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中国で加速するSNSでの情報発信とオンライン決済

time 2015/08/26

中国で加速するSNSでの情報発信とオンライン決済

中国人観光客による日本での『爆買い』が社会現象になりました。

そして、今では日本に滞在している中国人が、日本を訪問できない中国人に対して『代理購入』という行為が大きな話題を呼んでいる。(参照:『夜の新宿は中国人の「代理爆買い」で沸騰中』)

その仕組みを可能にさせているのがスマートフォンとソーシャルメディアです。

彼らは、『微信(We Chat)』を活用して、中国にいる友人や知人たちに日本で流行しているものや、日本の製品、日本の化粧品、日本文化などの情報を発信して、買い物を請け負い。

代理で買い物をした手数料を、オンライン決済サービス『支付宝(アリペイ)』を通して、お金を受け取っているよう。

今回は、中国のスマートフォンの普及率と、オンライン決済サービスの動向について押さえていきます。

 

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中国のスマートフォン普及率は70%を超える

こうした『代理爆買い』を可能にさせたのはスマートフォンの存在であるが、中国のスマートフォンの利用状況を確認していく。

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中国のスマートフォンの普及率は、74%。中国の人口を13億人と考えると、約9億人の人々が使用していることになります。

また、スマートフォンの出荷台数については、年間で4億台以上の出荷量を踏まえると、その規模の大きさが伺えます。

 

モバイル・バンキング利用者3億9000万人:加速するオンライン決済市場

スマートフォンの普及に伴って、オンライン決済市場も成長しています。

中国のモバイル・バンキング利用者は3億9000万人であり、この数字は、アメリカの人口よりも多い数字です。

また、モバイル・バンキング市場の40%を占めることになります。

そして、オンライン決済サービスを利用者もそれ以上に多く、ネットショッピング大手アリババのオンライン決済サービス『支付宝(アリペイ))』の利用者は全世界に4億人。

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テンセントが提供する『We Chat Payment』に関しては、9億人のユーザーを抱えている。

スマートフォン1つで、チャットはもちろんのこと、電子決済、配車サービス、オンラインショッピング、ホテルやレストランの予約など多様なサービスを利用することができます。

アメリカのPayPalを中心に、インターネット金融が世界を席巻しているが、中国は本当に最先端をいっているように思います。

インターネットを経由した、銀行サービス、投資、融資などの機能を利用することは当たり前の時代になってきています。今までのインフラに取って代わったテクノロジーを駆使した新しいインフラが生活の一部になっているのです。

 

まとめ

中国のオンライン決済サービス利用率は高水準で推移していますが、対する日本は現金主義の部分が強いです。

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現在でも、80%の人々が現金による決済を行っています。今までの方法を変えたくない。使いすぎてしまうのではと不安で使えないというオンライン決済サービスにネガティブな要素があるからでしょうか。

いずれにせよ、今後はEC業界が成長するに伴い、オンライン決済サービス抜きには考えられなくなるでしょう。

今後は、『We Chat Payment』も日本に導入するということもあり、今後の動向が気になるところです。

日本において、人口減少などを理由に、地方銀行の衰退が問題視されていますが、最新のテクノロジーと銀行機能を融合することにより、新しいインフラを整備することが、存続するためには必要なことなのではと考えました。

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