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2015年度の中国ネット通販市場の情報によると、中国のEC化率の高さが極めて高く、世界を牽引しているような存在だ。
【最新】中国ネット通販市場の現状。天猫vs京東の競争の行方は? | ネットショップ担当者フォーラム https://t.co/LIp08jcqKs @netshoptanさんから
— Ryota (@chanryo22) 2016年9月27日
- 2015年の中国のEC市場(B to C):約30兆円
- 成長率:33.9%
- EC化率:12.74%
- 2014年の中国のEC市場(B to C):約20.5兆円
- 成長率:65.4%
- EC化率:10.91%
ちなみに、日本はというと
2015年の日本のEC市場:約13.8兆円。成長率7.6%。EC化率:4.75%なので、中国のEC市場規模は日本の倍以上。
アパレル分野では、天猫が圧倒的なシェアを持っているが、家電分野では京東が拡大傾向にある
アパレル分野のシェアは、天猫が73.5%のシェアを持っており、一人勝ちしている状態。

中国人の友人に聞くと、タオバオ時代からアパレル分野で成長していることと、ブランド品の品揃えが良いことなどを理由に圧倒的なシェアを維持しているのだと思う。
一方で、家電分野だと京東がシェアを拡大している。

いずれにしても、中国のEC市場では、天猫か京東の寡占状態という構図である。
こうなっては、参入障壁も高く、なかなか成果を出すまでに時間がかかるだろう。
そうなると、各企業側はインターネットの活用方法の目的を転換していかなければならない。
インターネットを活用して「買ってもらう」というよりは「知ってもらう」といったようにプロモーションだったり、ブランディングという目的で使用することが重要になってくるだろう。
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