楽天が展開する『楽天市場』がECモールをより使いやすくするために、様々なECモール戦略を打ち出すとのこと。
「楽天市場」が取り組む2017年の戦略とは? ECモールの価値向上に向けた3施策 | ネットショップ担当者フォーラム https://t.co/ApUsdxdsXt @netshoptanさんから
— Ryota (@chanryo22) 2017年3月28日
よりユーザーフレンドリーなUI、UXを実現することで、加入店舗の拡大と、ユーザー数をさらに大きくすることが目的だと思います。
この記事を通して、
- 楽天市場が取り組むECモールの施策とは?
- 楽天市場の基本データについて
押さえて頂ければと思います。
楽天市場が取り組むECモール戦略とは?
楽天市場が取り組むECモール戦略は3つあります。
- モール内のナビゲーションの強化
- 配送の強化
- 『楽天ペイ(楽天市場決済)』の導入
1.モール内のナビゲーションの強化
ユーザー側がより欲しい商品を探しやすくするために、モール内検索のパーソナライゼーションを実施していくという。
アカウントや購入データを踏まえて、その人の趣味・趣向に合う検索結果を提示したり、ユーザーの年代・年齢に応じて、検索結果の最適化を実現するようにアルゴリズムを組み替えるとのことです。
2.配送の強化
2つ目が、配送の強化です。
まず、送料の表示方法ですが、今までは商品名に記載されていたり、サムネイルに表示されていたりと、統一性がなかったのですが、今後は、各商品価格の周辺に送料欄を設置し、表示方法を統一するようです。

今までの表示方法では、商品情報が多くて本当に伝えるべき情報が伝わっていなかったり、カゴ落ちの原因になっていたが、UXを高めるための施策と言えるでしょう。
また、配送設定に関しても
今まではまとめて商品を購入するときに、配送方法は全て同じ配送方法になっていた。
しかし、今後は各商品に適した配送方法を選択できるようになるということです。
3.『楽天ペイ(楽天市場決済)』の導入
2017年4月より、決済サービス『楽天ペイ』を導入。
楽天市場内の決済手段を統一化することで、まとめ買いなどの消費者側の利便性を高めることができるでしょう。
楽天市場への出店店舗は4万店舗?!
これらのモール運営の戦略をすることで、さらなる規模拡大を目指す楽天市場ですが、実際のところ
どのくらいの出店店舗があるのかを調べてみました。
楽天会員数は、1億1000万人。出店店舗数は、44,528店舗。


引用:「https://corp.rakuten.co.jp/about/strength/data.html」
楽天市場に出店するメリットというのは、
『楽天市場』というプラットフォームで商品の販促ができるというところ。
楽天会員数は1万人を超えています。この大きなプラットフォーム上を活用でき、集客の効率化を図れるのは非常にメリットがあると言えるでしょう。
EC業界自体も、マーケット規模が13.8兆円に達した中で、EC店舗の開店ニーズも高く、実際に店舗数は増えています。
その中で、「売れる店舗」と「売れない店舗」の二極化が進んでいるのも事実。
購入実績などから
- 潜在顧客の選定と集客
- コンバージョンを上げ、リピーチ客に繋げられるか
といったような、マーケティング戦略を立てた上での店舗運営が必要になってくるでしょう。