スマートニュース主催によるイベント「SmartNews Marketing Meet up Vol.3」が開催された。
このイベントで、アメリカのネイティブ広告市場についての説明があったとのこと。
先行く米国のネイティブ広告最新事情とは?【SmartNews Marketing Meet up】:MarkeZine(マーケジン) https://t.co/ygE4q9QcqJ @markezine_jpさんから
— Ryota (@chanryo22) 2016年8月29日
アメリカのネイティブ広告市場は、2020年には3兆3000億円にまで成長し、ディスプレイ市場の2.5倍の規模になると予想されている。

ちなみに、日本の市場規模は、768億円(2015年)。
今後も右肩上がりで成長していき、2020年には、2478億円規模にまで成長するという見通し。

ネイティブ広告市場の成長の背景にスマホの存在と、動画化が進んでいる
ネイティブ広告市場が伸びている理由の1つとして、スマホの普及があげられる。
気軽に動画を楽しむ文化が根付いたこともあり、ネイティブ広告の動画化が進んでいる。
2015年の推移から、2016年には確実にFacebookとSnapchatの2つがYouTubeの動画再生回数を抜くだろう。
また、動画を自動再生で見ることを好んでいるミレニアル世代は約8割にのぼる。
もはやタップして動画を見ることを、不便と彼らは感じているのだ」
ミレニアル世代の7割が、動画を音声なしで見ており、見ながらヘッドラインを見ているという。
インスタントプレイの動画は、7秒で広告想起、認知、購買以降がほぼ決まるということで、7秒の間にいかにメッセージをこめられるかが鍵を握る。
ネイティブ広告には良質なコンテンツが必要
ネイティブ広告を読ませるためには、親和性の高い良質なコンテンツが必要だということ。
良質なコンテンツとは
- ユーザー体験を損なわないもの
- ユーザーにとって有益な情報を与えられるもの
- 「自分ゴト」に感じられるストーリー性が高いもの
そのためには、コンテンツを見てくれるユーザー像をしっかりと具体化して考え、しっかりとしたペルソナを作り上げること。
それが、ユーザーとコンテンツ提供者が双方向のコミュニケーションを成立させる一歩目であると改めて感じた。