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「自分のアタマで考えよう」を読んで:考える上で、必ずやるべきポイントと4つの思考法について

time 2016/02/10

「自分のアタマで考えよう」を読んで:考える上で、必ずやるべきポイントと4つの思考法について

「プロ野球ファンの年齢層が高いことが意味する今後の動向は?」

この問いに対して、どのように考えるだろうか?

ちきりん氏著の『自分のアタマで考えよう』を読んで、「知っている」から脱却し、「考える」ためには、何が必要なのか、どのような視点が必要なのかを学びました。

そこで、この本のまとめとして、以下のポイントを考えていきたいと思います。

  1. ついやってしまう考え方について
  2. 「目的」から理解する
  3. 情報を手に入れた時は、「なぜ?」「だから何?」を考えること
  4. 情報を深堀りするために必要な4つのポイント

 

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1.ついやってしまう考え方について

先ほどの問いに戻りましょう。

「プロ野球ファンの年齢層が高いことが意味する今後の動向は?」

この問いに対して、A君とB君は、考えました。

A君の意見

日本のプロ野球の未来は暗い。

なぜなら、ファンが高齢化しているからだ。

高齢化したファンはそのうち死んでしまうので、プロ野球ファンがいなくなってしまう。

プロ野球は早急に若いファンを取り戻すべく努力すべきだ。

 

B君の意見

日本のプロ野球の未来は明るい。

なぜなら現在のファンの多くは資金的に余裕があり、余暇時間も長く、他に娯楽も多くない高齢者だからだ。

日本のプロ野球は、シニア層のファン向けビジネスに積極的に乗り出すべきだ。

示されたデータを読み取り、上記のように考えたという点では、正解なのかもしれません。

しかし、それは客観的な意見に基づいている考えなのか。

 

ある情報から楽観的なことしか読み取れない、反対に悲観的なことしか読み取れないのは、読み手に最初からバイアスがかかっているからです。

なんらかの固定観念、既成概念、すなわち「もともと知っていること」に影響されていることが多い。

 

C君の意見を考えてみると

プロ野球ファンの高齢化が進んでいる。

高齢者はお金を持っているし、余暇時間を持て余している。

しかも、若者よりも人口も多い。こんなにファンが高齢化しているなら、今後はもっとシニア向けのビジネスを展開すべきではないか?

その方が、経済的にゆとりがなく人数も減ってしまう若者向けのスポーツであり続けるより儲かるかもしれない。

一方で、長期的に見れば、現在高齢のファンがいなくなった後、今の若者が野球に興味を持たないまま中高年になれば、プロ野球はジリ貧になってしまう。

だから、今の若者も年をとれば野球の魅力に気がついてくれるような仕掛けを提供していく必要がある。

思考は、知識に影響されます。

過去の知識ではなく、目の前の情報から考えることを意識することが重要。

 

2.「目的」から理解する

会議などでなかなか、意思決定、次の行動が起こすことができないのはなぜなのか?

それは、ゴール(目標)が明確になっていないからです。

つまり、どこに着地すれば良いのかが分からないので、「あれも調べよう」「これも調べよう」といったように、無駄な行動が多くなり、結局何のために調べたのか分からなくなってしまうのだ。

 

それを防ぐためには、まず最初に「目的」を明確にすることです。

100倍の結果を生み出すアウトプットができる理由。【イシューからはじめよ】トリプルキャリアが生み出した知的生産のシンプルな本質とは。』も参考にしてください。

こちらにも、最初に「イシュー(目的)」を考える重要性が学べます。

 

「どんな事を明確にしたいのか」

「何でそれを調べるのか」

まずは、目的を明確にしましょう。

目的を明確にすることで、やるべき行動も明確になり、無駄な行動をせずに、最短で目的に近づけます。

 

3.情報を手に入れた時は「なぜ?」「だから何?」を考える

情報を手に入れた時は、まず「なぜ?」「だから何?」を考える癖をつけましょう。

日々、流れている情報を手にいれるだけでは、表面上の知識に過ぎません。

手に入れた情報を、自分で考えて、深堀りしていくことが重要です。

また、その情報の裏側を考えるということでしょうか。

ある情報に十分な時間をかけることで、理解力は増しますし、「使える知識」として、インプットされます。

 

4.情報を深堀りするために必要な4つのポイント

では、情報を深掘りするためにはどうすれば良いのか。

先ほどの「なぜ?」「だから何?」を考えることと、以下の4つのポイントを考えましょう。

  • 因数分解する
  • 縦(時系列)と横(カテゴリー)で比較する
  • 考える要素のレベルを揃える
  • 前提条件(ルール)を明確にする

・因数分解する

情報を因数分解するとは、情報を細くするということ。

例えば

「売上を伸ばしたい」

これは、漠然とした内容です。

 

この「売上」という情報を因数分解すると

「売上=客数×客単価×リピート率」

「売上=個数×単価」

「売上=女性顧客の売上+男性顧客の売上」

など、様々な切り口で細分化することができます。

 

細分化することで何ができるのかというと、次の行動を考えやすくなる。

売上を伸ばすために、客数を増やそうといったように、細分化することで、調べる内容と、行動への筋道を立てられます。

 

・縦(時系列)と横(カテゴリー)で比較する

それぞれの事象を、時間などで比較することで、それぞれの特徴をおえることができます。

 

・考える要素のレベルを揃える

「10代の日本人」「10代のアメリカ人」のように比較対象のレベルを合わせる。

「10代の男性」「犬」のように、まったく関連性がない者同士を比較しても、見いだせる要素が少ないですし、話に食い違いが起きる原因です。

 

・前提条件(ルール)を明確にする

「驚くコンテンツを考えてください!」といきなり言われても、思考が停止します。

そのために、前提条件(ルール)を設定する。

「訪日外国人が驚くコンテンツを考えてください!」の方が、思考しやすいのが分かるでしょう。

 

まとめ

以上が、ちきりん氏が進めている「自分のアタマで考える」ためのステップです。

インターネットとスマホによって、僕たちの周りには情報が溢れかえっている。

ニュースキュレーションアプリを使えば、様々な情報媒体から情報を得ることができる。

つまり、情報を入手することは簡単で、それをどう活かすことができるのか。

それには、まず自分で考えるということが重要で、それを訓練するためには、日々の積み重ねだと思います。

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