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フィンテックは、今までのお金との関わり方を変えるか?(6)

time 2015/12/08

フィンテックは、今までのお金との関わり方を変えるか?(6)

中国広東省では、中国人民銀行(中央銀行)広州支店主導の農業専門クラウドファンディングサービス『インターネット+信用三農』がスタートし、投資家の関心を集めているとのこと。(参照:『広東省で農業クラウドファンディング 「インターネット+信用三農」開始』)

話によると、ブランド米「聚竜米」の生産プロジェクトを実施するために、クラウドファンディングを使用。

寄付を募ったところ、たちまち調達目標金額分を集めることに成功し、米の生産を強化していくとのこと。

今までの資金調達に対して、破壊的なサービスを展開する分野である「4.クラウドファンディング」についてまとめていきます。

 

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クラウドファンディングとは?

そもそも『クラウドファンディング』とは何なのか。

クラウドファンディングとは、群衆(Crowd)と 資金調達(Funding)という言葉を組み合わせた造語で、インターネットを通じて不特定多数の人から資金を集める仕組みを指します。

 

また、クラウドファンディングに3つのタイプがあって

  • 寄付型:プロジェクトに対して、出資を行い、リターンがない。
  • 購入型:プロジェクトに対して、出資を行い、リターンとして、支援金に応じた商品を手に入れることができる。
  • 投資型:リターンとして、金銭もしくは、株式が発行される。

 

クラウドファンディングの仕組みについてです。

例えば、あるゲームクリエイターがスマホゲームを開発して、販売したいとします。

サービスを制作していく上で、費用がかかりますよね。

その費用をクラウドファンディング、つまりインターネット上のプラットフォームを活用して獲得していくわけですが。

  • なぜ、そのゲームを作りたいのか?
  • どのようなゲームなのか?
  • そのゲームを提供することで何が得られるのか?
  • どのようにゲームを作っていくのか?
  • どのようにゲームを広めていくのか?
  • 資金はいくら必要なのか?

いわゆる、『事業計画』を出資者側に伝え、それに共感した出資者がお金を寄付していく仕組みです。

 

クラウドファンディングの世界市場規模は?

世界における、クラウドファンディングの市場規模はどのくらい大きいのでしょうか?

クラウドファンディング世界市場規模

調査によると、2014年におけるクラウドファンディングによる総調達額は、160億ドル(約1兆9000億円)。

地域別では、北米が全体の58.4%を占める割合。アジアに関しても、前年比320%の伸び率を記録し、北米に次ぐ、資金をクラウドファンディングによって調達しています。

クラウドファンディング世界市場規模(2)

そして、2015年には、クラウドファンディングの市場規模は、約4兆円規模にまで成長すると予測されています。

 

一方で、日本のクラウドファンディングの市場規模はというと。

日本のクラウドファンディング市場

日本の市場規模は、約197億円(2014年)。

さらに、2015年には、284億円ほどにまで市場規模が成長すると予測されることを踏まえると、資金調達の多様化が進んでいることが伺えます。

 

クラウドファンディングのビジネスモデルは?

クラウドファンディングの仕組みはどうなっているのか。

クラウドファンディングのビジネスモデル

クラウドファンディングの運営会社が、起案者(資金を集めたい人)と、出資者(資金の出し手)を結びつけるプラットフォームを提供している構図。

 

プラットフォーム上に、プロジェクトを立ち上げ、たくさんのプロジェクトがプラットフォーム上にあって、共感したプロジェクトに対して、出資者が資金を寄付する仕組みです。

 

クラウドファンディング運営会社の主な収益源は、手数料による収入です。

目標金額に達した場合に、手数料として、手数料として5%とか17%を運営側に支払う仕組みです。

 

主要サービスにはどのようなサービスがあるのか?

今回は、世界規模のサービスであるKickstarterと、日本のサービスであるREADYFOR?を紹介します。

 

Kickstarter

KickstarterKickstarterとは、2008年にアメリカで誕生した、クラウドファンディグによる資金調達を行う手段を提供している企業である。

クラウドファンディングサービスの先駆であり、現在最も知名度と規模が大きく、世界が注目している企業でもあります。

 

2014年には、Kickstarterからの出資額が1000億円を突破しました。

kickstarterの出資額

Kickstarterのビジネスモデルに関しても、プロジェクト金額に達したときに、手数料を支払う仕組みです。

手数料については、出資額の5%で、プロジェクトの制約率が高いのも一つの特徴ではないでしょうか。

 

READYFOR?

readyfor

こちらのサービスは、日本国内最大のクラウドファンディングサービスです。

READYFOR?は、2011年3月のオープンから3200件以上のプロジェクトの資金調達を行い、日本最多の10.7万人から16億円以上の支援金を集めています。

弊社ではすべてのプロジェクトにキュレーターと呼ばれる担当者がつき、サポートさせていただくので中学生から80代まで幅広い方々にご利用いただいております。

ビジネスモデルは、同様で手数料を支払う仕組みであり、その手数料は出資額の17%となっています。

 

まとめ

クラウドファンディングという新しい資金調達の仕組みができるようになった背景には、「スマホ」「インターネット」の普及の拡大が大きいでしょう。

 

スマホ・インターネットが普及され、FacebookのようなSNSが誕生したことで、僕たち一人一人が発進する情報の持つ影響力が大きくなりました。

その結果、個人の存在の最大化が起きていて、「やりたいことができる」「働き方の自由がある」「起業がしやすい」という言葉をよく耳にするようになりました。

 

それを後押ししてくれるサービスであると同時に、資金調達に対するハードルが低くなったことでしょう。

 

クラウドファンディングのメリットは

  1. ネットを介して、不特定多数の人から資金調達ができること
  2. 返済する必要がない
  3. 個人でも利用することができる
  4. (時間的)コストが削減できる

資金調達の新たな方法が確立することで、やりたいことがすぐに形にできる時代となりました。

 

しかし、出資額を踏まえると、規模は大きくなっていっていますが、利用者にスポットを当てると、まだまだアーリーアダプターと呼ばれる層が利用しています。

 

さらに成長を促すためには、より「みんなゴト」にするように、露出度を高めたりすることが重要でしょう。

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