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紀伊国屋新宿南店が事実上の撤退へ:流通構造の変化が書店の現象を真似ているのではないか?

time 2016/05/14

紀伊国屋新宿南店が事実上の撤退へ:流通構造の変化が書店の現象を真似ているのではないか?

紀伊国屋新宿南店が7月下旬をめどに、売り場を縮小させ、事実上の撤退を発表した。

確かに、毎年書店数の減少は進んでいる。

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それに伴って、紙の出版物の販売も減少していることも確かだろう。 

2015年の紙の出版物の推定販売額を発表した。14年比5.3%減の1兆5220億円と、減少率は1950年に調査を始めてから過去最大となった。

前年となるのは、11年連続で推移しているということだが、販売金額は1兆円を超えて推移していることを踏まえると、「電子書籍業界の成長」「書籍を購入するプロセス(流通構造)の変化」が影響しているのではないかと考える。

 

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電子書籍業界:2019年度は2,900億円規模へ成長と予測

インプレスグループによると、2014年の電子書籍業界の市場規模は、前年比35%増加の1,266億円で推移。

2019年には2,890億円にまで成長すると予測している。

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紀伊国屋の売上を推移を見てみると。

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決算書より、売上金額のピークは2005年の1207億円で、そこから若干の減少は見られる。しかし、2015年の決算時には売上金額を伸ばしている。

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2009年から業績が減少しているが、電子書籍業界の市場規模の推移を見ると、電子書籍業界の台頭も対象の影響を与えていると思うが、一番はスマホの普及によるライフスタイルの変化でしょうか。

スマホ・インターネットの普及・拡大に伴って、オンラインで物を購入することが多くなりました。

わざわざ、書店に行かなくても、Amazonなどを利用すれば、営業時間に関係なく、本を買うことができるし、デリバリーもスムーズだ。

ライフスタイルの変化、働き方の変化によって、リアル店舗の書店の重要度が減少してしまった結果と考えました。

 

まとめ

紀伊国屋新宿南店は、学生時代に時から頻繁に通っていたこともあり、今回の撤退は非常に残念です。

しかし、海外に目を向けると、紀伊国屋の存在は大きかったと思います。

これからは、海外比率を高めながらの成長を期待しています。

また、今後求められるのは、「どこで書籍を買うか」ではなく、買ってからのフォローということになるのでしょうか。

例えば、TSUTAYA代官山店のようなカフェなども併設され、オシャレスタイルな業態であったり、読書を通して、コミュニティ形成や作家とのリアルイベントなど。

リアル店舗の強みというものもあるので、それを生かした行動が重要であると思います。

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