書評

【要約】鬼速PDCAを実践するための8つのポイントとは?

なかなか結果が出せないと思う時ってありますよね?

  • 営業成績が思うように上がらない
  • ブログのアクセス数が伸びない
  • どう行動すれば良いのかわからない

けど、それは「頭の良し悪し」「優秀かどうか」ではなく、「PDCA」を回しきれていないからということをご存知でしたでしょうか

私自身も、チーム目標を達成する上で、思うように結果が出せませんでした。
そんな中で、「鬼速PDCA」という本に出会いました。

読んだ感想やこの本に書かれている内容をまとめたいと思います。

目次

冨田和成さんはどんな人?

鬼速PDCAの著者である冨田和成さんはいったい、どんな方なのでしょうか。

冨田和成さんは、株式会社ZUUの代表取締役社長兼CEO。

世界一の企業をつくるべく、活動されているとても「アツい」方が書かれた本です。

神奈川県出身。一橋大学在学中にIT分野で起業。2006年大学卒業後、野村證券株式会社に入社。本社の富裕層向けプライベートバンキング業務、ASEAN地域の経営戦略担当等に従事。2013年3月に野村證券を退職。同年4月に株式会社ZUUを設立し代表取締役に就任。

PDCAサイクルとは

ご存知かもしれませんが、PDCAサイクルについてまとめます。

Plan(計画)、Do(行動)、Check(検証)、Action(改善)を繰り返すことによって、業務効率を目指す方法。フレームワークの1つです。

つまり、結果を出すために計画を立てて、立てた計画を実行するための考え方です。

鬼速PDCAとは

先ほど説明したように、PDCAサイクルは「実行サイクル」です。

目指すべき目標を明確にして、立てた目標を達成するために行動をしていきます。

実績(得られた結果)と目標を検証し、行動を「調整」していく。このサイクルを高速でまわすことが【鬼速PDCCA】なのです。

鬼速PDCAはこんな人におすすめ

鬼速PDCAをはこんな人におすすめです。

  1. 営業成績を伸ばしたい人
  2. 結果を出したい人
  3. 売上を上げたい人
  4. ブログのアクセス数を伸ばしたい人
  5. 成長したい人

ビジネスの基本が学べる、一生読んで覚えておきたい内容だと思いました。

鬼速PDCAの全体像はどんな感じなの

鬼速PDCAの全体像をまとめます。

鬼速PDCAを回すためには?
  1. 実行(Do)するために、頻繁に検証(Check)する
  2. 具体的に把握しやすいゴール(KGI)を設定する
  3. 課題をKPI化する
  4. 課題を解決するための案を考える
  5. 施策に落とし込む
  6. 行動する
  7. 目標と行動結果を検証する
  8. 失敗要因を考えて、施策を改善し行動する

鬼速PDCAは、「前に進む」ためのサイクルです。

立てた目標に対して、最短で目標達成するための考え方といっても過言ではありません。

鬼速PDCAを実践するためのフローとは

では、鬼速でPDCAを回すための順序、実践する上でのポイントをまとめます。

計画編:まずは、達成したいゴール・目標(KGI)を設定する

まずは、達成したい行動を立てます。

達成したい目標・ゴールがなければ、どんな行動をすれば良いのか分からないし、改善ができないからです。

ゴール・目標(KGI)を設定するポイント

  1. 期日を決める
  2. 定量化する
  3. 具体的にする

計画編:立てたゴール・目標(KGI)に対して、現状とのギャップを洗い出す

立てたゴール・目標(KGI)に対して、現状とギャップを確認します。

  • KGI:新規開拓案件の成約数を3ヶ月後には、10件/月にする
  • 現状:新規開拓案件の成約件数 5件/月
  • ギャップ:その差は5件。成約件数を2倍にしなければならない

計画編:課題を3つに絞り込む

目標と現状とのギャップを考え、課題を洗い出すととてつもない量になるでしょう。

よって、選択肢をふるいにかけて、やらないことを決めると同時にやることについて優先順位をつけていきます。

ポイント:課題(イシュー)を明確にする時は「因数分解」で!

目標と現状との洗い出しを洗い出すときのポイントは「因数分解」で考えるです。

「売上をあげる」ことを考えたときに

  • 単価を上げる
  • 営業力を上げる
  • 顧客数を増やす

などなど、解決案が出てくると思いますが、これでは抜け漏れが生じたり、項目(要素)の粒度がバラバラだから、結局何を実施すれば良いのか分からなくなりますよね。

そんな時は、「因数分解」で考えます。

  • 売上=顧客数×顧客単価×リピート率
  • 売上=新規顧客の売上+既存顧客の売上
  • 売上=エリア別の売上

などに因数分解をすることで、課題が明確になります。

「インパクト」「時間」「気軽さ」で優先順位をつける

「インパクト」「時間」「気軽さ」の基準で優先順位をつけましょう。

  1. インパクト:インパクトの大きいものを、最低でも1つ選ぶ
  2. 時間:短い時間でできそうなものがあれば選ぶ
  3. 気軽さ:同列の課題が並んでいたら、気軽さを基準にして選ぶ

