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スマホの普及が今後のテレビ離れを加速させるのではないだろうか?

time 2015/11/22

スマホの普及が今後のテレビ離れを加速させるのではないだろうか?

かつてない危機が、テレビ業界に襲いかかっています。

その危機というのが、視聴率の低下です。

HUT(総世帯視聴率)は2005年度以来、ほぼ毎年下がり続けており、昨年度は計測開始以来の最低を記録した。

そのトレンドは変わらず、今年度に入ってもさらに前年度を下回る数字が続いている。

いわゆる「テレビ離れ」は明白だ。

視聴率推移

全日視聴時率は、9年間で、6.3%も下がっています。

そこで、浮かび上がった疑問が、「今後は、テレビ離れが著しく加速し、それを後押ししている存在は、『スマートフォン』ではないのか」ということです。

僕の中での仮説は次の通りです。

  1. スマートフォンの普及が拡大し、インターネットがより身近な存在になったこと
  2. インターネット利用時間が延びていることから、生活の一部になっている。したがって、情報集・情報発信もインターネットを利用して行われる
  3. インターネット、SNSによって、自分の好きな情報を、好きなだけ入手することができる環境ができている
  4. よって、既存メディアから情報収集するのではなく、インターネットを利用した情報収集が主流になることで、テレビ離れが進む

 

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2019年のスマートフォンの出荷台数は19億台に

世界規模で、スマートフォンの普及は拡大しています。

スマートフォン普及率

図は、各国のスマートフォンの人口当たりの普及率です。

2014年のスマートフォン出荷台数は、14億4000万台。2019年には、19億台に上る見通しです。

出荷台数を伸ばしている理由は

  • 上記のような国々の潜在的な需要が顕在化していく
  • アフリカ諸国など、今までスマートフォンが普及していなかった地域にも普及していく

中国の、シャオミ、ファーウェイなどの安価なスマートフォンが、販売エリアを拡大していくことで、今までスマートフォンを所有していなかった人たちにも広がっていくでしょう。

車や電車などの社会インフラはまだ整っていないけど、スマートフォン、つまり最先端のデバイスはあるという現象が起きていくでしょう。というか、もう起きているでしょう。

 

ソーシャルメディア利用人口は、21億人に

スマートフォンの普及拡大によって、インターネットがより身近な存在になります。

ネット利用者

世界人口:72億人に対して、インターネット利用者は、約30億人います(前年比21%増)。

また、ソーシャルメディア利用者数は、約21億人と全体の人口の30%の人が利用しているサービスです。

ネット利用時間

インターネット利用者の増加に踏まえ、1日あたりのインターネット利用時間も伸び、世界平均は4.4時間です。

スマホ経由でのインターネット利用

また、インターネット利用が伸びているということですが、スマートフォン経由でのインターネット利用が増えています。

スマートフォン経由でのインターネット利用は、全体の31%。前年比39%増という結果です。

以上から、

  • スマートフォンの普及は拡大傾向にある
  • それに伴い、インターネットの存在もより身近になり、インターネット利用は増加している
  • このことから、既存メディアへの接続ではなく、インターネットに接続して、「買い物」「情報収集」などをしていることは予想できる
  • SNSの利用も増加していることで、個人が持つ情報の影響力が大きくなっていく

 

新しいプラットフォームが登場してきている

YouTubeなどの動画プラットフォームが登場してきています。

動画プラットフォーム

また、新興メディアも台頭してきています。

VICEの成功理由

アメリカのメディアである『VICE』は、若者の間で非常に人気のあるメディアの1つです。

1994年にパンクなどのコンテンツを発信するフリーペーパーとして創業しました。

現在は、国際問題・社会問題・政治・スポーツ・アート・カルチャーなど幅広いコンテンツを発信しています。

YouTubeにも動画コンテンツを配信していますが、約30分ほどのコンテンツを見るユーザーは非常に多い。

なぜ、若者の間で人気なのか。

  • メディアブランディングができている
  • 1人の若いジャーナリストという目線でコンテンツを作成している
  • SNSの存在

既存メディアに関しては、どうしても

  • 大衆(マス)に向けての情報発信なので、事実を放送するだけ
  • 受動的な情報

一方で、VICEの作り上げるコンテンツは主観的な部分を大切にしたり、今までにない切り口のコンテンツです。

世界で起こっている事実をVICEというフィルターを通すことで、若者に読まれるコンテンツになっていて、それがSNSで拡散されるという構図なのではないでしょうか。

以上から

  • SNSや新しいプラットフォームの存在が『ニュース(メディア)』という概念を変えている
  • 受け取る情報が選べる
  • ユーザーのニーズが、『主観的な』コンテンツへと移ってきている

したがって、ニュースを受け取る方法は、テレビではなく、インターネットで代替できる。

そして、ユーザーのニーズを満たすコンテンツがインターネット上にはある。

よって、テレビ離れは加速し、ユーザーが受け取る情報(ニュース)を選ぶ時代になることは予想できるという結論に至りました。

それによって、広告の仕組みも変わってくると思っていて、

テレビCMから、インターネット広告・スマホ広告・動画広告への需要が伸びてくるでしょう。

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