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フィンテックは、今までのお金との関わり方を変えるか?(2)

time 2015/11/30

フィンテックは、今までのお金との関わり方を変えるか?(2)

金融業界では、破壊的イノベーションが引き起こる理由として『FinTech(フィンテック)』が注目されている。

金融とITを組み合わせることで、新しいサービスを創造していっています。

既存の金融業界がIT技術の導入に消極的だったということではありません。

ネットバンキングやATM、安心できる送金サービスや資産運用といった社会的インフラを作り上げてきました。

インターネットなどがより身近な存在になったために、テクノロジーの導入が加速化しているのです。

フィンテックを理解するのに、前回では、既存の金融業界の概要を理解しました。(参照:『フィンテックは、今までのお金との関わり方を変えるか?』)

今回は、フィンテックの歴史などについて調べていきます。

 

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アメリカのフィンテックへの投資額は120億ドルを超えている

まずは、フィンテック市場の規模観から。

アメリカのフィンテック市場

2014年のアメリカのフィンテック市場への投資額は、120億ドルを超えました。

前年が40億ドルでしたので、1年で3倍に市場が成長しています。

また、アジアのフィンテック投資も活発です。

アジアのフィンテック投資額

2015年アジア太平洋地域でのフィンテック投資額は、2014年の8.8億ドルから、2015年1月〜9月のみの累計で35億ドルと4倍近くの伸びがあります。

アジア圏で伸びている理由は、中国企業であるテンセントやアリババなどが莫大な投資を行っていることもあるのではないでしょうか。

金融サービスは、以下の3つに分けられることができます。

  • 時間的なお金の流れを担うもの – 投資・調達
  • 空間的なお金の流れを担うもの – 決済・為替
  • 経済主体のお金を管理するもの – 資金管理

投資額からも推測できるように、これからも急速に成長していくでしょう。

成長することで、上記に分類される既存サービスがどのように変わっていくのかは注文すべき点です。

 

フィンテックの歴史:PayPalから始まった

フィンテックの歴史は、まだ浅い。

『フィンテック』というワードを使われるようになったのも最近でしょう。

1998年、アメリカでPayPalがインターネット決済サービスを始めたのが、始まりだとされています。

PayPalとは、ピーター・ティールが創業した、インターネットを利用した決済サービスを手がける企業で、PayPalの口座間やクレジットカードでの送金・入金ができるサービスです。

その後ベンチャーが次々と参入し、レンディングクラブ(個人向けに消費者金融より低金利で個人間の貸し借りをサポートするクラウドファンディング)、
リップルラボ(インターネットによる国際送金サービス)、スクエア(ツイッターの創始者ジャック・ドーシーによるスマホ決済サービス)など多種多様なサービスを提供し、急成長を見せている。

 

まとめ

今では、様々なサービスが出てきました。

フィンテックの急成長の要因は何なのか。

僕は、

  • スマートフォン、インターネットの普及が拡大したこと
  • データの加工や、サービスを作るコストが低くなったこと
  • ライフスタイル、ワークスタイルの変化

これらがフィンテックの急成長の要因ではないかと考えました。

例えば、

スマートフォンが普及しました。今では、中国産の安価なスマートフォンも出現し、新興国でもその普及率は拡大しています。

そこで起きるのは、テクノロジーの大幅な進歩です。

社会的インフラはまだ整備されていないけど、スマホは持っているという現象が起きています。

そして、それ利用して情報を得るので、情報収集・発信の自由については、先進国と同じ条件を手に入れました。

そこで、ケニアとかでオンラインの送金サービスが流行ったりだとか、中国ではオンライン決済の利用率が高いという結果が起きているのです。

それに付随して、ライフスタイル・ワークスタイルが変化して生きています。

当然、ユーザー側のニーズとして新しいサービスへの期待と欲求が起きている結果ではないでしょうか。

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