PDCAが肥大化して、中途半端な状態で破綻しないようにするためには、不可欠な作業になります。

計画編:課題をKPI化する

課題が絞り込まれたら、次はそれらの課題を数値化していきます。

KPIとは、Key Performance Indicatorのこと。つまりは、結果目標のことです。

  1. 各課題に対してKPIを1つに絞り込む
  2. 出来るだけ頻繁に検証ができるもの
  3. 最重要KPIを1つ設定

最重要KPIは、それを達成できた時には、ゴールに大きく近くサブゴールとなります。

ポイント:KPIは定量化すること

KPIの設定は数値で振り返ることができるものが望ましいです。理由は、その課題が解決ができたかどうか判断をしやすくするためです。

計画編:KPIを達成するための解決案を考える

課題に対して、それを解決する解決案を考えて方向性を決めます。

KPI:アポイント1日3件→6件

  1. 業務の無駄を見つけて、省く
  2. 後輩に回せる仕事を回す
  3. タクシーの利用許可を上司に打診する

実行編:解決案を(行動)施策に落とし込む

Plan(計画)で立てた解決案に対して、Do(施策)に落とし込んでいきます。

実行編:施策(Do)をKDI(行動指標)に落とし込む

Do(施策)が決まったら、DoをKDI化していきます。

KDIとは、行動指標のこと。つまり、どのくらいそのDo(施策)をアウトプットするのか数値的な基準を指します。

  • Do:1週間でテレアポ100件する
  • KDI:1日20件架電する

いつまでにDoするのか「期限」を設定する

いつまでにそのDo(施策)を終えるのか期限を設定しましょう。

期限を決めることで、日々どのくらいの行動(量)をしなければならないのか、行動計画にも落とし込めるのでおすすめです。

タイムマネジメントは「入れ替える」「圧縮する」「捨てる」で管理する

当たり前ですが、時間がなければ設定したDo(施策)、KDI(行動指標)を実施することができませんよね。

タイムマネジメントのコツ
  1. 行動内容を入れ替える
  2. (所有)時間を圧縮する
  3. やらないことを決める(捨てる)

To Doの進捗は毎日する

To Do(やるべきこと)の進捗確認は、毎日検証しましょう。

KPI、KDIの進捗確認は検証フェーズに行いますが、実行速度を上げるためにはTo Doにの進捗確認は実行フェーズで日々追っていきましょう。

その日のTo Doリストを作り、予定より遅れていれば、ペースを上げるといった「帳尻合わせ」を日中に何回か行うなどをする

検証編:達成率を確認する

KGI、KPI、KDIの各指標の進捗を確認します。

チェックする優先順位
  1. KDI
  2. KPI
  3. KGI
  1. KGI:毎日チェックする
  2. KPI:ラップタイム(検証機関ごとにブレイクダウンしたKPI)ごと
  3. KDI:3日〜1週間ごとにチェックする

検証編:できなかった要因を考える

KPIが達成できなかった理由を洗い出します。

達成できていない理由は4つ

KPIが達成できない理由は4つに分類することができます。

KPIが達成できない理由
  1. 行動できていない
  2. 行動できていたが不十分だった
  3. 想定していた課題がまだあった
  4. 仮説で立てた因果関係が間違っていた

調整編:検証結果を踏まえた調整案を考える

KPIが達成できない理由を洗い出したら、解決案(調整案)を考えていきます。

調整案
  1. KGIの調整
  2. KPIの調整
  3. KDIの調整

次のPDCAを回すときに、必ずしもPlanからやり直す必要はなく、検証の結果をDo、実行サイクルに繋げ、PDCAを回し続けることが鬼速でPDCAを回すコツです。

できた要因:もっと成果を出すためには?

KGI、KPI、KDIが達成できているなら、なぜ達成できたのかを踏まえて、行動を継続していきます。

できなかった要因:どうすればできるようになるのか?

できなかったら、「Planを見直す」のか「KPI」を見直すのか「KDI」を見直すのかを考えて調整案を考えます。

成果を出せない人の特徴

成果・結果を出せない人の特徴は

  • Plan(計画)だけでDo(実行)しない
  • Do(実行)が雑か、慎重すぎる

Plan(計画)ばかり立てていて、行動(Do)していない

Plan(計画)だけを立てて、満足していては問題を可決することはできません。

行動が「雑」もしくは、「慎重すぎる」

また、目標を達成する中で、やるべきことに抜け漏れがあったり、検討も違うことをしていては、いつまで経っても問題を解決することはできません。

まとめ

PDCAをガンガン回そうぜ!ではなく、目標・ゴールを達成するためには仮説を立てて、実行し、検証する。

検証結果から、また仮説を立てて調整案を考えていく。最短で目標・ゴールを達成するためのものであることを学びました。

すぐに結果を出したい人、圧倒的な結果を出したい人はぜひ参考にしてみてください。