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Spotifyが日本に上陸。Apple Musicとのマーケティング戦略の違いとSpotifyはマーケットの勝者になれるのか

time 2016/10/02

Spotifyが日本に上陸。Apple Musicとのマーケティング戦略の違いとSpotifyはマーケットの勝者になれるのか

音楽ストリーミングサービスでSpotifyが9月29日に、日本でのサービスを開始させた。

Spotifyというと

  • ユーザー数:1億人を超え、有料会員数が4000万人
  • コンテンツ数:4000万曲以上
  • プラン:無料プランと有料プランがある

世界で一番使われているサービスであるが、日本でもたくさんのプレイヤーがサービスを展開していて、すでにレッドオーシャン化しているマーケットだが、後発サービスであるSpotifyに勝機はあるのだろうか。

日本での利用比率が高いのは、Apple Musicである。

この両者を比べてみると、マーケティング戦略が全く違うと思う。

 

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日本のApple Musicの利用比率は4割。iPhoneの利用率が高いことが要因か

定額制音楽配信サービス、利用率1位は「Apple Music」、利用頻度・聴取時間1位は「AWA」』によると、日本でストリーミングサービスのシェアは、Apple Musicが1番高くて40%という結果になったということ。

  1. 日本のスマホ利用者は約5,500万人
  2. iOSのシェアは50%を超えている

この2つを踏まえると、iOSの既存サービスとなっているApple Musicの利用者が高いことが言える。

日本でも、音楽ストリーミングサービスの認知度は上昇しているが、実際にサービスを利用しているのは、8%ということだ。

ということは、日本のApple Musicの利用者は、約200万人ほどではないかという仮説が立てられる。

Apple Musicの強みは、先ほども述べたが、iOSの既存サービスになっているということ(iTunes含め)。

つまり、iPhoneユーザーにとっては、このサービスの認知度が高く、iTunesも使っている。そう言った背景のもと、サービスを利用するまでが、他のサービスと比べても圧倒的にハードルが低いだろう。

 

Spotifyはライト層とミレニアル世代の取り組みによって利用者数を伸ばしてきた

Spotifyが登場するまでは、ダウンロードがメインストリームだった。

サービスの認知形成も含めて、まずは多くの人に使ってもらう必要がある。

広告付きの無料プランを提供し、ターゲットをライト層、新しいサービスへの対応も柔軟なミレニアル世代に絞り込んで行った。

結果、iTunesユーザーの800万人がSpotifyに流れ込むという結果になった。

また、Facebookなどの他サービスとの連携を強め、そのサービスのユーザーを取り囲んでいく戦略をとっている。

日本に関しても、音楽ストリーミングサービス利用率は8%ということで、月額課金制のサービスを利用する抵抗感があるところを考えると、無料プランによって一気にSpotify利用者が増える可能性もあるのかもしれない。

 

まとめ

日本の音楽市場は、約3000億円と大きな市場である。

そのうち、80%以上がCD購入によるものだ。

ようやく音楽配信の市場規模も450億円を超えてきたが、音楽ストリーミングサービスの市場規模は、100億円に達していない。

各サービス、いかにしてCDからデジタルへという流れを作れるかがポイントであり、今後どのサービスが伸びるのか楽しみだ。

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