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メタップスがマザーズに上場:各国のアプリ市場についても調べました

time 2015/07/25

メタップスがマザーズに上場:各国のアプリ市場についても調べました

メタップスが8月28日に東証マザーズに上場することが決定しました。(参照『メタップスが8月28日に東証マザーズに新規上場…アプリ収益化PF「metaps」とオンライン決済PF「SPIKE」を提供』)

2007年に『イーファクター株式会社』という会社名で設立され、SEOを中心としたマーケティングコンサルティングを事業の主軸としていた。

現在は、アプリ収益化プラットフォーム『metaps』と2014年からは『SPIKE』というオンライン決済プラットフォームのサービスを展開しています。

メタップスが上場するにあたって、以下の内容を押さえていきたいと思います。

  • 『metaps』『SPIKE』とはどのようなサービスなのか?
  • アプリ市場の市場規模について
  • 今後の展開はどうなるのか?

 

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『metaps』『SPIKE』とはどのようなサービスなのか?

そもそもメタップスが展開している『metaps』『SPIKE』とはどのようなサービスなのか?

まずは、アプリ収益化プラットフォーム『metaps』について考えていきます。

『metaps』とは、アプリマーケティングに必要な、『データ分析』『プロモーション』『収益化』を人工知能を通して、意思決定をサポートしてくれるサービスです。

『データ分析』『プロモーション』『収益化』をどのように行ってくれるのかを具体的に見ていくと

『データ分析』

ユーザーの動向、課金額、課金回数、利用頻度などユーザーの行動履歴から分析し、可視化してくれます。また、ユーザー動向の解析を基に、売上予測をも提示してくれるサービス。

『プロモーション』

対象のアプリがGoogle play、App Storeでどのくらい利用されているのかをリサーチしてくれるのと同時に、様々な広告ネットワークを通じて、新規ユーザーの獲得を手助けしてくれたり、既存ユーザーの復帰施策など効果的なプロモーションを実施してくれる。

『収益化』

『オファーウォール』によって、様々なオファー広告を提供することはもちろんのこと。アプリ内に自由にネイティブ広告を埋め込むことで、ユーザーエクスペリエンスを踏まえた展開をサポートする。

Google Playなどでは、アプリ市場の競争が激化しています。億単位で売上を稼ぐデベロッパーがいる一方で、◯◯万円〜数百万円ほどの売上しか稼げないデベロッパーもいます。

プロモーション戦略の差別化が難しい中で、デベロッパー側の運用をサポートしてくれるサービスとなっています。

 

次に『SPIKE』です。

『SPIKE』は、無料で利用できるオンライン決済プラットフォームです。フリープランと、ビジネスプレミアムプランの2つの料金プランのもと、サービスを展開。

フリープランであれば、売上が100万円以下であれば、手数料が掛からずにサービスを利用することができるのです。

なぜ、手数料を無料にしてビジネスが成り立つのか。

僕が思うに、月の売上が1000万円を超える企業からの収益を確保することができれば、ビジネスが成り立つからではないかと思います。

メタップスの代表である佐藤氏は、「99%にあたる中小企業、個人事業主にはお金を頂かずにサービスを提供したい」と言っています。

このことから、パレートの法則のような原理を踏まえて、収益システムを確立しているのでしょう。上場後は、広告やTポイントなどとの連携などによって、収益システムを再構築していくのではと思います。

 

アプリ市場の市場規模について

日本において、スマートフォンの利用者は60%を超え、スマートフォンの出荷台数も4000万台/年にまで拡大しました。

下図のように、スマートフォンを介して、メディアに接触する割合も併せて増加しています。

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また、スマートフォンゲーム市場ですが、市場規模は上昇基調にあります。

 

スマートフォンゲーム市場規模ネイティブブラウザ合算

 

それに合わせて、スマートフォン広告市場も年々拡大しており、企業側もスマートフォンシフトの動きを強めていることがよく分かります。

 

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また、メタップスが提供しているもう1つのサービス『SPIKE』についても、今後EC業界の市場規模が2020年には20兆円と見通していることも踏まえると、オンラインによる決済機会は増えていくことが分かります。

今後のマネタイズ方法も気になるところです。

 

今後の動向について

現在、メタップスは日本を含め、ロンドンやシンガポールなど8カ国で事業を展開しています。

例として、中国と韓国のそれぞれのスマートフォンゲーム市場を考えてみる。

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(参照:メタップス)

中国のスマートフォンゲーム規模は、約8000億円。日本と同じくらいの規模になります。

今後、ますますその成長は加速し、2018年には1兆7000億円までに上ると予想されます。

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(参照:メタップス)

また、韓国も約2400億円と大きな市場になりつつあります。

スマートフォンゲームのコンテンツが溢れかえっている現状を踏まえると、デベロッパー側は如何にユーザー側にプロモーションができるのかという点が課題になっていると思います。

そして、プロモーション戦略を行うための分析材料が必要であることも自明。

そんな2つの要素を解決してくれる『metaps』は、キーワードになり得るのではと思いました。

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