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人工知能は人間を超えるのか?人間の未来を変える究極のテクノロジーになっていく

time 2016/07/20

人工知能は人間を超えるのか?人間の未来を変える究極のテクノロジーになっていく

人工知能は人間を超えるのだろうか?その先に待つ未来はどのようなものなのだろうか?

松尾豊氏著の『人工知能は人間を超えるのだろうか?』を読みました。

 

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EY総合研究所の調査によると、人工知能を活用した関連産業における国内の市場規模は次のようになる。

(参照:「人工知能関連作業の市場規模は2030年には86兆円越え?!5年以内ではチャットボットが人気サービスに!」)

  • 2015年: 3兆7,450億円
  • 2020年: 23兆638億円 (年率 +43.8%)
  • 2030年: 86兆9,620億円 (年率 +14.2%)

なんと、2030年には2015年時の市場規模の30倍ほどにまで成長していく予測が立てられている。

2015年現在における人工知能を活用した機器、システム等の国内市場規模は、EC市場でのレコメンド活用などIT領域を中心に卸売・小売分野として1兆4,537億円、広告分野6,331億円、金融・保険分野5,964億円など合計3兆7,450億円と推計している。

 

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第3次人工知能ブーム「ディープラーニング」が成長のポイントに?!

2014年、英国デロイト社は、英国の仕事のうち35%が、今後20年間でロボットに置き換えられる可能性があるという報告を発表した。年収3万ポンド(約550万円)未満の人は、年収10万ポンド(1800万円)以上の人と比べて、機械に仕事を奪われる確率が5倍以上高いという。

また、実業家のレイ・カーツワイル氏は、2045年に技術的特異点が起こるという見通しを立てている。

 

急成長している分野という認識が高い人工知能分野だが、今まで2度のブームが起きている。

  • 第1次ブーム:1950年代後半〜1960年代。コンピュータで「推論・探索」をすることで、特定の問題を解く研究が行われた。
  • 第2次ブーム:1980年代であり、コンピュータに「知識」を入れると賢くなるというアプローチが全盛を迎え、エキスパートシステムと呼ばれる実用的なシステムがたくさんつくられた。

第1次ブームである「推論・探索」によって、人工知能は、「〇〇ならば、△△」といったように、論理的に解を導き出すことができるようになった。

例えば、将棋などのマスを使ったゲームである。

「王将がどのくらい前に出ているのか」

「歩は角の前にある」

といったように、1つ1つの事実データをコンピュータが分析し、次の手を考える。

ある情報が当てられていて、それを分析し、次の行動を考える技術を開発したのだ。

 

次に第2次ブームである。

この時は、知識をコンピュータに入れることで、人間を超えた頭脳を作ることができるだろうと考えていた。

 

しかし、どちらのブームも終わる。

 

そして、第3次ブームとして開発された技術が「ディープラーニング」だ。

ディープラーニングでは、コンピュータ自信が、「特徴量」を作り出すことができるのだ。

例えば、YouTubeから取り出した画像を大量に見せてディープラーニングにかけると、コンピュータが特徴量を取り出し、自動的に「人間の顔」や「ネコの顔」といった概念を獲得するのだ。

ディープラーニングでは、このように「ちょっと違ったかもしれない過去」のデータをたくさんつくり、それを使って学習することで、「絶対に間違いではない」特徴量を見つけ出す。

そして、「絶対に間違いではない」特徴量であるがゆえに、その特徴量を使った高次の特徴量も見つけることができるのである。

ディープラーニングによって、今後さらに技術の向上が期待されるが、できる範囲は非常に限られている。

今後は、「感情理解」「自律的な行動計画」が立てられるようになれば、ビッグデータの活用や自動運転もできるようになるだろう。

さらに「環境認識」「言語理解」の能力が向上すれば、社会進出も視野に入ってくる。

人工知能が日常生活レベルで普及していく世界にはまだまだ道半ばだが、今から僕たちにできること、そして何が重要なのかということを常に念頭に置いて行動していきたい。

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