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フィンテックは、今までのお金との関わり方を変えるか?

time 2015/11/28

フィンテックは、今までのお金との関わり方を変えるか?

最近、『FINTECH(フィンテック)』という言葉をよく耳にするようになった。

『金融(Finance)』と『テクノロジー(IT)』を組み合わせるて、新しいサービスを創り上げています。

ホテル業界でも、Airbnbという「空きスペースを客室として貸し出すホストと、宿泊者(ゲスト)とをマッチングさせるインターネットプラットフォーム」があります。

このサービスによって、『宿泊』という概念が変わり、『民泊』が増えました。

参照

インターネットバンキングやインターネットによる株や外国為替取引など、ITを活用したサービスはすでに広く普及しています。

スマートフォンの普及が急速に広まったことで、各業界における既存の仕組みが変わろうとしています。

そこでフィンテックとは何か、金融にどのような変化をもたらそうとしているのかを探ってみました。

 

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金融業界の現状は?

その中で、金融業界の現状を踏まえて、既存の仕組みがどのように変わっていくのかを考えていきます。

金融業界の市場規模は、49兆4890億円。

国の一般会計予算が、100兆円ほどですから、その半分に達する大きな規模。

金融業界は、銀行・証券・損害保険・クレジット業界などで構成されています。

それぞれの業界の現状はどうなっているのでしょうか?

 

銀行業界の市場規模は、22兆円規模

預金取引金融機関である『銀行』は、間接金融の担い手として、僕たちの暮らしや産業に欠かせない機関の1つです。

銀行業界の市場規模は、22兆円。

銀行は多数の預金者から預かった資金を貸出によって運用し、貸出におけるリスクを負うという伝統的な金融仲介の業務を基本としています。

(1)預金業務、(2)貸出業務、(3)為替業務が「銀行の3大業務(固有業務)」であり、「付随業務」として債務保証や手形割引、投資信託の販売などを手がけています。

また、銀行は預金として集めた莫大な資金を企業などに貸し出すだけでなく、その一部を国債や社債、リスクの低い投資商品などで運用しています。

 

証券業界の基本データ

証券業界は、株式、公社債、投資信託などを扱う、直接金融の代表的な金融機関。

証券会社は、企業の株式や債券発行による資金調達に際し、株式市場の仲介役を行います。

株式の取得は、必ず証券会社を通じて行われます。

業界規模は、約4兆円。

業界(営業利益)シェアは、

  • 野村ホールディングス:47%
  • 大和証券:16.5%
  • 三菱UFJ証券:12.5%

証券会社の業務は、

(1)有価証券売買の取り次ぎを行う「ブローカー(委託売買)業務」、

(2)新たに発行される有価証券を一括して引き受け、小口にして販売する「アンダーライター(引受)業務」、

(3)新たに発行される有価証券を投資家に販売する「セリング(売出)業務」、

(4)自社で保有する金融資産を売買する「ディーラー(自己売買)業務」の4つを大きな柱としています。

国内の大手証券会社はこの4業務のほか、ホールセール(法人取引)分野において資金調達をはじめとする財務戦略への助言や、M&Aの仲介やサポート、資産の証券化など「投資銀行業務(インベストメントバンキング)」と呼ばれるビジネスも手がけています。

 

保険業界の基本データ

保険業界の市場規模は、約48兆円。

損害保険の市場規模は、8兆5000億円。

保険というのは、『相互扶助』という考えのもと誕生した仕組みです。

大勢の人からお金を集めて、その集まったお金を、働き手を失った家庭や事故や災害にあった人たちを救済するためのものです。

生命保険の仕組みは、お客さんから長期間にわたり定期的に保険料を受け取り、加入者が死亡した際にはその家族に「あらかじめ約束していた金銭(保険金)」を支払うというものです。

契約期間を過ぎても加入者が生存している場合は、それまで積み立ててきた元利金の中から満期保険金を支払います。

顧客などから集めた大口の資金を、運用・管理する法人のことで、生命保険会社、損害保険会社、信託銀行、投資運用会社、年金基金などがその代表とされています。

したがって、生命保険会社は死亡リスクなどを引き受ける保険業務と、莫大な資産を運用する投資家としての業務の“2つの顔”を持つ会社だと言えます。

自動車関連の保険が60%以上を占めています。

 

クレジット業態の基本データ

クレジット業界の市場規模は、1兆7000億円。

クレジットカードは、支払い決済の手段の1つ。クレジットカードの利用できる加盟店のみで利用可能。

クレジットカード払いをすると、クレジットカード会社が料金を立て替えてくれ、カード使用者は、後日購入代金を支払うという仕組みです。

クレジットカード業界には、国際ブランド・イシュアー・アクワイアラーの関係があります。

イシュアーとは、クレジットカードを発行している会社のことで自社のカードにライセンスを付与された国際ブランドをつけて発行しています。

アクワイアラーとは簡単に言うと加盟店契約会社のことを指します。

まず国際ブランドが、世界中で利用できる決済の仕組みを作ります。

その決済のライセンスをイシュアーが取得し、自社の発行するクレジットカードに付加させ、アクワイアラーがクレジットカードの加盟店を開拓します。

この流れの中で、イシュアーがアクワイアラーから「インターチェンジフィー」というカードの手数料を受け取ります。

同時にアクワイアラー・イシュアーから国際ブランドに対してもインターチェンジフィーが支払われます。

ビジネスモデルは、「加盟店」「会員」からのフィー収入モデル。

 

まとめ

今回は、金融業界の現状について調べました。

昔から存在する業界だけに、今まで培ってきたシステム、ノウハウなどがある一方で、アナログ的な要素が多いでしょう。

スマホ、インターネットの登場によって、各業界に新規参入するにあたっての参入障壁は確実に低くなっています。

UberやAirbnbなどの例でも分かるように、それが金融業界でも起こっています。

次回は、フィンテックについての理解を深めていきたいと思います。

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