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ニッセンの業績不振はネット化が遅れたことが原因なのか?

time 2016/09/03

ニッセンの業績不振はネット化が遅れたことが原因なのか?

ニッセンの業績不振が続いている。

ニッセンは、アパレルや家具などで「値ごろ感」を訴求し、実店舗への優位性を確保してきた。

しかし、現在は

  • しまむら、ユニクロなどに価格的な優位性やデザインなどで劣っている
  • ファストファッションが台頭し、安価な商品が流通している
  • ファッション業界のEC化が進んでいる

上記のような理由が業績悪化を招いているという。

 

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4年間で200万人のユーザーが離れていった。EC化の対応遅れが原因なのか?

ニッセンの2016年中間期における稼働顧客数は160万人。

1年前(2015年中間期)比で35.6%減、89万人も稼働顧客数が減少している。

この客離れは、4年前から始まった。

  • 2011年:539万人
  • 2012年:514万人
  • 2013年:459万人
  • 2014年:422万人
  • 2015年:332万人

2011年の稼働顧客数は539万人だったが、2015年には332万人までに減少。

したがって、4年間で200万人もの顧客が離れているという結果になる。

それに比例し、売上高も減少している。

nissen-finance

 

もともとは、カタログから商品を購入する仕組みであったが、昨今のEC化の波に押され、ニッセン自体もEC化に対応が遅れたことが業績悪化の原因という声もあった。

 

しかし、現在、スマホ・パソコン経由での商品を購入するユーザーの割合は、65%を超えている。

 

実際に、スマホアプリやWebサイトを拝見したが、少し使いにくさを感じた。

レビューなどを見てみると、同様の不満を抱えている人が多かった。

 

問題は2つ。

  1. ユーザー中心とした使いやすい設計になっていない
  2. プロダクトのクオリティー

が挙げられると考えた。

 

品揃えでは、楽天市場やアマゾンには勝てない。

そして、ECを使うことで、ブランド物が安価な価格で買える時代だから、何らかの価値訴求をする必要がある。

 

まとめ

ユーザーに使いやすい設計のアプリとWebサイトの提供と、「WEAR」というファッション系SNSを運営するスタートトゥデイは、売上を伸ばしている。

starttoday-finance

WEARでは、一般ユーザーが自分自身でスナップ写真を投稿できるプラットフォームで、そこから自社で運営するZOZOTOWNで同じ商品を購入できる導線を確立させた。

スマホの登場により、個人の発信する影響力が大きくなり、おしゃれなユーザーのファッションなどを参考にしつつ、商品を買える仕組みはエンゲージメントを高める働きがあるだろう。

 

ニッセンに関しては、PPM(プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント)を実施。

性別・カテゴリー別・商品別にプロダクトごとの位置付けを再確認し、他社との差別化を図るための戦略を立案するべきだと考えた。

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