動画レシピの勢いがすごいです。
「クックパッド」1人勝ちの状況が一変か、レシピ動画アプリのユーザー数が急上昇 (MarkeZine)https://t.co/4naMhvqMG0 #NewsPicks
— Ryota (@chanryo22) 2017年6月26日
クラシル、DELISH KITCHENの3月〜5月のアクティブユーザー数の推移を踏まえると
- クラシル:150万人
- DELISH KITCHEN:190万人
増加しています。
つまり、1ヶ月で50万人以上ユーザーが増加しているという計算になります。
クックパッドのアクティブユーザー数は約630万人なので、クックパッドの方がまだ規模的には大きい。
しかし、成長率でいうと圧倒的に動画レシピサービス側にあると思います。
クックパッドと動画レシピサービスの優位性は?
クックパッドと動画レシピサービスの優位性はそれぞれなんなのかを考えると
クックパッドは、テキストベースのコンテンツという観点から、SEO的には強く、オーガニック検索からの流入なども多いと思います。
よって、顕在化されたニーズの囲い込みは強いと考えられます。
クラシルやDELISH KITCHEなどの動画レシピサービスについては
動画コンテンツという強みを活かして、SNSなどのソーシャルに強いというのと、広告との親和性も非常に高いでしょう。
また、「シェア」しやすいコンテンツだから、拡散率は高いと思います。
僕たちが想像しているよりも「スマホシフト」が進んでいる
僕たちが思っている以上に、スマホシフトが進んでいると思います。
EC業界を考えると
少し前までは、マスメディアやWeb広告などからの流入が多かったと思います。
しかし、今のユーザー行動を踏まえた時に、
ユーザーはInstagramなどからサービス知識などを汲み取っています。
飲食系だと、食べログとかあんまり使わないんですね。
Instagramや著名なインフルエンサーから情報を取っていっています。
想像以上にスマホシフトしていて、事業者側の対応が急がれることと、スマホ抜きでは戦略を立てることはできないのです。
まとめ

1年前から現在までのクックパッドの株価の推移をみると上図のようになります。
1年前までは2000円を超えていた株価ですが、現在は1000円を割っています。
御家騒動なども要因の1つであると思いますが、動画レシピサービスという競合サービスの登場という側面も強いこと間違いないないでしょう。
このニュースからも分かるように、今後のマーケティング戦略の立て方もスマホ抜きでは考えられないと感じました。