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中国の中間層が1億900万人に。今後も『爆買い』は続くのだろうか?

time 2015/10/17

中国の中間層が1億900万人に。今後も『爆買い』は続くのだろうか?

香港(CNNMoney) スイスの金融グループ「クレディ・スイス」は、中国の中間層が世界最大の規模に達し、アメリカを上回る水準で成長していることを発表しました。(参照:『中国の「中間層」が世界最大規模に、米に比べ成長2倍』)

これによると、資産などが5万ドル(約600万円)〜50万ドル(約6000万円)を持つ中国の『中間層』は、約1億900万人。

1人当たり約2万2500ドルと4倍に増加。

中国の総人口は現在、世界全体の約5分の1を占めているが、国際的な資産総額の比率は約10%を占めるほどとなりました。

そこで、注目されるのが、今後の訪日中国人数と『爆買い』でしょう。

中国の中間層が増えたことで、『爆買い』は継続するのだろうか?

 

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中国人旅行者数は、1億1000万人。中間層が増加することで旅行者数は増加傾向にある。

中国人観光客

2014年、中国本土の海外旅行者数は、1億1000万人を突破しました。(参照:『2014年の中国人海外旅行者数のべ1億1000万人』)

この数値は、前年比18.7%という大幅に伸びてる結果となりました。

そして、中間層は1億900万人となり、『製造大国』から『消費大国』へと移り変わっていくでしょう。

日本の先行指標はアメリカ。

台湾の先行指標は日本などの先進国。

経済成長を遂げていく中で、人々のライフスタイルやニーズの変化は変わり、それは繰り返されていきます。

かつての日本も

高度経済成長期に手に入れた経済的な豊かさより、海外へのパック旅行を繰り返し、旅行先で『爆買い』を行ってきました。

それを踏まえると、中国も同じで、

今後も海外旅行者数は増え、『爆買い』をする訪日中国人も増加するのではないでしょうか。

 

今年の訪日中国人数は400万人以上。消費額も30万円とインバウンド需要を牽引している結果に

訪日中国人に対するインバウンド戦略

訪日中国人数は、急激に伸びている。

2014年の訪日中国人数は、240万人を突破しました。

訪日外国人の内訳

そして、2015年の訪日中国人数は400万人に到達すると言われています。前年の240万人と比較すると、1.7倍も伸びています。

この増加率を踏まえると、訪日外国人の半分以上が中国人となる日も遠くはないのかもしれません。

 

国慶節での人気旅行先1位は日本であった

10月1日〜10月7日は中国の国慶節でした。

長期休暇を利用して、海外旅行をした人も多かったのですが、国慶節で人気の旅行先は以下のうようになりました。

  1. 日本
  2. 韓国
  3. タイ
  4. 香港
  5. 台湾
  6. アメリカ
  7. シンガポール
  8. インドネシア
  9. モルディブ
  10. イタリア

(参照:『中国人の人気旅行先で日本が初めて韓国を超えてトップに=中国ネット「日本に行ってもマナーが悪いとののしられるだけなのに」』)

訪日中国人が多くなった理由として

  • ビザ発行の緩和
  • 円安
  • 中国経済の成長
  • 免税
  • 日本ブランドの憧れ

などがあるでしょう。

しかし、中国経済が低迷し、混乱したにもかかわらず、日本を訪れる中国人が減らなかったことは、憧れだった日本に行ってみたいという潜在的な需要の顕在化なのではないでしょうか?

 

1人あたりの消費額は30万円。インバウンド需要を牽引する

訪日中国人数の増加が注目されるが、1人あたりの消費額も注目に値するでしょう。

中国人観光客の1人あたりの消費額は約30万円。

外国人観光客全体の平均は、約18万円であることを踏まえると、大きく上回っていることが分かるし、インバウンド需要を引っ張っている存在だ。

消費額が上がっているところは、中国人の経済的な豊かさが上がっているということと、消費意欲が高まっていることが読み取れる。

1人あたりの消費額が上昇し、訪日中国人が増加傾向にあることから、今後も『爆買い』は続くと予想できる。

 

まとめ

今後も訪日中国人による『爆買い』が予想できるが、ポイントは時限的な行動。

日本の消費財は、中国でも手に入れることができるが、バッタものが多く、偽物を掴みたくない人々が、日本に来て、爆買いしている。

現時点では日本で買うメリットがあるから、日本で『爆買い』しているが、ECなどの台頭によって、中国にいながらも購入できるような環境が整備され価格的にも適正化が進めば、『爆買い』も衰退していくでしょう。

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