以前、Twitterでブログ記事のリライトについて呟いた内容が反応が良かったので、私がどの様にブログのリライト記事を見つけて、リライトしているのかをまとめたいと思います。
記事のリライト終了しました。
1ヶ月前と2ヶ月前の記事の平均順位を比較したところ、8位くらい上昇。・狙うキーワード
・記事設計
・タイトル
・見出し
・散りばめるキーワード上記も大切ですが、ライティングスキルも大切だと思いました。
専門性に直結するのは、書いてある内容ですもんね。
— まっすん (@chanryo22) 2019年5月18日
ブログのリライトとは?
そもそも、ブログの記事リライトとは何なのでしょうか?
ブログのリライトとは、ブログ記事のテキスト文章や画像を編集し、あたらなコンテンツ内容に書き換えて刷新するためのWebページを編集するテクニックを指しています。
- Expertise(専門性があること)
- Authoritativeness (権威があること)
- TrustWorthiness (信頼できること)
検索順位が上がるのはユーザーの検索意図に合ったコンテンツを提供しているからです。
つまり、現状を知って検索意図を踏まえたコンテンツに書き換えていくことがリライトの目的です。
ブログ記事の順位が落ちる理由
ブログ記事の順位が落ちる理由は、「ユーザーの検索意図に合ったコンテンツではない」
からです。
ブログ記事の表示順位に影響があるポイントはというと
いずれから欠けているということです。上記のポイントが不足していると、上位表示は難しいです。
ブログのリライトによるSEO対策
ブログ記事のリライトをすることによって、ブログ記事を上位表示させていきます。
リライトによって得られるSEO対策は次の通りです。
- 検索順位が上がる
- 検索順位が下がる
- 検索順位が変わらない
繰り返しになってしまいますが、ユーザーの検索意図を汲み取ったブログ記事でなければ、Googleから評価されません。
ブログ記事の検索順位、クリック数、CTRによって記事の状態が分かります。
- 順位が高いのにCTRが低い⇒表示されてるのにクリックされてない
- 検索順位が低いのに、表示回数が多い記事⇒上位表示されているページにユーザーが探している内容がない?悩みが深い?
順位が高いのにCTRが低いという状態だと、Googleからは評価されているが、ユーザーは「そのコンテンツには有益な情報がない」と思っているということ。タイトルやディスクリプションを変更していくということがNext Stepとしてできます。
また、検索順位が低いのに、表示回数が多い記事があれば、上位表示されている記事に有益な記事がないということが言えるので、ブログ記事を追加していくということを考えることができます。
ブログ記事のリライトでクリック数が10倍になりました
私はこれから紹介するリライト記事の見つけ方で優先的にリライトする記事を決めることで、1ヶ月で対象のブログ記事のクリック数が10倍に上がりました。
ブログ記事をリライトするポイント
どのブログ記事をリライトしていくかを決めていく必要があります。具体的にどのブログ記事をリライトしていくべきかを説明します。
記事が上位表示されていないものを選ぶ
当たり前かもしれませんが、上位表示されていないブログ記事を優先的にリライトしていきます。では、どのようにしてそのリライトする記事を見つけていくかを説明していきます。
リライト記事を見つけるためにサーチコンソールを使っていく
Googleのサーチコンソールを活用して、リライトする記事を見つけていきます。サーチコンソールでは、サイトの検索結果、パフォーマンスなどを分析することができる無料ツールです。
導入されていない方は、ぜひ導入していきましょう。
サーチコンソールの検索パフォーマンスで現状把握をする
まずは、サーチコンソールにアクセスして、「検索パフォーマンス」をクリックしていきます。

この「検索パフォーマンス」では何をするかというと、サイトの現状を確認することができます。
- 検索クエリ
- 表示回数
- CTR
- 検索順位
CTRと検索順位をタップ
次に、「CTR」「検索順位」をタップします。
アクセス解析をする期間設定をする
「日付」を設定するタブがありますので、クリックし、分析する期間を設定していきます。

サーチコンソールのデータをGoogleのスプレッドシートに出力する

指定した期間のデータがサーチコンソール上に表示されます。
出力する項目(全て選びます)にチェックを入れて、Googleスプレッドシートに出力します。
Googleスプレッドシートでリライト記事を見つけるデータを作成

サーチコンソールから出力されたデータは上記のような形です。
C列にカーソルを合わせて、右クリックすると「列を左に挿入」というメニューが表示されます。それをクリックすると、図のようにD列に新しい列が追加されます。
この新しく追加した列に「差分」計算をしていくのです。同じ作業をF列、I列、L列で実行していきます。
追加した列に差分を計算する関数を組む
追加した列に差分を計算するための関数を組んでいきます。

上図のように、「=C2-B2」という関数を組む。そうすることで、4月と5月のクリック数の差異を集計することができます。同様の作業をG列、J列、M列で実施していきます。
クリック数が落ちているブログ記事をリライトする

フィルタを作成し、「A→Zで並べ替え」をクリックすると、小さい値のものが上位に表示されます。
図で言うと、5月になってクリック数が減少した検索キーワードが表示されています。これをリライトする記事の対象にしていくのです。
記事数がたくさんあると、どれから手をつけて良いのか分からなくなりますが、クリック数が減少したところを確認すると作業効率が劇的に改善されますよね。
ぜひ、活用してみてください。
ブログ記事のリライトを成功させるためには
ブログ記事のリライトは、目標がなければ失敗します。ブログ記事のリライトを成功するためにはリライトする目的を明確にする必要があります。
- SEO(検索順位)を上げるためなのか?
- CTR(クリック率)だったり、CVR(コンバージョン率)をあげるためなのか?
- もっと読みやすくするためのリライトなのか?
リライトは終わりがないので、ある程度目的を明確にしてから取り組むことをおすすめします。
『GRC』『RankTracker』など検索順位チェックツールで効果計測する
実際に記事をリライトして、検索順位の変動があったのかを確認する必要があります。
下記の検索順位チェックツールがおすすめです。
内部リンクの整理も併せて実施する
内部リンクとは、自分のサイトの記事と記事とを繋ぐリンクをさします。
- サイト設計は、木でいうと「幹」と「枝・葉」のようなイメージ
- 関連記事は内部リンクでつないで回遊しやすくする
- ただ、Googleから評価されていない記事どうしを繋げても逆効果だった
- 逆にいうと、評価されてる記事と記事を繋ぐと良い
まとめ
リライト対象は検索順位が11位~30位(2~3ページ目)にある記事。なかなか上に上がらないということは、検索キーワードと自分のブログ記事が検索意図に沿っていないということが挙げられます。
ご紹介したリライト記事の見つけ方によって、効率よくリライトすべき記事を見つけていき、リライトしていってもらえれば嬉しいです。