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爆買い商品から今後の中国人旅行客の旅行心理について紐解く

time 2015/10/04

爆買い商品から今後の中国人旅行客の旅行心理について紐解く

中国の国慶節(建国記念日)を機会に日本を訪れる中国人観光客が増加しています。

『円安』『ビザ発行の緩和』『中国と日本を結ぶ便が増加』『LCCの登場』などによって、訪日中国人が増えています。

僕は、まだ日本を訪れてくれる中国人観光客は増えると思っています。

今後の動向に関して、中国人観光客の旅行心理について紐解いていきたいと思います。

 

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全体の中国人旅行客数は1億1000万人もいる

中国本土の海外旅行者数は前、年比18.7%増ののべ1億1000万人でした。

訪日中国人数推移

2014年、日本を訪れている中国人旅行客は、240万人と急増しましたが、全体の中国人旅行者数の3%にも満たない数字です。

足元の状況では、『中国株式市場の混乱』『中国元の切り下げ』など、旅行などへの消費を妨げるような要素が出ています。

しかし、それを感じさせず、国慶節(10月1日〜10月7日)では多くの中国人観光客が日本を訪れており、今後も、ものすごいポテンシャルを感じます。

 

『爆買い』で買われる商品は『医薬品』『日用品』が多い

日本に訪れた中国人観光客による『爆買い』が注目されていますが、実際に何を買っているのか。

訪日中国人の消費内訳

2014年に関しては、上図のような商品が人気でした。

中国人の爆買い

そして、ソーシャルメディア上でシェアされている内容について調べると、やはり、『医薬品』『日用品』に対する人気は衰えません。

何故、こういった商品が買われるのか?

  • 日本の商品は、クオリティが高い
  • 健康志向が根付いてきている
  • 自分自身のステータスになる

以前までは、『モノ』に対しての消費の比率が多いという印象が強かったですが、最近では『旅行』『健康』に対しての消費も増えてきている認識です。

 

 

中国にも日本文化が根付いている理由とは?

中国では、生魚を食べる文化はありませんでした、紹興酒などを飲むときも、常温で飲むことから考えても、お酒を冷たくして、飲むということはあまりなかったと思います。

けど、今では生ビールを冷やして飲んだりなど、日本の特有の文化などが根付いてきているのでは。

その要因を作り出しているのは、台湾とか香港などです。

アメリカで流行ったものは、日本でも流行ることと同じように、台湾のライフスタイルやトレンドなどが、中国にも広まっていく。

つまり、台湾・香港などが中国の先行指標と言えます。

台湾の人口は、約2300万人。

そして、日本を訪れる台湾人観光客は、年間で人口の8人に1人という高い割合です。

これを踏まえると、中国人旅行者数1億1000万人のうち、1000万人以上の中国人旅行客が、日本を訪れ、訪日外国人の50%以上が中国人になるという予想も考えられます。

 

今後は、個人旅行者が増加するだろう

訪日中国人

観光庁発行の「訪日外国人消費動向調査(平成25年版)」によると、

中国人観光客は団体旅行が全体の60%、個人旅行が40%で、団体のほうが多い。

というのは、個人旅行は今年1月からビザが緩和されたとはいえ、まだ取得のハードルは高く、

団体観光のほうがはるかに日本に行きやすいという背景があるからだ。

団体旅行というと、ツアーによる観光がメイン。

団体観光ツアーに参加して、初めて日本のゴールデンルートを5~6日間で駆け巡る」のが中国人の日本旅行の定番。

ゴールデンルートとは、東京(浅草・銀座)、ディズニーランド、横浜、箱根、富士山、京都、大阪を巡るコースで、大阪から東京へ、という逆を辿るコースもある。

最近では、「北海道と東京6日間コース」や「沖縄4日間コース」などのツアーもあるが、

やはり、メインは東京・箱根・京都といった「ザ・ニッポン」といえるところだ。

第1回目の旅行は、何はともあれ日本のメジャーな観光地に行ってみよう、ということなのだろう。

今後は、個人旅行も多くなるでしょう。

個人旅行が多くなると、金沢、秋田、青森、九州など地方を訪れる旅行客も同時増えると考えます。

『宿泊先の確保』『言語対応』などの受け入れ方を整備することは必須です。

個人旅行ということで、スマートフォンを片手に、いろいろな情報を現地で入手したり、ソーシャルメディアなどを通して日本人と繋がったりなど『旅』もパーソナル化していくのではないでしょうか。

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