C Channelがライブコマース事業を開始するとのこと。
ファッション動画で提案型EC Cチャンネル :日本経済新聞 https://t.co/0Jg9oKmU9j
— Ryota (@chanryo22) 2017年7月15日
スマホ向けアプリで、インフルエンサーなどが配信する商品動画に購入ボタンを組み込むような形式のようです。
C Channelは、女性向けの動画ライフメディア領域で日本最大規模のメディアです。
女性の関心の高いテーマを短い動画コンテンツを日本・世界に発信していました。
ユーザー数は
- 全体:2000万人
- 日本:1020万人
月間の動画総再生回数は6億6000万回。リーチ数は7億人を越えると言います。
そんなC Channelが今までのリソースを活かし、新しい領域のサービスを展開してきました。
Candeeなどもライブコマースサービス「Live Shop」を運用していて、動画×ECという流れは強くなっている印象です。
その中で、今後ネットショップの動向ってどうなるのかを考えてみました。
スマホ利用率は80%に迫る!
生活シーンの変化や各業界自体を大きく変えている理由の1つとして、スマホの普及が大きく関わっていることは目に見えています。
日本のスマホ利用率は77.5%(引用:株式会社博報堂DYメディアパートナーズ)。
20代、30代ユーザーのスマホ利用率は以前から高い水準を保っていたと思いますが、
現在、全体の利用率を押し上げているのは、40代〜60代のユーザー層の伸びが顕著とのこと。
じゃあ、スマホを使って何をやっているのかというと
- メール:80.7%
- 電話:72.8%
- メッセージ・チャットアプリ:70.4%
- ネットショッピング:27.7%
- SNS:37.9%
ネットショッピングを例にとると、スマホ経由でネットショッピングするユーザーの割合は70%を超えている。
最近のトレンドにあるように、「40代〜60代のユーザー層が伸びている」というところで
ネットショッピングにおいて、シニア層の利用率が伸びています。
年代別で見ると、60代が51.9%、70代が35.7%だった。
また、「次に携帯電話を買い替えるならどの端末を購入するか」については、15.6%が「スマートフォン」と答えた。タブレットは、30.5%が所有していた。
普段利用しているサービスについては、iPhoneユーザーでは、「メール」が85.1%、「動画」が66.9%、「ネットショッピング」が55.0%となった。
Androidユーザーでは、「メール」が84.3%、「動画」が49.0%、「ネットショッピング」が38.8%で、ネットショッピングの利用率はiPhoneユーザーの方が高かった。
iPhone・Androidを合わせたネットショッピングの利用率は、46.9%だった。(引用:「シニアのスマホユーザー、ネットショッピング利用率が約5割に」)
生活シーンの中で、「スマホ経由」という部分は欠かせないものになりました。
チャットボット、Amazon、SNSの登場!EC業界を取り巻く環境が変化してきている?!
EC業界を取り巻く環境が変わりつつあります。
まず、チャットボットのマーケット規模の拡大です。
チャットボットとは、人と自然な流れで会話をすることができるシステムで、すでに登録されているものや会話のログを学習することで、人間的な会話を可能にしている。
AI(人工知能)の市場規模は年々拡大しており、2030年にはAIの市場規模は87兆円規模にまで拡大すると予測されています。
また、EC業界ではAmazonの存在が大きくなっています。
世界のAmazonプライムの会員数は7000万人を超えており、日本でもその会員数は200万人を超えています。
2016年の日本での売上高も1兆円を超え、ますます存在感が大きくなっています。
Amazonのマーケットプレイスでショッピングをする人が多くなっていることも事実でしょう。
まとめ
外的要因を考えると、EC業界を取り巻く環境は変わっていて、今後も急激に変わってくること間違いなし。
ネットショッピングをするプラットフォームも、ECサイトからSNSや他のサービスにとって変わりつつあるので、中長期的に考えると、ECサイトの存在は小さくなるのではと思いました。