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音楽ストリーミング時代に音楽を広めるためにはどうすれば良いのかを考えました

time 2015/06/22

音楽ストリーミング時代に音楽を広めるためにはどうすれば良いのかを考えました

AWA、Apple Music、LINE Music、Spotifyなどの音楽ストリーミングサービスの登場によって、音楽が『所有』→『共有』へとシフトしています。(参照:『音楽ストリーミング市場についてと、それによって何が変わるのか』)

また、YouTubeの存在によって、音楽業界の取り巻く環境が劇的的に変化している中で、音楽を広めていくにはどうすれば良いのでしょうか。

僕は、ソーシャルメディアなどを駆使したマーケティング活動が重要であると思っています。

 

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音楽ストリーミング市場がCD売上を上回った

アメリカにおける音楽業界の環境も変化してきています。2014年においては、なんとストリーミングを含むデジタル音楽の売上がCD売上を抜きました。

  • アメリカの音楽市場規模は約8,432億円(2014年)
  • 売上シェアは、『デジタルダウンロード:37%』、『ストリーミング:27%』、『CD売上:32%』
  • ダウンロードや音楽ストリーミングを含むデジタル音楽の売上は、約5,444億円
  • CD売上は約2,579億円

世界規模でサービスを展開している音楽ストリーミング『Spotify』は、7,500万人のアクティブユーザーの獲得、有料会員数が2,000万人を超えるほど大きな存在となり、音楽の聴き方を変えつつあります。

この流れは、日本においても大きくなってくるでしょう。

その理由は、

  1. スマートフォンの普及
  2. 『所有』→『共有』というライフスタイルへの移行
  3. 音楽の聴き方の変化

が挙げられます。

mobilephone

総務省のデータによると、日本のスマートフォン普及率は60%を超え、スマートフォンの出荷台数は7500万台にも及びます。

また、スマートフォン経由でのインターネット利用、ソーシャルメディアなどの利用は高く、ライフスタイルの変化を生み出しました。それに伴って、音楽の聴き方も外出しているときに聴く割合が増え、音楽を『携帯』して聴くようになりました。

日本でも、シェアハウスやカーシェアリング、洋服のシェアリングなど、『所有』→『共有』というライフスタイルの移行が進んでいるところからも、音楽ストリーミング市場は大きくなっていくと予想されます。

 

Beyonce(ビヨンセ)が実践したソーシャルメディア時代のマーケティングとは

音楽ストリーミング市場が大きくなっていく中で、ソーシャルメディアなどを利用したデジタルマーケティングの重要性は増していくと思います。

以前、ビヨンセは新アルバムを事前告知もなしに、iTunesストア限定でリリースするという今までにないマーケティングを実践しました。

テレビCMも無い、雑誌の掲載も無い、本人のインタビューも無い、動画も無いという、従来の音楽マーケティングで行うプロモーション手法を一切行わずリリースされた新アルバムですが、3日で83万ダウンロードの達成し、iTunesストア史上で一番早く売れたアルバムに認定されました。

ビヨンセがフォーカスしたポイントは、以下の2つです。

  1. ソーシャルでの波及効果
  2. ユーザーのエンゲージメントを高めること

ソーシャルメディアによって、アルバム購入者や、アルバム発売情報を聞きつけたファンが情報を拡散します。それが友人・知人にまでソーシャルメディアを介して広がり、ネットで話題になっていきます。

さらに、ニュースメディアなどが取り上げ、ますます情報がたくさんの人へと広まっていきました。

ソーシャルメディアの強みは、『潜在的なファンにもアプローチできること』と『拡散力』です。そして、ユーザーがみんなに共有するためには、『共感』つまり、『自分ゴト』と思わせる必要があります。

今回の例では、何のアナウンスもなしに、アルバムが発売することに『驚き(意外性)』を感じて、みんなに教えたいという感情のもと、共有が強まったのでは無いでしょうか。

また、ビヨンセのアルバム発売に関して、レディ・ガガ、ケイティ・ペリーなどTwitterなどのソーシャルメディア上で影響力を持つアーティストたちによる情報発信は、拡散力を最大化させた要因の一つとして考えることができます。

このことから、『インフルエンサー』による情報発信の持つ、影響力の強さが分かりました。

 

ソーシャルメディアを利用して、音楽(コンテンツ/サービス)を広めていくためには?

ビヨンセのマーケティング成功例から、まず『熱狂的なファンをつくること』が大切です。

そのためにやるべきことは

  1. コンテンツの決定
  2. 誰に対して、コンテンツを届けたいのかを明確にする
  3. ソーシャルメディア上に『ファンページ』『専用アカウント』を作成して、ソーシャルメディア上にコンテンツを発信していく
  4. ソーシャルメディア上にコミュニティを形成
  5. コミュニティの中で、ユーザーとコミュニケーションを取り、ファン化させる
  6. 「いいね!」/お気に入りに登録してくれる
  7. シェアしてくれる
  8. ソーシャルメディア上へ自己投稿
  9. イベントなどに参加
  10. 友人や知人への推奨

僕たちは自分が欲しいものを理屈では説明できないと思っています。つまり、欲しいものは潜在的なニーズによるものが高いということです。

したがって、サービスの間口を広めるという意味でも、導入部分に関しては、発信するコンテンツを、シェアラブルなコンテンツでも良いのではないかと思いました。

ユーザーがシェアしたいと思う心理的な要素を踏まえて、どんなコンテンツを発信すれば良いのかを考え、一人一人に『自分ゴト』と思ってもらうことが大切であると思いました。

 

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