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グーグルの攻勢でネット広告業界が加速:ネット広告企業の業績についてまとめました

time 2015/08/09

グーグルの攻勢でネット広告業界が加速:ネット広告企業の業績についてまとめました

インターネット広告の市場規模が、1兆円を超えていることは知っているでしょうか?

また、Googleの日本法人が、商品などを検索している消費者に対して、店舗の在庫状況や経路などの情報を知らせる広告サービスを展開し、インターネット広告事業を加速化させています。(参照:『米グーグル日本法人、ネット広告事業で攻勢-“買いたい消費者”の来店促す』)

今後ますます、拡大していくであろうインターネット広告業界。

今回の記事を通して、インターネット広告事業を展開する主要な企業の理解と、印刷業界・広告業界の今後の動向を抑えていただければと思います。

 

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インターネット広告業界の市場規模は1兆円超え、スマートフォン広告を中心に今後も伸びていく

日本における、広告業界全体の市場規模は、約6兆円。

うち、インターネット広告業界の市場規模は、2014年に初めて1兆円を超えました。(前年比12.1%増)

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特に、スマートフォンの普及率の上昇、スマートフォンの利用時間が長くなっていることなどを背景に、スマートフォン広告の規模も3000億円を超えています。

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今後も世界規模で上昇していくことが予想されます。

 

主要なインターネット広告企業は?

市場規模の拡大に伴って、様々な企業が誕生しています。今回は、インターネット広告事業を展開している主要な企業を紹介します。

  • サイバーエージェント:インターネット広告事業の国内シェアNo.1
  • GMOインターネット:GMOインターネットグループの持ち株会社。アフィリエイト広告事業なども手掛ける
  • セプティーニ:インターネット広告、モバイル広告、SEM、Webサイト制作などを展開
  • オプト:電通グループの1社。業界2位。インターネット広告の取扱高に関してはNo.1
  • アイレップ:SEMを主軸として、リスティング広告、SEO、Web解析などインターネット広告を最適化するソリューションを提供

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ざっくりと、各企業の決算を踏まえて考えてみます。

インターネット広告事業を展開する企業のほとんどが、売上ベースで前年比を超える成長を達成しています。

オムニチャネル、動画広告、アドテクノロジー、ビッグデータなどインターネット広告事業を促進させる要素が多数存在していること、それらに対して、各企業はどのような行動を取っていくのか目が離せません。

 

インターネット広告業界の発展に伴う、印刷業界・広告業界への影響は?

当然、インターネット広告業界の拡大に伴って、印刷業界・広告業界が縮小するでしょう。

それぞれの市場規模はと言うと。

印刷業界の市場規模:約5兆9000億円。ピーク時であった1997 年には、市場規模が8兆9000億円ほどあって、それと比較すると、30%も減少している・

印刷業界の主要企業は、凸版印刷(シェア40%)、大日本印刷(シェア38%)。

 

広告業界の市場規模(インターネット広告以外):約5兆円。

業界の主要企業は、電通、博報堂、アサツ・ディ・ケイ。

様々な原因が、各業界の市場規模を縮小させています。

 

  1. 雑誌の衰退
  2. デジタル化へのシフトの顕著化
  3. 電子書籍規模の拡大
  4. スマートフォンの普及率の上昇と利用時間の長時間化
  5. AmazonなどECの登場による書店の減少

印刷業界・広告業界の今後の動向として、『デジタル化へのシフト』は外せないポイントだと考えています。

また、電通の経営戦略を踏まえると、『海外事業の拡大』も大切なポイントであることが分かります。(売上のうち、55%以上を海外での収益とする)

今までに築き上げてきた『人材』『資金』『戦略』というリソースを踏まえ、ニーズを正確に汲み取った展開をすることによって、継続性は保たれるのではと考えました。

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