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失敗の本質を読んで:日本のビジネスマンに欠けているものと「できるビジネスマン」になるために必要なものとは?

time 2017/02/11

失敗の本質を読んで:日本のビジネスマンに欠けているものと「できるビジネスマン」になるために必要なものとは?

読んだ本の紹介です。「超入門 失敗の本質」を読みました。

こんな人に読んでほしいです。

  • 目標に向かって一生懸命頑張っている人
  • 目標を達成するための組織づくりのポイントを押さえたい人
  • ざっくりと日本の戦史を押さえたい人

「超入門 失敗の本質」のもとになった「失敗の本質」も読みましたが、内容が難しすぎて理解に苦しみました。

「超入門 失敗の本質」は、「失敗の本質」を分かりやすく、噛み砕いて、事例とかを混ぜながら説明してくれます。

だから、本の内容がすごく分かりやすので、失敗の本質に書かれている内容をざっくりと理解する上では、良書でした。

 

この本を読んで、僕が伝えたいのは3つです。

  1. 勝利につながる「目標」を見つけることが大切であること
  2. リーダーの役割とは、「勝利につながる目標(指標)」を見つけること
  3. 目標達成に必要な組織は、どのような組織なのか?

 

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勝利につながる「目標(指標)」を見つけることが大切であること

当たり前ですが、「戦略とは、目標を達成するために立てるためのもの」です。

しかし、なかなかそれができない。

それは、なぜか?

それは、その目標が勝利につながっていないことが多いからです。

つまり、その目標が本質的なものではないので、それに対する戦略も本質的に有効的な戦略ではないということ。

  • 大局的な戦略とは「目標達成につながる勝利」と「繋がらない勝利」を選別し、「目標達成につながる勝利」を選ぶことだと言えます。
  • 目標達成に繋がらない勝利のために、戦術をどれほど洗練させても、最終的な目標を達成することはできないのです。
  • 戦略の失敗は戦術ではカバーできないので、有効な指標を見抜く指標の設定力こそが最大のポイントとなります。指標を正しく決めることが、先に説明した「目標達成につながる勝利」を決めるということ。
  • 勝利につながる「指標」をいかに選ぶかが戦略である。性能面や価格で一時的に勝利しても、より有利な指標が現れれば最終的な勝利には繋がらない。

太平洋戦争時、日本の駐留基地の70%は戦略上意味をなさないとのことです。

つまり、闇雲にひたすら頑張る!精神は意味をなさない問いことだと思います。

 

この「日本的」なスタンスは、現代の日本企業も受け継いでいて

例えば、ホンダがアメリカで二輪車が売れた理由も、「作って見たら、市場にウケた」という「体験的学習」による偶然的な成功です。

本質的な成功要因の分析ができないのいで、違ったマーケットに進出する際も、アメリカ市場で成功した経験をもとに「同じこと」をしてしまうから、失敗する。

つまり、体験的学習による察知で「成功する指標」を発見するからこのようなことが起きるのです。

それは、本当に勝利につながるのか?有効的な戦略なのか?という自問自答を繰り返すことが重要であることを学びました。

 

目標達成に必要な組織とは?

では、掲げた目標に対して、どのようにして組織づくりをするべきか?

まずは、太平洋戦争時のアメリカ軍の組織と、日本軍の組織の特徴を考えてみると

  • アメリカ軍は作戦立案をする中央の作戦部員が、現場感覚と最前線の緊張感を常に失うことなく進行に邁進できた。現場の体験、情報を確実に中央にフィードバックし、目標達成の精度と速度をさらに高めていく仕組みを作ることが重要である
  • 日本軍は結果よりもプロセスを評価した。個々の戦闘のおいても、戦闘結果よりはリーダーの意図とか、やる気が評価された。このような志向が、作戦結果の客観的評価・蓄積を制約し、官僚制組織における下克上を許していったのである

アメリカ軍組織の特徴は

  • 結果・成果主義
  • 組織の自立性・独立性を認める

 

一方、日本軍組織の特徴は

  • 結果よりもやる気・プロセス主義
  • 官僚制組織

また、組織の運営方法も、アメリカ軍は現場の情報(一次情報)をインプットして、勝利につながるような戦略を立てていくのに対して、

日本軍は、受け取った情報の錯誤、中央集権による現場情報とかけ離れた戦略を立てていた。

 

つまり、目標達成のための組織づくりに必要なものは、ある程度成果を出した者をどんどん、マネジメント側に移行しつつ、一次情報をもとに戦略を立てることが求められるのでしょう。

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