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ソーシャルメディア時代のおける、『共創』マーケティングの重要性

time 2015/05/29

ソーシャルメディア時代のおける、『共創』マーケティングの重要性

LIDDELL株式会社は2015年5月13日に『ソーシャルタレント』のネットワークを構築するサービス『SPIRIT-スピリット-』を開始しました。

渋谷ギャル、ゲイ、ストリートダンサー、ハーフ、地下アイドル、オタク、サロンモデル、スタイリスト、ヘアメイク、学生団体などソーシャルメディア上で影響力のある人材を活用し、お客さんに伝えたい情報を発信するサービスです。

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サービスを開始して、3週間しか経っていないのにも関わらず、すでに3万人のネットワークを構築している中、勢い付く一人ひとりの『メディア化』とサービスをソーシャルメディアを活用して、広めるためにまずやるべきことについて考えてみます。

 

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個人の発信力が強くなった

まさに、個人が『メディア化』している時代。

インターネット、ソーシャルメディアやスマートフォンの普及に伴い、この傾向は大きいです。

昔と比較してみましょう。

テレビがまだブラウン管だった時代、ラジオを使っていた時代。

情報を発信する側は、新聞、テレビ、ラジオ、雑誌などの『マスメディア』でした。これらから得られる情報は一方的に発信されるものであり、受動的な要素が大きく含まれるものです。

一方で、現在はスマートフォンを片手に、ソーシャルメディア上にいつでも、どこでも、誰もが情報を発信することができる個人の時代。

そして、その情報が非常に大きな影響力を持ちます。グノシーなどのニュースキュレーションサービスでも個人のブログ記事などをピックアップしてくれます。

また、NewsPicksでは、著名人から一般人のアカウントまでをフォローすることで、ある記事に対するフォローした人のコメントを見ることができ、そして自分自身もコメントを書くことができます。

たくさんの人がNewsPicks上に投稿されたコメントの閲覧も可能です。誰もが情報を発信することができる環境が整っています。

LIDDELL株式会社の『SPIRIT-スピリット-』は、そういった環境から誕生したサービス。

以前までは、影響力のある媒体は限られていましたが、現在は『個人』レベルが発信する情報が影響力を持つし、それが著名人とは限らないということが言えます。

 

そもそも影響力を持つとは

個人が発信する情報が影響力を持ち始めましたと言いましたが、そもそも『影響力』とは何か。Twitterなどのソーシャルメディアで、たくさんのフォロワーを抱えていれば、影響力があると言えるのでしょうか。

人を動かすことができることが本質的な要素であると思います。そして、人を動かすためには、以下のポイントが重要です。

 

1.返報性

人は、何かを相手にしてもらったときに、無意識に相手にお返しをしてしまうものです。そして、何かをしてくれる人に対して、好意的になり、その人が言っていることを信じ込みやすくなります。

 

2.コミットメントと一貫性

自分の言葉、信念、態度、行為を一貫したものにしたい、という欲求があるという性質を示しています。

僕らはブレない人に魅力を感じ、逆に意見がコロコロ変わる人なんかは信用できないわけですが、この原理が働いているからだと思われます。

 

3.社会的証明

他の人たち、事実、データ、世間一般によって、「Aが正しい」という情報があった場合に、自分も同じように認識してしまいます。

例えば、友達のみんなが同じ商品を使っていると、自分も欲しくなったりします。また、旅行などをしているときに行列のできているお店を発見すると、そこに入りたくなったりする心理です。

 

4.権威

  • 肩書きがある
  • 専門知識がある
  • 経験がある
  • 実績がある
  • 社会的地位を築いている

上記のような要素から、相手に何らかの権威があると判断すると、その人の言うことに従いやすくなります。

 

5.好意

友人、家族、恋人など、好意を持っている相手の言動は、信じられやすい傾向があります。

 

6.希少性

希少である≒需要がある≒良いものに違いない、という思い込みにより、希少であるというだけでその商品を買ってしまったりします。

  • タイムセール残り5分
  • 100名様限定
  • 金曜日までの限定販売
  • 残りわずか10セット

特に、量の希少性と時間の希少性は効果が大きいとされています。

以上のように、人を動かす(人に影響力を与える)ために必要な要素を紹介しました。とは言っても、影響力があるかどうかということを判断するのはユーザーです。

発信者とコンテンツ自体に影響力を与えるような要素を含めたとしても、必ずしもそれが、「響く」かどうかは分かりません。大切なのは、そのコンテンツがユーザーに対して価値のあるものであるということ。

価値のあるコンテンツという認知を得るために、コンテンツ自体を充実させなければならないし、発信者側のパーソナルブランディングが必要不可欠なのです。

 

『共創』がビジネスの流れを変えていく

手元にある利用可能な手段を出発点として、ボトムアップ方式でサービスを(潜在的な)お客さんと共に創り上げていく『共創』という考え方がビジネスの流れを変えるのではないかと思います。

ネスレ日本は、オフィスコーヒー需要の獲得のために、『ネスカフェ アンバサダー』というコアなファンを作り上げて、流通チャネルを広めています。

『ネスカフェ アンバサダー』とは、アンバサダーに応募して選考を通過すると、バリスタがオフィスに無料で提供されるという仕組み。

1杯20円程度でおいしいコーヒーをオフィスで味わえるとあって爆発的な人気を集め、すでに10万人以上のアンバサダー登録者がいるという。

引用:『日経ビジネス オンライン 徳力基彦』

また、自動車メーカーのフォードは、2010年に『フォード・フィエスタ』を発売した時のマーケティング方法もユニークです。

フォードは、真新しい「フォード・フィエスタ」を100人に提供し、コメント、動画、写真をネットに投稿するよう呼びかけた。

フォード・フィエスタのアンバサダーが投稿したユーチューブの動画、フリッカーの写真、ツイートなどは数百人の消費者の目に留まり、盛んにシェアされた。

このプロモーションは数千台のフィエスタの販売につながったとみられる。

今まで軽視されてきた『ファンの影響力』が変化を遂げています。ソーシャルメディアの登場によってその影響力はより大きくなってきています。

サービスのプロモーション、ブランディング戦略、(潜在的な)お客さんへのアプローチなどをするときに、まずやるべきことは『コアなファンを作り上げる』ということが大切であると思います。

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