ国でサービスを展開しています。

ノウハウを標準化することで、海外でもクックパッドと同様のサービスを展開するための業務が行えるようになりますし、今後海外展開を拡大するときにでも、スピード感をもって展開することができます。

 

クックパッドの今後の展開は?

クックパッドは、新しく『くらしのきほん』というメディアを立ち上げました。(参照:『クックパッドが新メディア『くらしのきほん』を立ち上げた理由は何か』)

 

クックパッドが今後どのような展開をするのかを考えてみました。

  • 有料会員を拡大していく
  • EC事業の強化
  • クックパッドと『みんなのウェディング』の相互関係を強める
  • 行政機関とのコラボレーション

2014年のEC業界の市場規模は、約13兆円でした。2020年には20兆円規模、将来的には60兆円規模まで拡大するという見通しがされています。

2014年から運営している『アンジェ』の運営力を強化していくとともに、食品・流通業者との連携を強化して、食材などの通販なども強化していくでしょう。

 

次にクックパッドと『みんなのウェディング』との相互関係を強めていくということです。

クックパッドを利用している年齢層は20代〜30代の女性です。

当然、『結婚』というニーズが顕在化されているでしょう。したがって、クックパッドのお客さんが『みんなのウェディング』に取り込んでいくアクションが強くなっていくでしょう。

 

また、今後は、料理教室や男女の交流会などオフラインのイベントなどの事業も増えていくのではないでしょうか。それによって、今まで取り込めなかった男性客も取り込めるのではないでしょうか。

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