グーグルの検索結果1ページ目のCTR(クリック率)ってどのくらいかご存知ですか?
なんと
全体の60%にも及ぶのです。
こんなデータがあります。
- 検索結果の1ページ目の1番目(1位)に表示されているクリック率は「21.12%」で、
2番目(2位)になると、ほぼ半分以下の「10.65%」のクリック率となります。- 1番目(1位)から10番目(10位)のクリック率を合計すると「57.79%」となり、
何もクリックせずに検索終えたユーザーは約「30%」となります。- 1番目(1位)から10番目(10位)のサイトをクリックしたユーザーの中で、
上位3サイトをクリックしたユーザーの割合は約「68%」となります。
目次
順位が上がるプロモーション戦略とは?
つまり
検索結果1ページに表示されないと
記事を読まれる確率はほとんどなくなるということです。
どうすれば、検索順位を上げられるのか。
- ターゲットが検索するキーワード選定をすること
- ライバルメディアが少ない領域に表示させること
この2つが重要。
具体的なプロモーション戦略の方法を紹介します!
検索順位を上げるにはキーワード選定が重要!
読まれる記事とは何でしょうか?
それは
ユーザーの知りたい内容が書かれていること。
それを伝えるのは、タイトルです。
タイトルにユーザーが知りたいと思っている要素を散りばめめることが重要になります。
検索上位を上げるには、ライバルメディアが少ない領域へアプローチすること
『ニキビ』のようなビッグワードでは、
そのキーワードで表示をさせたメディアはたくさんいます。
ライバルメディアが多いので、なかなか上位表示は難しい。
そこで
ライバルメディアが少なく、ニーズがある領域へプロモーションすることがポイントになってきます。
ニーズ分析はどうやるの?
その領域・ニーズはどのようにリサーチしていくのか。
『要素』と『お悩・ニーズ要素』を掛け合わせることで、
新しいニッチなニーズを考えていくのです。

『ニキビ』で連想するのは『顔ニキビ』のようなイメージ。
このプロセスによって
- 背中ニキビ
- お尻ニキビ
のようなニッチ市場を見つけることができます。
検索ボリュームを分析する
次に
その課題を感じているユーザーだったり
悩みを持っているユーザーがどのくらいいるのかを分析します。
Googleが提供している『キーワードプランナー』を活用して分析しましょう。
『背中ニキビ』でリサーチすると
月間の検索ボリュームが1万〜10万件ということがわかってきました。

『Aramakijake』というツールでも
月間検索ボリュームが分かります。

大体、
4万〜5万件ほどありますね。
この数というのが
ニーズの大きさなので、ニッチワードでボリュームがあるマーケットを探し出しましょう。
※僕は1万以上あればそのマーケットを狙っていきます。
検索順位を上げるには『共起語』を狙え!
共起語とは?
共起語分析で、関連語の選定を実施します。
共起語とは、あるキーワードが含まれた文章コンテンツの中に、
そのキーワードと一緒に頻繁に出てくる単語のことです。
たとえば、「たらこスパゲティ」というキーワードなら、
「レシピ」「簡単」「作り方」が同じ文章の中に出てくる可能性が
高い単語として位置づけられます。
共起語分析は『ミエルカ』を使う

『背中ニキビ』の共起語を分析していきます。
ミエルカというツールを使って分析すると
こんな感じです。

- 円の大きさ:検索ボリューム
- 対象キーワードとの距離:関連性
を表しています。
これで見ると
『背中ニキビ』で悩んでいる人は、
関連語として『結婚式』というワードで検索していることがわかりました。

結婚式で着るドレスは、背中を露出するから
「背中を綺麗にしたい!」というニーズがあるということですね。
検索意図が分かったら、記事作成を!
ユーザーの検索意図が分かったら、記事を起こしていきます。
『背中ニキビ 結婚式』というキーワードをもとに、
- ユーザーがどんなことで悩んでいるのか
- どんなことを解決したいのか
- どんなことを知りたいのか
ということを踏まえてコンテンツを作成していくのです。
まとめ:ペルソナ設定がやっぱり重要
以上のような流れで、ニーズ分析をして
検索順位を上げるようなコンテンツを考えていきます。
その中で重要なのが
やっぱり、ペルソナ設定の設定。
誰がメインターゲットであるかということです。
競合サイト分析で、
- どんなユーザーがそのコンテンツを読んでいるのか
- コンテンツを誰に届けたいのか
をしっかりと考えることから始まるんですね。